元々母用のPCにはAM2ソケットマザーとAthlon64 3000+(AM2)を使用していたのだけど、マザーが故障してAM2+のASUS M3A78-EMに。そしてブルーレイを再生したくなったのでCPU性能を上げるためにこのPhenomII 700e(AM3)の出番となった。このCPU&マザーを交互に交換してアップグレードする芸当はソケットの寿命が長いAMDプラットフォームならではですね。
780Gチップセットのオンボードグラフィックとの組み合わせだったが、BDはしっかり再生可能に。中途半端な気がした「3コア」も、常駐ソフトに1コア食われつつ2コア使えるのだから何気にいい感じ。
母の用途であるオフィスソフト&動画視聴には十分すぎる。体感速度も去ることながら、ベンチマーク(CM2004R3)でもCPU関連項目は当時自分のメインPCだったE8400のスコア越えている。オンボードなので総合スコアでは負けてしまたが。
「e」の型番をもつTDP65Wモデルだけに、消費電力と発熱もかなり優秀。80PLUS云々が無い時代のSFX電源を使っているのだが、それでもアイドル時は70Wに納まる。温度もちゃんと取得できてるのかと心配になるくらい低い。
バルク品での購入でCPUクーラーが無く、クーラーが届くまでAthlon64 3000+リテールクーラーで動作確認したが、それでも全然問題なかった。
その後届いた「クーラーマスター Hyper TX3」という9cmサイドフロー型クーラーに換装したが、やはり冷却力に余裕があるのかファン回転数は大して上がらないのだ。
さて今更だがコレ、705eではなく700e。何が違うってちょっとクロックが低い(705eが2.5GHzで700eが2.4GHz)だけ。705eがあれば十分と思われたのか日本では705eしかBOX発売しなかったようだ。なのでこの700eはじゃんぱらのバルク中古品。
デュアルでもクアッドでもないトリプル。この中途半端さに魅力を感じる私は変でしょうか。
ちなみに見た目は古いVAIOでSFX電源というゲテモノ構成だが、このCPUにしてから1年以上1度も分解や構成変更は行っていない。何より安定して動いてくれるというのがありがたいものだ。
その後更なる性能向上を狙って890GX搭載マザーに換装、当初はFM1へのマザー&CPU換装を考えていたのだが、気づけば交互アップグレードを踏襲してしまった。
マザーの検証という形でベンチマークも取得しているので(レアCPUだし今更需要があるのかは判らないが)データがきになる方はそちらもご参照頂きたい。
DDR3&SATA3という武器を手に入れ、これからも活躍してくれる事だろう。
-
購入金額
6,480円
-
購入日
2010年11月18日
-
購入場所
じゃんぱら(通販)
ZIGSOWにログインするとコメントやこのアイテムを持っているユーザー全員に質問できます。