レビューメディア「ジグソー」

マクロ撮影時のピント微調整がしやすくなる

マクロ撮影では、被写界深度が浅くなるので、ピント調整がしにくい。

 

特に、できるだけ大きく撮りたい時には、最短撮影距離で撮れるよう、被写体にできるだけ近づける必要があるのだが、わずかでも近づき過ぎると、思ったところにピントが合わなくなる。

 

ピント位置を合わせるためには、カメラを前後に移動させる必要があるが、マクロ撮影時には三脚を使用することも多くなるため、微調整がしにくい。

 

そんな場面で役立つのが、マクロスライダーだ。

 

マクロスライダーは、三脚とカメラの間に装着することで、前後左右の位置調整を可能にするアイテムだ。

現行製品では、国内大手の三脚メーカーであるベルボン社からスーパーマグスライダー(税別20000円)が発売されているが、旧モデルがヤフオクにも比較的多く出品されており、手頃な価格で入札できるため、入手してみた。

 

年季の入った外箱
年季の入った外箱

発売時の価格は税別で9500円
発売時の価格は税別で9500円

 

発売は1989年らしく、1998年に現行のスーパーマグスライダーが発売されている。

途中10500円(税別)になっているようなので、入手したものは20年程前のものと思われる。

いずれにしても、銀塩カメラの時代の製品だ。

 

更新: 2015/12/19
機能性

2つのツマミで前後左右の微動が可能

製品自体は綺麗な状態で、動作上も全く問題なかった。

 

 

前(上)側のツマミで、カメラの前後移動ができ、後(下)側のツマミで左右移動が可能だ。

それぞれに設けられた黒いツマミネジを締めれば、固定することもできる。

 

 

更新: 2015/12/19
使用感

ピントの微調整が楽にできる

移動は前後65mm、左右26mmで、狭いようにも感じたが、実際に使ってみると充分な移動範囲といえるものだった。

 

今までは最大倍率での撮影を狙うと、三脚の前後左右の位置を微調整しなければならず、セッティングに時間がかかっていたが、2つのつまみを回すだけで微調整ができるので、短い時間でセッティングが可能になった。

 

気になったのは、カメラを載せる部分が後になるようにするのが本来のようだが、使用するレンズによっては、スライドレール(バー)の方が前に出るので、被写体に先に当ってしまうことがある。

前後逆にすることで、被写体への衝突は避けることができるが、重量バランス的に、安定性は若干劣るかもしれない。

 

また、カメラを下に向けた搭載になると、カメラの重みで前に出て行ってしまう。

 

この辺りは、なるべくカメラを下に向けないようなセッティングを行う必要がありそうだ。

  • 購入金額

    3,110円

  • 購入日

    2015年12月14日

  • 購入場所

    ヤフオク

16人がこのレビューをCOOLしました!

コメント (0)

ZIGSOWにログインするとコメントやこのアイテムを持っているユーザー全員に質問できます。

YouTube の動画を挿入

YouTube の URL または動画の ID を入力してください

動画の ID が取得できません。ID もしくは URL を正しく入力してください。

ニコニコ動画の動画を挿入

ニコニコ動画の URL または動画の ID を入力してください

動画の ID が取得できません。ID もしくは URL を正しく入力してください。

ZIGSOWリンク挿入

検索対象とキーワードを入力してください

    外部リンクを挿入

    リンク先の URL とタイトルを入力してください

    URL を正しく入力してください。

    画像を挿入(最大サイズ20MB)

    画像を選択してください

    ファイルサイズが20MBを超えています

    別の画像を追加

    ZIGSOW にログイン

    ZIGSOW会員登録(無料)はこちらから