が!しかし!
それでも私がジャケドローを買ってしまうのは、いろいろな意味で評価出来る点が多々あり、かつコストパフォーマンス的にも非常に優れている時計だと感じるからです。
WGの外装、白文字盤の典型的なグランセコンドを持っていながらも、やはり色違いが欲しいということで買ってしまいましたグランセコンド・オールブラック!!
オールブラックの装いを支えるのは流行とも言える高硬度セラミック。ウブロやシャネルも採用しているアレです。
そして、肝心要の文字盤は、もはやお家芸とも言える焼成エナメル仕上げのデカ文字盤、しかもジャケドロー曰く「ピュアブラック」。
黒い焼成エナメルは歩留まりが悪いらしく、100枚焼いて使えるのが1割以下らしいです。
そんななか、この個体は88本限定。それぞれにシリアルが入っています。焼くのはえらく大変だったろうと想像しちゃいます。
実は、この黒文字盤が欲しいと思うきっかけを作ったのは、バレッツというジャン・レノ主演の映画だったのですが、そのなかで悪役が愛用しているのがこの黒文字盤でWGの限定ジャケドロー。
映画であれほどに大写しになるのはもしかしたらプロモーションかも知れませんが、映画全般を通して時計フューチャーがかなり入っている所を見ると、もしかすると監督のチョイスかもしれません。
いずれにせよ、軽くて、丈夫ででも繊細な文字盤・・・いやー、惹かれます。このアンビバレンツな質感!!
ベルトも最新バージョンにに換えて夏の間は重宝しそうです〜!
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購入金額
0円
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購入日
2011年08月09日
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購入場所
お富さん
2011/08/09
お富さん
2011/08/09
エナメルと一口に言ってもいろいろな種類がありますが、このジャケドローのエナメルはよくわかっていると言うか、でかいから仕方ないからか、相当「ムラムラ」としています。
キレイすぎる文字盤にはちっとも萌えませんが、少し気泡があったり、やや波打っていたりすると相当キます。
特にこの黒文字盤の仕上がりはまさしく「さざ波立つ湖畔を新月の真夜中に覗った」かのようで、見ているとどんどんと吸い込まれます。
お富さん
2011/08/09
ローターは一応PVDかDLCで黒くなっています。
仕上げに関しては、決してバカに出来ず、ダメなパテよりも1枚上手で、最高のLUCよりも1段落ちます。
量産品として考えると良心的な仕上げです。
お富さん
2011/08/09
仕上げもなかなかです。
北のラブリエさん
2011/08/10
お富さん
2011/08/10
実際・・この時計ですが、知らない人、というか一般的な方々がみると「んー、なんか3万円くらいはしそうなファッションウォッチですねー」「なかなかオシャレですねぇー」な時計だと思います・・。
よく見ると凄いんですが、ぱっと見ると全然凄くありません!
でもそこが良いんですよねぇ。
げるねおさん
2011/08/10
お富さん
2011/08/10
オーディオならば、音を聴くまで、その人がどんなに命を削ってその趣味と向き合ってきたのか解りませんが、時計の世界はちょっと話をすれば、一瞬である程度解ってしまうと言う怖さがありますからねえー。迂闊な時計はおいそれとつけていられません・・・。
kassyさん
2011/08/10
実物はかなり凄そうですね。
そして、意外と(失礼ながら)ムーブメントが綺麗な仕上げである事に驚きです。
なんとなく、お富さんらしいチョイスな気がしますです。
テイラーさん
2011/08/10
私が買っている時計も、ここ5年ぐらい黒文字盤の腕時計です。
締まった感じがしていいですね。
金とかプラチナとか、ちょっと嫌味な光り方してしまうのでビジネスには、ちょっと。
たぅさん
2011/08/10
ぜったいに自分の腕においたら、
子供の借り物みたいな状態になることが目に浮かぶくらいでかいですね(笑
でもしっかりと視線を奪っていきそうな何かが・・・?!
ブラックマジックでしょうか?(笑
お富さん
2011/08/10
この大きさでこのエナメルですからねぇーじっくり見るとじわじわとくる存在感が凄いです。
そして仰るとおり「意外にも!」ムーブの仕上げが良いんです。
元々ピゲのムーブ自体、流石にETAよりは上だと思っておりますが(輪列も好みです)なかにはダメな仕上げのFPムーブブランドもございます。
その点、この子はなかなかの仕上げですよ。(モーザーよりも仕上げは上です)
お富さん
2011/08/10
良いでしょ〜!なかなか全部が真っ黒な時計って少ないんですよね。
ビジネスユースにこの時計してたら、ちょいワルどころか、激ワルに見えてしまいそうですが・・・(爆)
お富さん
2011/08/10
むふふ。どうやら黒魔術の世界にやられちゃいそうですね!!
この時計は本当に不思議な時計でして、ぱっと見はなんというか、おもちゃっぽくも見えるのですが、じっくり見てみると他の時計には無い存在感が凄まじいです。
いつの日かご覧になってみてください。
お富さん
2011/08/10
しかも黒いとちょっとまた不思議な感覚です。
お富さん
2011/08/10
1本1本全く表情が違うというのも重要なポイントですね!
お富さん
2011/08/10
光沢感のあるケース、ざらっと、ぬらっとした文字盤、丁寧に乗せられたホワイトマーキングによるインデックス。最後の仕上げはWG製の磨き込まれた針。
もちろん、ベルトはクロコを使う事も可能ですが、そこでクロコをチョイスしちゃうと単なるイヤラシイ人になっちゃいます。
ここはあえて、絶対にラバーです!
いやー、いろいろな意味でたまらない組み合わせです。
kassyさん
2011/08/10
プツプツ感いいですな~。。
そう言えば、robertmaronで、黒トロ出てますね。
お富さん
2011/08/10
エナメルは大きくなるほどに作成が難しいのですが、この大きさでこの質感というのは相当頑張っていると思います。
コンピューター制御の炉を使っても黒に白文字というのは勇気の要るデザイニングでしょうね。
マテリアルとしての陶磁器という存在感は、イコール海中時計の世界観ですので、まさしく新しくて懐かしいというテーマにはぴったりです。
RMの黒トロ良いですな−。先日某所で黒トロ出たのですが、どう見てもアレな個体でした・・。でも800くらいついたようです。いやー、怖いもんですなぁ。
お富さん
2011/08/10
書体やロゴ、インデックスの位置、年式などなどを勘案しても間違いないです。
しかもあのカマボコブレス付きっ!56年式なので、裏側にエグレのあるラグはギリギリの時期ですが、外れてはいません。
イヤー、欲しいですな−。
2000万とか言いそうなのがRM商法!でも仕方ないです、それだけの品揃えとクオリティですから・・・。
kenさん
2011/08/10
カッコいい時計ですね。
文字盤が独特で、目を引きますね。
お富さん
2011/08/10
そうなんですよねー。このブランドは新興とはいえ、時計好きの刺さるポイントを上手く突いていると思います・・・。
特にこの文字盤、ともすれば余白だらけでつまらなく見えがちなのを上手くまとめています!