ATAPI接続型内蔵CD-R/RW+DVD-ROMコンボドライブ…なのだが明らかに異質な穴がいくつもある。そう、7in1のカードリーダーと合体したDVDドライブだ。
当時私の自作PCは古いPCから奪い取ったCD読み込みオンリードライブしか付いてなかったのでそれの交換用に購入。初めて自分で買った内蔵用光学ドライブがこんな変態なのはさすが私。
光学ドライブ部は一般的なコンボドライブで、モーター式のトレーを持つごくごく普通のドライブ。バネ式やスロットローディング等の薄型ドライブではなくあくまで普通の5インチベイ用ドライブにカードリーダーをぶち込んでるあたりがさすがだ。
CDは書き込み可能&DVDは読み込みのみ最近は見ないが当時はよくあったタイプ。接続もごくごく普通のIDE。カードリーダー部は別途マザーのUSBピンに直接接続するタイプで、大した速度が出なかったのでUSB1.1だったのかもしれない。
個人的にDVDの書き込みを迫られる場面が少なかったので、このドライブ1個でわりと活躍した…のだが、ドライブトレーの駆動部にベルトが見える。このベルトがスリップしてしまい同世代の光学ドライブの中ではもっとも早くトレー開閉不良に。
ピンで押して開閉していたが、さすがにスーパーマルチドライブが安くなっていたのでそちらを購入し、カードリーダーのみとして使っていた。
しかしコイツのカードリーダー側の速度があまりに遅くデジカメ写真の移動にさえかなり待つ始末。
結局09年まで使い続けたが、廉価で購入できるようになった3.5インチベイ用のカードリーダーを購入してお役目終了となった。
余談だけど、当時私のPCは3.5インチベイがFDDとMOに占領されていて、わざわざ5インチ→3.5インチ変換トレーを購入して3.5インチカードリーダーを付けるハメになる。このドライブをしつこく「5インチベイ用カードリーダー」として使い続けた理由かもしれない。
コンボドライブとカードリーダー、どちらも中途半端といえばそれまでだが、3.5インチベイ搭載ケースが少なくなった今こそ活躍しそうな品ではある。
ちなみに日本へ流れてきたかは不明だが、スーパーマルチドライブとUSB2.0カードリーダーを備えた後継上位モデルもあったとか…
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購入金額
3,980円
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購入日
2005年03月頃
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購入場所
とっぷりんさん
2011/05/29
Vossさん
2011/05/31
下小川さん
2011/06/01