レビューメディア「ジグソー」

お酒が呑みたくなる一枚です(笑)

この度はHDクラシックスレビューアーに選んで頂き、本当に有難うございます。
浅学ゆえ拙い言葉にはなると思いますが、出来る限りレビューをして行きたいと思いますので宜しくお願い申し上げます。

では、三枚目『K2 HD SOUND -THE CHARM OF MASTER TAPE-』のレビューを行わせていただきます。
通常でしたら、上記アルバムについての紹介文、曲目などを引用して解説に当てているのですが、残念な事にこのアルバムについて紹介しているサイトが見つからず、どの様な過程を経てこのアルバムが誕生したのか、全く分かりません。
中のブックレット等見てみましたが、輸入版という事もあってか全文英語でしたので、下手に自分が訳して紹介すると、酷い誤解、認識の食い違いが発生する可能性が非常に高いため、敢えて解説は行わない事にさせて頂きます。本当に申し訳ありませんが、ご容赦頂ければ幸いです。

では曲目の方の紹介から。
(上記にも記しましたが、リストの抜粋が出来ないため、全て手入力による記載になります。誤字脱字などあるかも知れませんが、ご容赦下さい)

No.01:RACHMANINOFF SYMPHONIC DANCE NO.1,EXCERPT
No.02:PEPE ROMERO/ZAPATEADO,EXCERPT
No.03:JIAN JIANHUA/LEFT ALONE
No.04:RESPIGHI/QUEEN OF SHEBA SUITE/WAR DANCE
No.05:CHRISTOPHER HARDY/TOUCH
No.06:LIFT YOUR VEIL/A ROSE FOR ME
No.07:TCHAIKOVSKY/SWAN LAKE DUO
No.08:NAH YOUR SIN/HEART OF GLASS
No.09:BRUCE STARK/BLUE DREAM
No.10:STAR DUST
No.11:VIVALDI/FOUR SEASONS/SPRING
No.12:WEI LI/AMAZING GRACE
No.13:ESTHER/KINDERPIELE
No.14:HABANERA FANTASIA FROM
No.15:TUYOSI YAMAMOTO/AUTUMN IN SEATTLE
No.16:PACHELBEL/CANON IN D

No.01:RACHMANINOFF SYMPHONIC DANCE NO.1,EXCERPT
静かな立ち上がりから壮大に木霊するオーケストラ。
どんなに音が大きくなっても雑な音が一切入っていない、まるでその場できいているかの様な錯覚すら覚えます。
まるで会場の大きさまで感じさせる位の余韻。
着目すべき所は、まるで会場の大きさすら覚える位の空間の表現力です。
本当にその場に居るような錯覚を覚えます。

No.02:PEPE ROMERO/ZAPATEADO,EXCERPT
フラメンコとタップダンスのタッグ。
フラメンコのギターにタップの音が心地よく響きます。
No.01とは全く違い、シンプルを極めたギターとタップだけの音楽構成。聴いていて楽しくなります。
こういう情熱的な音楽は大好きです(笑)

No.03:JIAN JIANHUA/LEFT ALONE
ウッドベースがとても聴いていて心地よいです。
そして胡弓の響きとピアノ、ブラシスティックのドラム。どこか官能的な印象を受けます。
まるでジャズライブでも聴きながらお酒を嗜んでいる様な、まったりとした心地。
胡弓はもちろん、他もとてもいい仕事してます。聴いていて、お酒を飲みたくなる曲ですね(笑)
まぁ……おいらは飲めませんが。
ちなみにお酒はウィスキーをロックで……!アーリータイムズのイエローラベル位でいいから!

No.04:RESPIGHI/QUEEN OF SHEBA SUITE/WAR DANCE
三曲目とは打って変わって、WAR DANCE(戦いの踊り)という名前の如く、物凄い雄大さが感じられます。
HD録音だと、こういうオーケストラ関係はとても強いですね。臨場感がまるで違います。
シンプルな曲も臨場感があっていいのですが、オーケストラの方が臨場感は楽しめます。

No.05:CHRISTOPHER HARDY/TOUCH
どこかアジアンテイストで不思議な音色。
民族音楽に近い雰囲気です。というか民族音楽だと思います。
もっともブックレットが分からないので詳細は分かりませんが。
でもこう言う民族音楽も筆者は好物に入るカテゴリなので、聞いてて思わず浸ってしまいました(笑)
アジアンテイストな音楽は実は聴いていてあきませんよ?

No.06:LIFT YOUR VEIL/A ROSE FOR ME
私の為のバラ、というんでしょうか。もしくはバラの様な貴方(すんげぇ意訳)とも受け取れます。
これも民俗音楽ですねー。ケルトっぽい感じがします。
バイオリンとガットギターと……もう一個の音がいまいち分からない。
なんかケルトとアジアンの融合体っぽい音楽です。とても不思議な空間が広がっています。
でも聴いていてとても楽しくなれる曲です。元気が出ますね。こういう曲は(笑)

No.07:TCHAIKOVSKY/SWAN LAKE DUO
言うまでもなく『白鳥の湖』ですよね、これ……。え?間違っているかな……。
ハーブ……かなぁ。この弦楽器の音。多分竪琴、いわゆるハーブだと思うのですが……。
ハーブとヴァイオリン、そしてオーケストラが後ろに居るようです。
あれ……でも白鳥の湖ってこんな曲だっけ……?
なにか、違う気が……(滝汗)間違っていたらすみません……。

No.08:NAH YOUR SIN/HEART OF GLASS
直訳で『ガラスの心』ちなみにオイラの器はちっちゃい上にヒビが入っているらしいです。(某占い師さんから言われました)
ここにきて、初めての歌入り。女性の柔らかく優しい声がとても綺麗に響きます。柔らかく優しい歌声で切ない旋律を歌われると心に響きますね……。思うんですが、ボーカリストって男性よりも女性の方が優位だと思うんですよね……。あくまで私見ですけど。
でも、どことなくじゃジー。ジャズクラブでお酒を傾けながら聴き酔いしれたい一曲です。
どうでもいいですが、ウィスキー、ロックのダブルで。お酒が美味しく飲めそうな歌です。

No.09:BRUCE STARK/BLUE DREAM
サックスの音が凄くいい味を出しています。サックスとピアノ……。物凄くジャジーな組み立て方ですね。なんかこのアルバムはお酒が美味しく飲めそうな曲ばかりで、お酒を禁じている自分にはちょっと辛いかもです(笑)
いい音楽をきくとお酒を呑みたくなるのは仕方ない事なんですよねー……。こういう良い曲を聴きながら呑めば悪酔いはしないと思うんですが……。うつ病さえ多少良くなればなぁ……。

No.10:STAR DUST
スターダスト、いわば星屑ですね(笑)これもなんかお酒が美味しく呑めそうで困る。ウッドベースにアコースティックギターと言うシンプルな構成。本当にこのアルバムはお酒を美味しく呑めそうな曲が多すぎる(笑)お酒やめる前に聞きたかったなぁ……ちくと二年ばかり出会うのが遅すぎた……。
本当にウィスキーとか傾けながら酔いしれたい曲です。

No.11:VIVALDI/FOUR SEASONS/SPRING
四季から春ですね。自分この曲をきくと小学校の頃の給食を思い出します(笑)
やっぱりHD録音だからか、物凄く音が澄んでいて、気分が良くなります。
あー小学校から人生やり直してぇ……。

No.12:WEI LI/AMAZING GRACE
言うまでも無い、かの有名な曲『アメージンググレイス』です。
なのですが、この楽器はなんだろう……琴の様な、ハーブの様な不思議な音を奏でる楽器ですね。
胡弓を爪弾きしたらこんな音になりそうなんですが。
聴いていて不思議と心がほっこりします。
というか、本当になんの楽器なんだろう、この音。

No.13:ESTHER/KINDERPIELE
アコースティックギターと優しい女性の声。
このシンガー凄く声に温かみを感じます。そしてとことんまでシンプルにしていった曲の組み立て方。
色々と参考になりますが、シンプルなのが一番難しいのですよ……作り手としては。
なんか子供の頃母のぬくもりで守られていた時を思い出すような、暖かな声に注目です。

No.14:HABANERA FANTASIA FROM
久々のオーケストラです。ラテンです。情熱的です。
ヴァイオリンとラテン音楽って意外と合うんですねー……。というか聴いた事ある曲なんですがタイトルが出てきません。日本語タイトルでなんだっかけかな……。
オーケストラ特有の沢山の音で賑やかに進行していきます。ラテン音楽は聴いていて楽しくないとだめですよね(笑)

No.15:TUYOSI YAMAMOTO/AUTUMN IN SEATTLE
日本人の方ですよね……興味がわいたので調べてみました。
山本剛
こう言う舞台に日本人が居ることを誇りに思います。小学生の頃からピアノを始めたそうで……wikiにも無かったので詳しくは調べられませんでしたが、凄くピアノを歌わせるのが上手い人です。
というか、何度も言いますが
お酒が旨そうな曲は辛いのです(血涙)
ジャズバーとかに行きたくなってしまいます……。

No.16:PACHELBEL/CANON IN D
パッフェルベンルの名曲、未完とも言われる『CANON』
鉄琴と木琴の不思議な組み合わせですが、これは良い仕事してます!!
聴いていて、思わず笑顔がこぼれてしまいそうなアレンジです。
RockCanonとかもありましたが、CANONはやっぱりしんみりとした構成の方が良さが際立ちますね。RockCanonもけっしてわるくは無いのですが。
どこか牧歌的で、木琴特有の暖かな音色が物凄く曲の雰囲気に合っています。
クリスマスとかに是非聞きたい。と言うか、今年もクリスマスは一人なので(諦めている!)クリスマスはこれを聞きながらマッタリおこたでボケーっとしよう(笑)



総括

そんな訳で拙い表現で申し訳ありませんが、とてもクオリティの高い一枚です。
というかイメージ的にジャジーな曲が多かったので、お酒には物凄く合いそうですよ。
ちょっと間接照明とかつけてのんびりウィスキーでも飲みたくなる一枚ですね。

お酒好きなら是非聴いてください(笑)お酒好きじゃない人にも十分に薦められるレベルの代物ですのでちょっと興味のある方は聞いてみたらいかがでしょうか。

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