レビューメディア「ジグソー」

☆☆☆ 最終更新 致しました。(GPU OC) ☆☆☆

最近中々プレミアムレビューが当たらずションボリしてたところでした(´・ω・`)
そうしたところ私のCPUレビューを見てくれてか
どうなのかわかりませんが、レビュー依頼がヽ(・ω・)ノ
折角頂いたレビュー商品ですが、いつも通り辛口'気味'でレビューしていきたいと思います。
(流石に辛口MAXだと取り上げられそうで(´;ω;`))


改めて今回レビュー依頼での商品を頂きありがとうございました。
いつもどおり私のモットウに従いながら、購入を考えている様々な人への手助けとなるようなレビューにしていきたいと思っています。
少々辛口評価になりますが、そちらも私のモットウの一つなので、ご了承ください。
私のモットウについては以下のリンクを参照ください。
http://zigsow.jp/?m=pc&a=page_fh_diary&target_c_diary_id=33649


はじめまして。私は学生FPSゲーマーだったのも半年前の話で等々、社会人FPSゲーマーとなってしまいました。
改めて社会人FPSプレイヤーのLevel4と申します。
http://www.negitaku.org/members/4148/
オーバークロックは趣味の一環として自作歴1年目で手を付けていました。
現在では、自作歴9年目であり、そろそろ古株な自作erになったのではないかと勝手に思い耽ってます。

【OS】
Windows7 Ultimate 64bit

最近のゲームはWindows7に最適化されており、かつ最新のゲームであるBattleField3ではWindowsXPは非対応なこともありゲーマーの中では已む得ずという形でもWindows7ユーザーは増える事でしょう。
また前回のレビューでは32bitでしたが、BattleField3では推奨メモリが4GB以上ということもあり、一応64bitにしました。
OS設定等は、いつものレビュレーション通りにしようと思います。

【ケース】
Antec TwelveHundred


このケースに関しては今更感MAXですね。
個人的には好きなケースなのですが・・・
早くマイナーチェンジでEx-ATXに対応しないものですかね(´=ω=`)

【M/B】
ASUS Maximus Ⅲ Formula (@2001)


個人的には予想外に好感度が高い商品でした。
だって、RampageⅢExtreamと比べたら明らかにスペックが・・・

【CPU】
Intel Core i7 875K


語尾のK
それはOCerの証(キリッ
レビューの通りちゃんとOCも回り個人的には好感度高いです。
今じゃSandyBridgeのせいで選択する利点は無くなってしまいましたが...

【クーラー】
Thermalright TRUE Black 120


空冷最強だったのは昔の話...
ですが黒光りと、未だに現役な冷却性能でCPUを冷やしまくります。

【グリス】
Arctic silver5


自作erなら誰しも使用したことがあると思います。
通常のシリコングリスより3-4℃も温度が下がるので1℃でも下げたいOCerご用達なのではないでしょうか。

【ストレージ】
Intel X25-M G2 80G ☆システム☆


昔の鉄板だったX25-Mも今じゃ廃れたSSDなんですね・・・
SSDの成長速度にはついていけないです。
もう容量的な意味でSSDはあんま必要ではないのですが

Intel X25-M G2 160G


まだ、SSDを倉庫にするのは贅沢な事だと思います。(恐らく...)
自分は現在Tool系のアプリケーションと、起動等を早くしたいFPSゲーム関係を入れています。
体感は忘れてしまいましたが、プラシーボも含めて早くなった気がします←

【電源】
SUPER FLOWER SF-1000R14SE


前回のSF-1000R14HEが突然の爆発を起こしてしまい、急遽買った電源です。
懲りずにまたマイナーチェンジの電源です(笑)
やはりねじロック式と、LEDが多いのは個人的に魅力が多すぎます。
何気に保証期間と80+のランクが上がってます。

【サウンドカード】
Sound Blaster X-Fi Titanium Fatal1ty Champion Series


言わずと知れた、ゲーマー用のサウンドカードです。
FPS中では驚くほど、音の位置が把握でき、MAPを熟知していれば大体の距離すらわかるほどです。
一度体験したらかなりハマると思います。
そんなサウンドカードを使っても、相手の位置を間違ってしまって怒られるのは私だけでいいです(´;ω;`)
問題はドライバがかなり不安定なことでしょうか…

[今回のレビュー環境]
-----------------------------------
OS:Windows7 Ultimate 32bit or 64bit
Case:Antec TwelveHundred
M/B:ASUS Maximus Ⅲ Formula (@2104)
CPU:Core i7 875K 4.48GHz
クーラー:Thermalright TRUE Black 120
グリス:Arctic silver5
VGA:ZOTAC GeForce GTX580
MEM:G.Skill F3-15000CL9D-4GBRH *2
HDD:Intel X25-M G2 80G(RAID0)
    Intel X25-M G2 160G
電源:SUPER FLOWER SF-1000R14SE
サウンドカード:Sound Blaster X-Fi Titanium Fatal1ty Champion Series
-----------------------------------



さぁ、レビューの本題に入ろうと思う。
最初にファーストインプレッションという形で外箱、付属品関係を見ていこうと思う。
っと思ったのだが、外箱等はなく、別の製品の箱で来てしまったので製品レビューだけにしようと思う。


まずはGTX580とはどんな製品なのかを説明しようと思う。
GTX580はGTX480のチップはほぼ同じと言っていいほど同じである。
GTX480はSM(Streaming Multi-Processor)が熱量の関係で1/4削られ合計で60基のSMを持っているのだがGTX580はその熱量の問題を解決させ、GF100をフルに実装させた形である。

またSMの改善だけでなく、GTX480と比べコア・メモリのクロックをOCさせたGPUがGTX580なのである。
それだけでなく、スペックシートを見るとGPU単体の消費電力も下がってるのも確認できる。
といっても、6Wの違いだが、この6Wを小さいと見るか、大きいと見るかは個々に任せます。

またGTX480と比べ大きく違うのはヒートシンクの大きさが一番代わりがあるのではないかと思う。
GTX580はGTX480と比べ、車のエンジンの様な巨大なシンクは搭載しておらず、高性能熱誘導体の「Vapor Chamber」を実装している。


上記の二点のおかげでGTX580のファンはGTX480と比べ200-300rpmほど回転数は落としてある。
こちらの現象は消費電力とは違い、体感できるレベルで静かになっているほどだ。
GTX580の発売時、nVidiaがGTX280番台以降最も静かと言ったことにも頷けるレベルなのは確かだ。

最もGTX280以降のGPUは(ry



さて、今度はGPUの殻割り作業を行って写真でGPUを見ていこうと思う(・ω・)
では、まずはGPUの身体に当たる基盤を見ていこうかと思う。
基板
基板

私が一番初めに思った印象が大変小ざっぱりしてる事である。
M/Bなどの基盤にありがちなコンデンサ類が殆ど無かったのは大変好印象である。

一昔乱立していたコンデンサはタンタルコンデンサとしてまとめられている。
→写真中央 メモリの右
個人的には効果あるなし関係なく、この際電源周りにも採用して欲しいと思ったのが率直な感想であるが、コストカットという事であろうか・・・

それにしてもGTX480と比べ熱問題の解決のおかげかメモリ回りも表面にまとまっているのも好印象の1つである。


次にブロアファンユニットを見ていこうと思う。

このファンユニットは鉄製で出来ており、主にメモリ関係の放熱とGPUの剛性を保つためのパーツと言っても間違いないだろう。
実際、私がたわし、もといFurMarkをフルに回した場合、触ってるのが少し辛いほど熱くなったので冷却パーツとしても一役買ってると考えてもいいと思う。


次に冷却繋がりで「Vapor Chamber」を見ていこうと思う。


簡単に「Vapor Chamber」を説明しようと思う。
と言っても、ぶっちゃけてしまえばこのVapor Chamberは、ヒートパイプと原理は同じなのだ。
ヒートパイプを平ったく潰したものと考えて頂いて構わないと思う。
平ったく潰し、上部についているヒートシンクに熱を伝える方式だ。
水冷の熱誘導性と、空冷の汎用性を組み合わせた食いしん坊もビックリな機構である。

このVapor Chamber。大きさ的には一般的なスマートホンより少し大きい程度の大きさしかないのだ。
これだけの冷却機構でGTX580を冷やせるというのは、Vapor Chamberには恐れ入る。

個人的にはもう少し大きくか、ヒートシンク部分を大きくしてもいいのではないかと思い、nVidiaの友人に聞いたところVapor Chamberは製造コストが中々高く、大きくし辛いと言う点があるとのことなのだ。
ただたんに潰すだけの作業に思えるのだが、大変技術がいる商品らしい。

また、個人的には表面等をニッケルメッキなどして貰えれば嬉しいとこではあった。
一応友人には伝えたが・・・


最後は、GPUの心臓であるチップを見てみることにしよう。

チップにはキチンとGF110と刻印されている。
これはFermiコアの事なので、問題なくFermiです。
なんにも問題はありません。
A1なので初期ロットのようですね。別に残念なわけではありませんが新しい事に越したことはないですからね(´・ω・`)
ですが現在GF110でロットによる変化等は聞いたことがないので別に問題は無いでしょう。

さて、ハード面のレビューはこの程度にして早速、実測に移っていこうと思う(・ω・)



さて、本格的にゲームやベンチを使用したレビューに移ろう。
まず、ベンチスコアを貼る前にベンチマークレギュレーションを決めなければ公平ではない。
1からレギュレーションを決めるのも時間もかかるし、互換性も無いので、昨今信用性も向上し、レビュー数や経験も豊富な4Gamer様のレギュレーションを参考にさせて頂こうと思う。
今回はDX11製品もあるので最新のレギュレーションであるレギュレーションVer.11を参考にさせて貰おうと思う。
http://www.4gamer.net/games/032/G003251/20110612001/

以降、ベンチ等はこのレギュレーションに従った方法でレビューをすることにする。


今回のレビューの比較として自分は使っていたGTX285を比較材料として使っていこうと思う。
GTX285を選んだ理由としては私が使っていたという理由と、GTX2**世代を使っている人がゲーマーの中で多いのではないかという、完全に独断と偏見に塗れた理由である。
だが、二世代前の鉄板GPUがどこまで性能が上がったかというのも個人的には気になるところである。


----------バイオハザード5 ベンチ(DX10)---------

上記はバイオハザード5(以降、BH5)のスコアである。
GTX285とGTX580全般を比べ明らかに性能向上がみられる。
中負荷では1.5倍。高負荷ではなんと、2倍にまで性能向上がみられる。
正直ここまで差が出るとは思わなかった
GTX580に関しては32bitと64bitで若干のスコアの向上があることである。
これは64bitだとDX11のスコアは微増すると聞いたことがあったのでその成果かと思われる。

----------Devil.May.Cry.4ベンチ(DX10)---------

上記はDevil.May.Cry.4(以降、DMC4)のベンチのスコアである。
最初に申し上げると大変申し訳ないのだが、64bitの中負荷のスコアは明らかに検証ミスだと思います(´;ω;`)
だが、高負荷の方は確実にあってたはずなのでこのスコアは間違ってないはずだ。
それにしても32bitの高負荷設定がGTX285に近いのも間違ってないのだろうか・・・
どこからどこまで間違ってるのか・・・焦"
これはレビュアーとしては若干失格である。

----------THE LAST REMNANT ベンチ(DX10)---------

上記はTHE LAST REMNANT(以降、LP)のベンチである。
これに関してもGTX285→GTX580で1.5倍近くの向上がみられる。
64bitと32bitではスコアが逆転しているが、これは完全に誤差の範囲だと思って構わないはず。
使用しているDXがDX10なのでその影響もあるのだろうか。
ついでにLRに関してはグラフィック設定がなく、旧世代のゲームだとして中負荷に設定してある。

----------BattleField Bad Company2 (DX10 or 11)---------

上記はBattleField Bad Company2(BFBC2)の実ゲーム時のFPSである。
BFBC2に関してはベンチマークが存在しないので、4Gamerのレギュレーションの通りに測ったものである。
これに関しても若干訂正がある。
BFBC2はDX10と11を自動的に判別し、切り替えているので本当の公平って意味では間違っているスコアと言ってもおかしくない。
それにしてもGTX580の伸びは大変素晴らしいものと言っても構わないであろう。
DX11になると負荷は若干減るので実際+5FPS程度される可能性もあることから、GTX285との差は広がるばかりだ。
問題は32bitと64bitでスコアが逆転しているが、この程度なら誤差といえなくも無いだろう。先ほどの5FPSも誤差にはなってしまうのだが・・・

----------LOST PLANET2 ベンチ ベンチ(DX9 or 11)---------

上記はLOST PLANET2(以降、LP2)のベンチスコアである。
GTX285はDX11には対応していないので自動的にDX9となる。
そう見ていくとやはり、DX9に関してはGTX580のスコアの伸びは+70%ととんでもなく上昇しているのが確認出来る。
やはり重いのかDX11に関してのスコアは大変落ちてるのが確認出来る。
実際DX9とDX11のベンチマークを見比べてみるとDX11の綺麗さには大変驚かされる。
それでも少し前のゲームなのに45fpsしか出ないのは、LP2ベンチあっぱれだ。



次にGTX480から大変改善されたと豪語しているクーラーの性能を確かめてみようと思う。

[GPU温度計測 レギュレーション]
---------------------------------------------
ツール:FerMark
Run Mode ⇒ Stability Test
Benchmarking Params ⇒ ON
Xtreme Buruing Mode ⇒ ON
1980*1200
MSAA*32

この設定で連続6時間回し続ける。
室温は冷暖房機で24℃で固定。
余計な負荷がかからないよう、操作等はしない。
---------------------------------------------


上記はレギュレーションに従って測ったGPUの温度計測の動きである。
60分以上で切れているのは、それ以降は1~2℃程度しか変動しなかったので書くほどで無かったからである。
今回このように温度の変化を見ていると"リファレンスファンにしては"大変評価に値するレベルだと思う。
外排気モデルは冷えづらいというのが定石だが、この程度の冷却性能なら問題ないだろう。
あえていうなら騒音だが、騒音の方も"リファレンスにしては"かなり抑えられてるイメージがした。
と言っても、別売りのVGAファンがないので選択肢も少ないのもあるのだが・・・

問題としてはファンとは逆の基盤の方も中々の熱を持つことだ。
VGAの隣にサウンドカードなどを設置した場合、サウンドカードも結構な熱に晒されるのは覚悟した方がよいと思う。
ここら辺は購入を検討してる方は確認した方がよいだろう。
個人的にはRadeonのハイエンドクラスの様に歪み防止・放熱を兼ねたバックプレートをつけてもよいのではないかと思う。



今回のレビューを一言で表すなら
GTX2**、GTX4**を持ってる方にも十分取り替える価値はあるとのことだ。

私が現在使用しているのもかなり廃れてきているが、今回のレビューを行い、4Gamer、他社のベンチスコアを見てもある程度今回のレビューに近いのでは無いかと今回感じた。
よって私の結論としては、ある程度のCPUを持っているならCPUより、GPUを買い換えると大幅にパフォーマンスの改善に繋がるっと言うのが私の結論だ。
最もこの結論はゲーマーに対してではあるが・・・。

ただ、今回レビュー比較に使用したGTX285も決して性能が低いわけではないVGAだ。
むしろ、現役とまではいかなくとも、全然戦えるはずのVGAなはずである。
今半期のゲームの充実っぷりは何十年かに一回程度の大盛り上がりなので、この際VGAの交換を考えている方、またCS機に見限りをつけて自作PCをしようと考えている方は頭の脇にでも今回のレビューについて覚えていてもいいのではないかと思う。
ただ、その購入の際には電源量・熱関係を考え設置する事も忘れずに。大事な事なの(ry

さて、最後になりますが、今回VGAを交換してみて二世代変わることで大変パフォーマンスの変化に驚かされた。
VGAはそこまでポンポン買えるものでは無いし、ミドルレンジを少しずつ買うなら長く使えるハイエンドをボンッと買うのも手だと私は思う。

長々となってしまいましたが、ご観覧ありがとうございました。











以降はレビュー追記 その1です。(2011.09.26)
----------モンスターハンター フロンティア ベンチ---------

上記は、モンスターハンターフロンティアオンライン(以降、MHF)のベンチマークスコアである。
GTX285とGTX580と比べ実に1.5倍ものスコアを上げているのは驚異的である。
だが、このスコアがどのような観点からの割り振りでこのスコアなのかをもう少し明確にしてくれると、ベンチを使用しているユーザーにはありがたいのだが・・・
元々そこまで重いベンチマークではないので、そこまで性能比較に使用するようなベンチマークではないことは確かかもしれない。

----------FINAL FANTASY ⅩⅣベンチ---------

上記は、FINAL FANTASY ⅩⅣ(以降、FF14)のベンチマークスコアである。
こちらのスコアに関しては本当に綺麗なベンチマークスコアになったと言っても過言ではないのではないだろうか。
GTX285と比べ約40%近くの性能向上に比べ、64bitでの微量のスコア上昇は本当にGTX580の性能を表していると言っていいと思う。
64bitのHIGHのスコアは誤差の範囲だが・・・











以降はレビュー追記 その2です。(2011.09.29)
さて、今回はGPU OCについてのレビューを行なっていきたいと思う。
今回GPU OCをするに当たってのツールとして以下のツールを使用した。
1.NiBiTor
2.AfterBarner
3.GPU-Z
4.FerMark
5.NVFlash

恐らく見慣れたツールがある方もいるかもしれないが、使用用途を簡単に説明しようと思う。
最初にNiBiTorとはGPUに使用されているBIOSを直接編集することが出来る。
GPU-Zで抜き出したBIOSをNiBiTorで編集すると言った形だ。

AfterBarnerは知ってる方も数多くいるだろう。
かの有名なRivatunerの開発グループとMSIが開発したツールである。
直感的に操作でき、Rivatunerに慣れている人は使いやすいであろう。
AfterBarnerでモニタリングしつつ、きちんとOCしても常用出来る範囲を探し当てます。
取り返しの付かなくなったら悲しいですしね・・・

FerMarkは上記でも語っている通り負荷をかけ、どの程度の温度になるかをモニタリングできるツールである。
OCすると必然的にGPUに負荷がかかるので、それで安定して常用出来るクロックを探すのがFerMarkである。ざっと30分も回れば問題ないだろう。

NVFlashについては説明は省かせて頂く。
大変危険なツールであり、興味がある人だけに使っていただきたい。
簡単に言えば編集したBIOSを書き込むツールである。

さて、まずは簡単にどこまでOCできたかをSSを貼ることにする。
っといっても、この時はまだFlashで書き込んでないのでソフト上でのOCとなる。

----------------------------
まずはリファレンスのクロック。
CoreVoltage:1.000v
Core Clock:772MHz
Shader Clock:1544MHz
Memory Clock:2004MHz
Fan Speed:Auto
----------------------------

とりあえず単刀直入に言うと
CoreVoltage:0.986v
Core Clock:860MHz
Shader Clock:1720MHz
Memory Clock:2100MHz
Fan Speed:Auto
以上まで向上できた。
まだ試したわけでは無いがこれ以上上げると危ない気がしたので止めた次第だ。
ググッてみてもCoreCrockが850MHz程度で、限界が来るとの事だが、自分のは当たり石だったのだろうか。
温度的にも余裕はあるので回る可能性は十分にある。
実際私は2台借りてOC検証したところ2台ともCoreClockは昇圧なしで問題なく860MHzまで上がった。
もしかするとZOTACではAMPエディションがあるのでチップ単位で選別している可能性は多いにある。
本当に選別されている場合はOCerとしてはかなり"買い商品"になるのではないだろうか。


さて、OCによるベンチマークの影響と発熱状況を調べてみた。
----------バイオハザード5 ベンチ(DX10)---------

----------Devil.May.Cry.4ベンチ(DX10)---------

----------THE LAST REMNANT ベンチ(DX10)---------

----------BattleField Bad Company2 (DX10 or 11)---------

----------LOST PLANET2 ベンチ ベンチ(DX9 or 11)---------

----------モンスターハンター フロンティア ベンチ---------

----------FINAL FANTASY ⅩⅣベンチ---------


大体のベンチで言えることは約10%前後の性能の向上になっていることだろう。
15%近いOCで10%の性能向上を大きいと見るか、小さいと見るかは見ているかたにお任せする。
だが、個人的には昇圧も無しで10%向上と思えば別に有りだと感じてしまう。
他メーカーのOCエディションなどは、数%で昇圧してる位だし・・・

ただ、昇圧無しでもOCは機器に負担を掛ける事に間違い無い事は絶対忘れないでいて欲しい。
ついでに、DMC4についてはもう一度ベンチを取ったところ正常なスコアを計測することができた。
前回のやつは何だったのだろうか・・・・


では次に発熱状況を上記のレギュレーション通りに行なってみた。
[GPU温度計測 レギュレーション]
---------------------------------------------
ツール:FerMark
Run Mode ⇒ Stability Test
Benchmarking Params ⇒ ON
Xtreme Buruing Mode ⇒ ON
1980*1200
MSAA*32

この設定で連続6時間回し続ける。
室温は冷暖房機で24℃で固定。
余計な負荷がかからないよう、操作等はしない。
---------------------------------------------

FerMarkを行なってみたが、なぜか上記のような結果となった。
なんというか・・・なぜかOC無しの時より温度が低くなる結果となってしまった。
考えられる理由としてはCoreVoltageを下げているのが原因だと思うがここまで下がるのも少し不可解である。
ついでい室温等は水銀計で調べているので、誤差は殆どないと思う。

今後時間があればケース内部の温度を調べられるように気温計を設置しようかと思う。

何がともあれ結果的に温度が下がったのは確かである。
もしかするとVGAのCoreVoltageを下げることは有効的な熱対策になるのではないかと思ってしまう。
まぁこの件に関してもUnderVoltageという形になってしまうので保証外になってしまうのはご了承いただきたい。

今回のレビューを行いOCerの観点からZOTAC GTX580という製品を見てみると、大変OCマージンの残されている製品なのではないかと個人的に感じた。
なぜこんなにマージンがあるのか個人的見解としては

①.GTX480の発熱問題を解決してクロックも一段階上げられているが、それを上回る改善により余裕がまだあった可能性がある。
②.ZOTACはAMPエディションというOC版のVGAを出していることから、少なくてもリファレンスでも選別を行なっていることから、選別漏れ、ほんの少しの選別から外れた製品がノーマル製品になっている可能性は大いにある。

この二点から今回のOCマージンに繋がったのではないかと自分は考えている。
また、今回のOCマージンは0.988vへのUVした結果であり、普通に昇圧した場合もっと上がる可能性は大いにあるのだ。


さぁ、今回の私の結論から言えば.....

価格でZOTACという商品を選ぶ人も居るだろうが、GPU OCをしたい人にも大いにおすすめ出来る製品であると言うことだ。
確かにASUSなどの超大手よりは知名度は低いが、元会社はRADEONのSapphireを抱えている会社であることから技術力・経験は、同じ知名度の低いメーカーよりは十二分にあると言って構わないと思う。


今回はのレビューは辛めにレビューするつもりだったが、nVIDIAの自慢商品であるGTX580と言う事で辛口でレビューするのは大変難しかった。
同じようにZOTACに関しても、OCをしないユーザーからは可も無く不可も無くという形であり、安心して買える商品だってことはLevel4の名にかけて保証する。

個人的に言えばVGA大手のベンダーの様に突出した何かが欲しいという事が、今回のZOTACの素直な印象である。
ASUSで言えば、DirectCU
MSIで言えば、Twin Frozr、AfterBarner

などが、それに当たりますがZOTACにも突出した何かがあればいいのではないでしょうか。



大変長々としたレビューになってしまいましたが、ZOTAC GTX580のレビューは以上で終わりにさせて頂きます。
ご観覧ありがとうございました。



Regards :)
  • 購入金額

    0円

  • 購入日

    2011年09月13日

  • 購入場所

コメント (11)

  • aoidiskさん

    2011/09/22

    ご苦労様です

    ごめんなさい、数字となると 僕にはひもとく

    頭がない。???です。

    でも、ビジュアル的によく分かる 納得しちゃうレビューですね。

    お疲れ様です。
  • 退会したユーザーさん

    2011/09/22

    紹介状経由で見に着ました。もちろん「COOL」押してありますので

    なかなか読み応えのあるベンチ&レビューでしたので特別に・・・












       / /  /-‐''"_, -‐' _ ,,,,,,,,,,,,,、-‐' ノ ) | ヽ.
          / / |/    / , -‐' , ' ,-‐''''''""´/ ノ ヽ
         / / || /   / ,、-‐''(/ _,,, -‐''"´ / l  |
        / / || /   //''f'‐'r、ヽ( r‐‐‐-r' ´ , ´/ ノ
       /  /  | |   // `-_'´ノ `~~,;┬r7 // /  /
      /  /   λ | 、(l )).     f'ヾ-_ノ// / /
      /  / /  |. i | ヽ,f´      ,!  /r'  | //
      |.  | |  |  | ヽ | ヽ  t=,,、 ´ ,.イ |  / /      / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
      |  | |  |   |  ノ  \ “"´ .ィ / ./ , '      <  ごほうびよ!
      \  レ'' `ヽ!‐<    ヽr'"´ノ / ./ | ( 、        \____________
      \ヽ/           |_/ // .|  ヽヽ
        i′        - 、rヽ'''''''''‐- 、  }. ヽ
        |                  ヽ } }
        |       |             `Y  ノ
    .    | (\   |              \/
         |  \\ |          Y     \
    .     |   \\i          |      ヽ
  • お富さん

    2011/09/23

    3回くらい読み返しました。
    これは、読み応えがありますね。非常に勉強になります。

    そして・・・実際に読んでると買わなくてはならない気持ちになって参ります・・(苦笑)

    お疲れ様でございました!
他8件のコメントを表示

ZIGSOWにログインするとコメントやこのアイテムを持っているユーザー全員に質問できます。

YouTube の動画を挿入

YouTube の URL または動画の ID を入力してください

動画の ID が取得できません。ID もしくは URL を正しく入力してください。

ニコニコ動画の動画を挿入

ニコニコ動画の URL または動画の ID を入力してください

動画の ID が取得できません。ID もしくは URL を正しく入力してください。

ZIGSOWリンク挿入

検索対象とキーワードを入力してください

    外部リンクを挿入

    リンク先の URL とタイトルを入力してください

    URL を正しく入力してください。

    画像を挿入(最大サイズ6MB)

    画像を選択してください

    ファイルサイズが6MBを超えています

    別の画像を追加

    ZIGSOW にログイン

    ZIGSOW会員登録(無料)はこちらから