"Radeon HD7750"2012年にAMDが発売したミドルレンジのグラフィックボード。
HD7000シリーズは初めてGCNアーキテクチャを採用したことが特徴です。
「あれ?前も同じ物紹介してない?」と思う方もいるかと思いますが…
はい。2枚目です。
久々に少し遠いハードオフに行ったら見覚えのある箱が4個もあって気が付いたらそのうちの1つを持ってレジに…(^_^;)
家に帰って開封してみたらなんと、フィルムがついたままの超美品じゃないか!(*≧∇≦)ノ
もちろん付属品は完備、HDMI-DVI変換ケーブルに至っては未開封でした。
もしかしたらコレクターが放出した個体かも?
今回の個体はジャンク品だったので少し心配でしたが、無事に動作してくれました(*´ω`*)
このHD7750は訳あってGT710を剥奪されたVAIO Type R Masterに着けようと思って購入しました(単純にコレクションとして欲しいのもあるけど)
補助電源が不要なのでメーカー製PCや古いPCにも搭載できるので便利です(`・ω・´)
組み込んだのでタワーバー的なパーツを付けようとしたら…
(;゚Д゚)干渉したぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!
ということでVAIOへの組み込みは諦めます(´・ω・`)
いつ見ても美しい
やっぱりいつ見ても洗練された美しいデザインです(*´∀`)
とても7年前の代物には見えません。
動作確認のためにRX470を取り外してメインPCに組み込んだのですが、同じグラボが2枚並ぶ姿は壮観です。
このシルバーと赤のカラーリング+直線基調のデザイン。私の好みど真ん中で堪りません。
性能とか無視してこのまま使おうかと思ってしまうくらいです(^^;
意外と使える?
せっかくなのでドラクエXベンチを回してみました。
比較的軽量なドラクエであれば十分動かせる性能を持っています。
さすがにHD7750をRX470改とかGTX750Tiと比べるのは可哀想なのでVAIOの改造ついでにGeforce 7600GSとGeforce GT710と比較してみました。
結果としてはGT710が1582で「重い」判定、7600GSが681で「動作困難」判定でした。
えっ?「CPUが違うだろ」って?E6600と7820Xの圧倒的な差は気にしてはいけない。
ただ、CPUなどの環境を揃えたとしてもHD7750はGT710とは比べ物にならない性能を持っていると思います。これだったら実家に放置してるGTX750Ti(痛)と比べても良かったかも…
大事なのは見た目
このHD7750は発売から7年が経ち、絶対性能では最新のローエンドクラスにも劣ります。
恐らくGT1030やRX550と比べても低性能でRyzen APUの内臓グラフィックにも確実に負ける性能です。
それでも、このデザインだけで所有する喜びを感じている自分がいます。
とても他人に薦めることはできない自己満足です。
そう、大事なのは見た目なのだから( ー`дー´)キリッ
2019/10/10【追記】グリスの塗り替えとCFX( ゚∀゚)o彡°
どうやらHD7750はミドルレンジでありながらマルチGPU技術のCrossFireXに対応しているようですΣ(・□・;)
せっかく同じ(?)グラボが2枚あるのでCFXに挑戦してみようと思いました(`・ω・´)ゞ
HD7750は発売から7年が経過する上に分解した形跡がないのでCFXの前にグリスの塗り替えをしてみました(*'▽')
今回使用するのは何かとお世話になっているアイネックスのシルバーグリスAK-450です。もともとCore i7 7820Xに使うために購入したもので熱伝導率は9.24W/m・℃です。
分解は非常に簡単で底面のネジ4本とファンコネクタを外すだけで分解できます。
分解してみたら外装同様中身も非常にキレイでグリスもカピカピにはなっていませんでした。
今回のHD7750と最初に入手した個体を共に差し込めば準備完了です!
ちなみにHD7750でのCFXはブリッジケーブルも不要でただ刺すだけなので非常に簡単ですね♪
7770以上だとブリッジケーブルが必要になるそうです。
いざっ!CFX!
CrossFireの項目が出てきてウキウキです♪
CFXに対応しいているベンチマークとして3DMARK FireStrikeを実行してみました。
マルチGPUの証、CFX( ゚∀゚)o彡°AMD( ゚∀゚)o彡°
DirectX12のTimeSpyは旧型ミドルレンジには荷が重いと思い実行していませんので悪しからず(´・ω・`)
HD7750単体
HD7750CFX
今回ベンチマークに使用した構成は8コアのCore i7 7820X+メモリ24GB、ベンチマークをインストールしたのは旧型とは言えSATA3の上限速度に達する性能のSamsungの840EVOを使用しているので余程重量級のベンチマークでなければボトルネックはほとんどない構成だと思います(`・ω・´)
HD7750単体でのスコアは2429で、CFXでのスコアは4158です。
ざっくり1.7倍のスコアになっています( ´∀`)bグッ!
これだけ効果があるなら上位クラスのGPUも喰えるかもしれません(*'ω'*)
普段メインPCで使ってるRX470(改)に挑んでみましょう!
RX470TUEEEEEEEEEEEEEE!
CFXであっても3倍近く差がついていて全然敵いません(´;ω;`)ブワッ
調べてみるとFireStrikeで4000強のスコアはGTX750Tiと互角のスコアだそうです(´・ω・`)
旧式とはいえGTX750Tiは2014年発売かつ飛躍的に性能が向上したGPUなので2012年発売のHD7750がここまで食い下がっているだけで上等だと思います。
何よりこのCFXのビジュアルは圧巻なのでこれだけで満足感があります(⌒∇⌒)
しかしこのPCでは時々ゲームもするのでRX470(改)でも性能が足りていない現状です。
メインPCはRAW現像用に割り切ってゲーム用PCを別に用意してHD7750CFXで運用しようか検討中です。
(`・ω・´)<我が名はめぐみん。紅魔族随一の魔法の使い手にして、爆裂魔法を操りし者。我が力、見るがいい!エクスプロージョン!
2019/10/30【追記】ニーアオートマタでもCFXが使えたよ!
次期GPUの選定にあたってマルチGPUが私の使い方で生きるのかを見るために私がプレイするゲームの中では圧倒的に重いニーアオートマタをプレイしてみた結果…
このゲーム、SLIやCFXは使えないという記事を見かけますが…
CFX使えるじゃねぇか!
結果としてはCFXは使えました。
HD7750単体では最大15fps
CFX(デフォルト)15fpsのまま効果なし。(CFXが動作しない)
CFX(AFR対応)38fps出るが画面の描写がおかしくなりフィールドが暗黒に…
CFX(1x1を最適化)32fpsで動作。
CFX(AFR互換)37fpsで正常に動作。
※プリセットはLowかつ解像度は1920x1080で統一
ちなみに2200Gの内臓グラフィックだと同じFHD環境で垂直同期を入れて25fpsでした。
恐らくHD7750CFXで垂直同期を入れるともっとfpsが落ちてしまうことが想定されます。
このゲームの最低環境はGTX770以上なんですけどね。あとFHD環境だとGTX980が推奨。
セカンダリのHD7750がジャンク品な影響なのかCFXを組んでいると時々フリーズするので実用は厳しいですね。
以上追記
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購入金額
1,650円
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購入日
2019年10月06日
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購入場所
ハードオフ
まこりんさん
2019/10/07
しかも、このお値段で超備品!
良い買い物でしたね☆
Kei0048さん
2019/10/07
もう一枚買ってもいいかな…と思いましたが使い道を考えて見送りましたw