前回紹介した
で、悪の道に落ちた(?)少年は次はTOMTOMに手を出した。
TOMTOMとは最もタイコらしいタイコで、
・両面ヘッド(両側に皮がある)
・設置はタムホルダーという器具に付けて宙づりになっている(直接床置きではない)
という特徴を持ったタイコ。
西洋音楽(←古くさい言い方ですが、まとめていうと)ではリズムを刻むよりは「フィルイン」と呼ばれる小節尻の装飾音に使われることが多い。
今でこそTOMTOMをBASS DRUMに直接付けるのではなく、スタンドで床から立てたり、ドラムラックという檻のようなものへ金具を付けるなんてことがされているが、当時はTOMTOMはタムホルダーという金具でBASS DRUMに載せるのが一般的。
で、先輩から特価で買ったオンボロドラムのタムホルダーがTAMAのホルダー受けしか入らなかったのでBASS DRUMはTAMAを購入したのは前回説明したとおり。
その後少し余裕ができたので、そのタムホルダーごと買い換えた。オンボロのヤツは「入った」とは言っても会社が違うため、微妙にガタガタしてもいたので。
BASS DRUMと同じくオールバーチ(樺)6プライの「SUPERSTAR」シリーズ。しかしBASS DRUMは深胴の9900シリーズとしたが、TOMTOMは標準胴の9800シリーズ。つーのもあまり背が高くないのに、
この当たりでドラムを叩いている野獣のマネをしてBASS DRUMを24インチにしたため(最も一般的な径は22インチ)深胴にするとTOMTOMのセッティングが高くなりすぎるから。これは当時(今もだけど)TAMAはドラムの胴の中にハードウエアを入れない(タムホルダーの棒などを突っ込まない)というのがポリシーでTOMTOMにくっつけるのはL字型の金属。確かに胴の中に異物は入らないが左右の調整幅が殆どない(ボールクランプの開きだけ)。
ほとんど左右の位置をを選べないため、セッティングの自由度が低かった。そのため深胴を低くセッティングすることが困難なため、薄いヤツを購入。
二ついっぺんに購入したが、これはその小さい方。12インチでタムホルダーの左に位置する。
位置的にはちょうどスネアドラムの上となり、左手でも右手でも容易にカバーできるエリアにあり一番叩く頻度が多いTOMTOMでもある。
オンボロに比べればまずハードウエアがしっかりしたので、軋みもせずきちんと鳴り自分が上手くなったよう。その後少年は10年間以上にわたりドラム地獄へ堕ちt(ry
.................................. つづく..
TAMA Drum
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購入金額
28,000円
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購入日
1983年頃
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購入場所
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