最近特価品として、6千円を下回る値段で売っていたりするKINGSTONのSSDです。
確かに安い。安いのですが、少し足せば830が買える値段でしかありませんから、コレを買ってもいいのかどうか悩みますね。しかも、Sandforceコントローラ搭載SSDです。Sandforceコントローラは癖が強いということで有名ですし、やはり悩みます。
まぁ、今回はSandforceコントローラ搭載品を使ったこともないということで選んでみました。
熱圧着ブリスターパック! 早く滅びないかな……。
パッケージを見ると、Read:535MB/s Write:480MB/sとそこそこ高性能な印象。
まぁ、あまり性能とか気にしないで買ったので、高速化どうかとかどうでもいいです。というわけで、軽い気持ちで試しにベンチを測ってみました。
おぉっと! 公称値とかどこ吹く風の数値が出ました。Writeはともかく、Readのほうが遅かったりするのってどうなの? ある意味ビックリしてしまったので、設定を変えて再度計測してみます。
いくつか条件を変えてみたところ、データ容量を小さくするほどに計測値が高くなって行きました。50MBあたりなら、少し前のSSDレベルといった感じです。
さらに、0Fillで試したところ。
一気にパフォーマンスアップ! 思わず笑ってしまいます。
1Fillもまずまずの数値。これなら十分高性能なSSDといっても構わない結果になりました。
他にもAS SSDなどのソフトを使って計測もしてみましたが、全てにおいてランダムの結果が低迷に終わっています。それと、データも小さければ小さいほど数値が大きくなります。なんか不思議な感じもするSSDですね。
たいていSSDはシステムドライブとして使われます。そこで、このSSDはシステム用に調整されているようです。安いからといって2.5インチケースに入れて、ストレージ代わりにしようとするとかえって遅さにびっくりさせられるかもしれません。その代わり、システムドライブとして利用すればそれなりのパフォーマンスを発揮してくれそうです。
適当に選んだ製品なのに、結構笑えるSSDでした。
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購入金額
5,980円
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購入日
2012年10月10日
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購入場所
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