EUNOSロードスターで世界的に再燃したオープンカー市場に、Hondaがようやく本格的に投入したクルマでもあり(実はBEATにも10年16万km乗っていた)、数十年ぶりの「エス」復活でもあった。
BEAT,EUNOSとオープンの味をしめ(一時期2台同時所有していた)、自分にとってもはやオープンカーは無くなはならない存在となっていた。
ややお疲れのBEATに変わる後輪駆動のオープンは…と思っていた頃東京モーターショーでSSMと出会う。S2000のスタディモデルである。
とはいえ、Hondaにとってあまりにも久しいFR車な故、初期に不具合が多く出る事は初めから想定されたので、あくまでも静観を装っていた。
2002年モデルが発表された際、リアウィンドウがそれまでのビニールからガラスへと変更があり、この変化は私にトリガーを引かせた。
それからあっという間に9年。
イロイロあって最初の2年で6万kmを越えていたから、そこからの伸びは衰えたとはいえ、総走行距離はそれなりである。
後継機種が食指に触れるようなモノであれば乗り換えも、と思っていたものの、残念ながらHondaは開発を中止してしまう。
はじめはBEATより狭い室内、薄いトルク、酷い乗り味に辟易していたが、それなりに改良を重ね強化してきたことでかなり改善された。他車への乗り換えを検討していないと言えば嘘になるが、ここまで仕上げてきた事による思い入れと、後継車が出ない事による希少価値化も考えてしまい、なかなか手放せないところである。
まだまだ弄りだしたらキリがない、そんな余裕代(未完成な部分の多さ)のあるクルマである。
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購入金額
3,000,000円
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購入日
2002年02月頃
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購入場所
ホンダベルノ京葉
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