昨日の物はALPS(アルプス電気)製で、今日の物はNMB(日本ミニチュアベアリング=ミネベア)製の物になります。ALPSは、キースイッチを主に作っていて、NMBはその名の通りベアリングや、有名所ではニューナンブなんかも作っています。どちらもキーボードメーカーとして昔から名を馳せているメーカーです。
同じPC向けに作られているのに何か変わるのかとなるのですが、かなり変わります。まず、生産時期が違います。T4x、R5xの15インチ用キーボードは大きく分けて3種類あり、自分では前期(93Pxxxx)、中期(91Pxxxx)、後期(39Txxxx)と呼んでいます。その中で、さらにキーボードメーカーで分かれています。xxxxはキーボードメーカーと、言語で決まります。NMB前期の英語キーボードだと93P4780になります。
それで、T4x、R5xでは、キーボードは生産時期が古い程、キータッチがいいとされています。理由はパンタグラフがバラけた時に組みやすくしたのと、バラけにくくした結果
なのかなぁという気もしますが、時期的に違いますね。実際、NMBのキーボードを付ける時に、誤ってカーソルキーの→を完全に崩壊させてしまって、30分くらいしてやっと直るレベルでした。
また、一般にALPSの物よりもNMBの方が良いとされています。違いは、一見して同じですが、底面やパンタグラフの構造等、違いが見られます。
あと、生産国によってもキータッチが変わるようです。一般に「MADE IN THAILAND」が良いとされています。自分はその事を忘れていてこのキーボードを買いましたが、運良くタイ製が来ました。恐らく大きく変わるのはゴム椀の材質だと思います。ちなみに、最良とされているThinkPad 600のキーボードはALPS製で「MADE IN JAPAN」なのです。
実際どうなのと言う事ですが、確かにいいと思います。使い古しなのでヘタっている部分もある筈ですが、全体的にALPSの物よりもいいです。ALPSの物も、ThinkPad 600とか比べるとかなりクリック感があると思ったのですが、このNMBの物はさらにクリック感が強いです。メカニカルキーボードのキータッチを好む自分としては、これはGoodです。
また、押し切った後の感触も言葉では表現できませんが、いいです。メカニカルキーボードのように押し抜くような感じでタイプしたくなります。
ただ、これは500円で買った物なので、キーが光沢仕様になっていたり、味噌っ歯になっていたりとすごい状態です。しかし、パンタグラフがない部分でも、接点をタッチしてやると、キーとして使えますw
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購入金額
500円
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購入日
2011年01月11日
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購入場所
ヤフーオークション
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