レビューメディア「ジグソー」

イタリア空軍採用ゼニスのクロノ!

1960年代にイタリア空軍に採用されていたゼニスの軍用クロノグラフです。
この当時は、時計の精度や耐久性、視認性によって本当に戦闘の結果が変わっていた時代です。

より見やすく、より操作しやすく、壊れないこと。

それらをバランスさせた時計だけが軍用クロノとして生き残ってきました。
もちろん、最も有名なのはブレゲのTYPE20でしょうが、ロンジンも、ブライトリングも、ホイヤーも、そしてゼニスも、同様に軍用クロノを精算していました。

このゼニス製軍用クロノは裏蓋に「CRONOMETRO TIPO CP-2 A.CAIRELLI ROMA 」の刻印が入っている正真正銘のモノホンです。
一般的に軍用時計は、あまり良コンディションで流通する事が少ないのですが、この個体は、竜頭やベゼル、内部パーツを含め、全てがオリジナルコンディションでした。
クロノ針を含めて視認性は抜群であり、かつ、ケース直径も43mmと、現代にあっても大型の部類に入ります。

ノーポリッシュのケースは実用するのがちょっとコワイくらいですが、内部に採用されているベースメカであるユニバーサルの耐久性を鑑みても、やはりこれはガンガン実用で使っちゃうのがこの時計も喜ぶでしょう。

市場評価は日本よりも海外市場での評価が高く、出たら即売れ必至の名クロノです。
幸運にも、私は、5年ほど前の価格で手に入れました・・・(爆)
  • 購入金額

    472,500円

  • 購入日

    2010年12月18日

  • 購入場所

27人がこのレビューをCOOLしました!

コメント (31)

  • お富さん

    2010/12/18

    インナーケースは防磁のためについておりますが、このインナーケースのおかげで、極めて良好なムーブコンディションを保つことが出来ております。
  • お富さん

    2010/12/18

    ムーブはテンプが極めて大きく、当時のゼニスが持っていた精度と耐久性への考え方が伺えるものです。
    地板にこそ装飾はありませんが、逆に歯車の面取りなどには徹底的なゼニスチューンが施されています。
    これだけでご飯3杯はいけるムーブコンディションです。
  • お富さん

    2010/12/18

    顔はやっぱり男の時計っていう雰囲気がぷんぷん漂うマニッシュなテイスト!
    でもどこかイタリアウケしそうなは意識したデザインなんでしょうか・・・?!
他28件のコメントを表示

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