パッチコです。今回はASUSが4/7に発売したばかりの新製品、ZenFone Goです。
パッチコが普段使っているスマホはiPhone6Plus、XperiaZL2 SOL25ですが、ちょうど7月に更新月を迎えるので、まず欲しい端末が出ているかを検討、キャリアの移動を行うか、もしくはシムフリーに転出するかを悩んでいる状況です。
普段使いではモバイルスイカを使っているのですが、iPhoneは残念ながらこの機能はないです。
しかし、通勤定期はモバイルスイカは外せない利便性があります。
今回はシムフリーについて色々と調べる機会があったのでその辺に触れながら、ZenFone Goの魅力について書いていきたいと思います。
シムフリーってなんでも使えるわけではないよ。
現在パッチコが使用しているのはAUのLTEプランです。パケット割引定額料は5700円。見落としがちなのがスマートパスが401円です。これに年額契約のモバイルsuicaが約2000円。スマホの料金というのは非常にかかっているのですね。
ただ、新しいxperiaのZ5や新xシリーズという魅力的な機器も発売予定です。AUのSIMが使えるのであれば、AUの更新をしてSIMを差し替えるというのもアリなんですが、肝心のキャリアさんに問い合わせると、ゴニョゴニョとなんとも歯切れの悪い感じです。
実際に挿してみて確認をしてみたところ、AUのSIMはやはり動作できませんでした。
上から、iPhone6用、XperiaZL2用のAU、VITAから抜いたIIJmio。
よく見れば、端子数も大きさもまちまち。下駄で対応できますけどね。
利用できない理由は、以下が挙げられます。
・対応電波の周波数、方式がキャリアで異なる。
・プラチナバンド帯が未対応
・キャリア認証の非対応。
ではシムロック解除とはなんでしょうか?
AUさんに直接確認をしたところ、シムロック解除は8ヶ月以上使用後にスマホ本体側のキャリアロックを解除することだそうです。つまり、AUであれば、AUの機器をフリーSIMで利用可能になるということです。
ただ、IIJmioがAUの通信方式に対応できるかというと、それもまだ不明です。巷にはAU用のフリーシムも存在するようです。
よって、コストダウンとしてはIIJmioのミニマムスタートプランで契約しているSIMを利用しました。
PSVITAとNexus7で使用していたIIJmioのSIMは月額で974円。この契約はvoLTEのプランではないので、通話はできませんが、IIJmioによると音声通話機能+ZenFoneGoのセットで月額2450円というプランもあります。(2016/05/06現在 みおふぉん、ミニマムスタートプラン 端末代金込み)
https://www.iijmio.jp/device/asus/zenfonego.jsp
軒並み半額です。新規購入ならこれもアリですね。
また、現在ASUSショップで購入するとIIJmioのSIMがおまけで付いてくるそうです。
パッチコの利用状況では、電話2台持ちという状況で通話は不要と考え、AUの1回線は解約の方向ですかね。VoLTE(みおふぉん)に移行するかは検討中です。
開封の儀とスペックについて
ではいよいよ開封です。パッケージは今までのNexusと似た感じのコストをかけないコンパクトな外観です。個人的にはこれはあまり力を入れなくてもいいんじゃないかと思っていたところ。
本体の色はスリーブの色でわかる感じでしょうか。
やりすぎないパッケージは高評価。
蓋を開けるとすぐに本体が出てくるのはいつも方法。
実際にはプラスティックの包装紙に包まれています。
内容物は本体、充電器、ケーブル、ヘッドホン、保証書、簡易マニュアル、シリアルシール。
正面。セットアップ後の画面ですが、電源初回投入時はセットアップウイザードと
製品登録を先に行います。画面は禅太郎の春のテーマ。
背面はしっとりとしたマッドの仕上げです。SelfieやLaserと比べると地味かもしれませんね。
デザイン的にはいいのですが、使うとなるとちょっと疑問符のついたスリープスイッチ。
ヘッドホン端子は割と中央より。
底面はマイク、MicroUSB、背面にスピーカー。これはコスト削減でモノラルスピーカーです。
側面はボタンが一切ありません。背面の縦長のボタンが音量スイッチとなります。
ZenFone GoはデュアルSIMでシムフリーの端末となりますが、
2枚のSIMを切り替えて利用可能とのこと。また、バッテリーを
交換できるのは今時珍しく嬉しいポイント。
初回起動時にはセットアップのためのウイザードと製品登録、またZenUIのためのアカウント登録等ができます。
Googleからのプレゼントとして、100GBのクラウドスペースを2年間無料で使用できます。ただ、パッチコの場合数多くの無料アカウントを持っているので、これ以上追加できませんでした。延長利用権だったらよかったのにね。
スペックについて:
ZenFone Goはサイズ的にZoomとLaserの中間。ほとんど大きさに差はありませんが、重量も中間。画面サイズはGoとZoomが5.5インチ、Laserが5インチ。微妙な差ですが、Goの方がLaserよりも狭額化なんですね。ちょっと意外。ただしZoomはフルHD。カメラの画素はGoが見劣りするかな。Zoomは光学3倍、Laserはレーザーオートフォーカス。
画素は若干他のモデルよりも低いものの、多彩な機能でフォローしてくれます。
ZenUIはAndroidの可能性を広げます。
AndroidのGUIには賛否が分かれますが、普段メインで使用しているのはGoogleSearchのホームを使用していることが多いです。これはNexus9やNexus7でかなり重宝しており、SonyのxperiaZL2でもわざわざ変更して利用しています。
ただし、それ以上の使い方や個性というものはないように思います。
ASUSのスマートホン、タブレットにはZenUIというホーム画面があり、ASUSらしさを体感するにはこのUIを試してもらうのが一番と思います。
ZenUIのホーム画面と管理画面。とてもわかりやすく、慣れてくると他のAndroid機に戻れない。
ソフトウェアキーボードのサイズも自由に変えることができます。しかもこれはATOKです。
フリック嫌いのパッチコはこの機能がとても気に入りました。
中でもZenMotionはダブルタップでスリープ解除、使用後にまたスリープという操作ではZenUIが便利。冒頭で気になったスリープボタンはこの機能で解決です。
またスリープ状態で画面にcと書くとカメラが起動します。Wはwebブラウザを起動。
また、冬場に手袋をしたまま操作できる「手袋モード」や「片手モード」、後述する予定のView Folio Cover、お子さんやメカに弱い方向けの「キッズモード」、「簡単モード」など利用者に合わせた設定を行うことが可能です。
ZenFone Goを生かすガジェットはこれだ
・オススメカバ−3種
Ferica対策として、カードの挿さるタイプのPUレザーケースを購入してみました。
やっぱり、パッチコといえば赤よね。
モバイルSuicaではないので、チャージはできませんが、オートチャージカードなどもあるので、
なんとかなるでしょう。年会費もいりませんしね。
薄さを気にする人にはこれがオススメ。
中国製でパッケージも超適当でしたが、樹脂系のクリアケース。
厚みを極力増加させないで保護できます。
ポリカーボネートに引けを取らないほど薄目のケース。外観を損ないません。
パッと目にはケースを着けているのもわからないほど。
3つ目はビューフォリオカバー。
ASUS純正のViewFolioCoverは絶対外せないところ。
全面蓋に円形の窓が付いており、時刻や各種通知ができるようになっています。
これを購入しようと思っていたのですが、赤がないんです。(あります?)
パッチコ的にはこれはいけないということで、ちょっと質は落ちるがサードパーティ製をを購入しました。
IVSOという中国のブランドです。基本的な機能は同じですが、赤のものがなかったので。
純正との違いは止め口と色、素材。色さえあれば純正の方がオススメ。
背面は若干ボタン関係の押しにくさがあります。
特徴的な円形の窓はGUIと連携します。カバーをつけたまま撮影が可能です。
私自身はあまりスタンドの機能はいらないですけど。
カバーを閉めた状態で時計を表示したりカメラ撮影もできます。
・ZenWatch
ASUSのスマホということであれば、これは外せない。スマートウオッチです。
オシャレな外観とスマホはできるビジネスマンを演出しますw
これは何度もレビューしていますが、GoogleKeepとの連動をすることによって、音声メモをテキストとして保管したり、満員電車の中で不意にメールを確認したり、音を出さずに目覚まししたりと、Androidの良さを飛躍的に向上させてくれますよ。
どの端末でも保管したメモは参照できますよ。
モバイルスピーカー:
ZenFoneGoは内蔵スピーカーが残念ながらモノラルなので、モバイルスピ−カーは必須かな。また、防水でもないので、お風呂で音楽の時とか便利です。
シリーズ純正オプションで発売してもいいと思うけどね。
では不満点は。(パッチコ目線)
Fericaは欲しいなあ:
ZenFone Goを選んだ上での最大の不満点はFerica未対応のことでしょう。
残念ながらZenFoneを含む海外勢のスマートホンは多くが未だにFericaに未対応です。
iPhoneも例外ではありません。(2016/04/25時点)
その場合には手帳タイプのケースなどと合わせてSuicaなどを使うことになります。チャージは駅の機械などを利用したり、オートチャージ対応のカードにするなどで負荷は軽減できます。Suicaの定期の残期間によっては更新時期を考える必要があります。
NFCもなければないで寂しい:
意外に知られていませんが、NFCの便利さはAndroidならではです。
まぁ、なくても支障はない人もたくさんいそうですが。
パッチコ的には、カラーバリエーションが乏しい:
あとせめて赤を増やして欲しいです。ASUSの他の製品は結構あるんですよ。赤。
せっかく脱着式の裏ブタなので、別売で販売してくれませんか?できればFericaもつけちゃいませんか?
Selfieのボコボコデザインもいいですよね。
Fericaを我慢できるならベストなコストパフォーマンスを謳歌
当初、ZenFone Goはコストダウンのために削れる機能を極限まで削ったエントリーモデルという印象でしたが、いやはや、キャリア系のスマートホンとは互角以上にわたり合える高性能機でした。
また、内蔵ストレージが16GBと控えめですが、現在では200GBに迫るSDXCカードも販売されていますので、どうにかなってしまうと思います。
これだけの機能、使用頻度の低い機能の削減。
結果¥19、800.という価格。 コスト削減を狙っているのなら、このシムフリーは協力なサポートをしてくれるはずです。
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購入金額
19,800円
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購入日
2016年04月23日
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購入場所
ASUS
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