表示価格は19,800円と、この製品の最近の価格としては安いというレベルでしかなかったのですが、パッケージの型番部分に「Xtreme」の文字が無いことに気付きました。そこで店の方に頼んでよく見せていただくと、型番ラベルに「3C01120104」と書かれていたのです。つまり、マイナーチェンジ前の8KB/PageのBGA NANDを搭載しているバージョンであることを意味しています。
マイナーチェンジの話をしばらく知らず、古い方を一つ買っておけば良かったと後悔していましたので、今になって新品を見つけたと言うことに感激して購入を決定。しかも現在はセール期間中で、表示価格から10%引きするということでしたので、価格面でも十分にお買い得感があります。
ただ、最大の問題点となるのは、私のPC環境でこの製品の速度性能を活かせるものが殆ど無いということです。現在レビュー用に使っているIntel DQ77MKやオーディオ用のMSI B75A-G43辺りを除くと、SATA 6Gbps環境すらろくに無いほどですからね。メインPCのASUS P6X58D-E上の6Gbpsポートは性能の低さに定評がありますし…。
ただ、同社のPX-256M2Pの相当品であるCFD販売 CSSD-S6TM256NMPQを、P6X58D-EのICH10R側に繋いでも体感速度では非常に優秀でしたので、せっかく入手した以上早めにどこかで活用してみたいと思っています。
その際何か気付いた点などがあれば、本レビューに追記する予定です。
未だに古びない性能
<2015.09.03追記>
今更ではありますが、SATA3環境で性能を測定しましたので追記します。
測定環境は以下の通りです。
・CPU:Core i7-3930K
・M/B:ASUS P9X79
・OS:Windows 7 Ultimate SP1
・起動SSD:SanDisk X300s 512GB
Crystal Disk Mark Nano Pico Edition
さすがに現時点での最速というわけにもいきませんが、充分に高速と呼べる水準は保っているのが凄いところです。既に3年前の製品ですからね。
シーケンシャルでこれより速い製品は多くありますが、ランダムまで安定している製品は意外と多くはありませんので。
実は未だに出荷時点でのファームウェア(1.02)で動かしていますので、最新版(1.08)にすることで挙動が変化する可能性もありますが、かつての高性能モデルらしい貫禄はみせてくれたのではないかと思います。
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購入金額
17,820円
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購入日
2013年05月23日
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購入場所
ケーズデンキ
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