今回はメインのデスクトップマシンの起動速度アップを目的にSSDを購入してみました。
メインマシンですのでそこそこの容量も必要だろうということで128Gを選択。
と、理由を付けてみましたが正直、安かったので衝動買いです(^^;
本日、発注をかけたので届いたらまたレポします!
<<2010.10.05追記>>
windows7 professional 64bitのデスクトップを500GハードディスクからこちらのSSDに換装しましたので、そのレポートを。
作業予定としては以下の手順を予定していました。
1.HDD内の不要なファイルを削除
2.500Gのパーティションを120Gに変更
3.HDDの起動パーティションをSSDへコピー
4.ブートローダーの設定
5.SSDにてWindows起動
そしていざ、換装へ!!!
1.HDD内の不要なファイルを削除
まずは、現在Cドライブで140Gを使用していたため、データや不要なソフトウェアをアンインストールして容量を削減します。データとしては、マイドキュメントの中に保存されている画像やドキュメント、ISOデータをUSBのHDDへ移動しました。そして、メールで不要なものを全て削除し、メールボックスの最適化を実行。また、IEのテンポラリ(一時)ファイルを削除しました。ソフトウェアとしては、以前使用していたGeForce GTS250のドライバ関連、今はやっていないゲームなどをアンインストールといった感じです。
結果として、Cドライブは80G程度まで削減できました。
データの保存先としては、先日購入していた下記のハードディスクを使用しました。しかし、1.5Tで8980円とは、めちゃくちゃ安くなってますね(^^;;
2.500Gのパーティションを120Gに変更
昔は、パーティションのサイズを変更しようと思ったら有償のソフトしかありませんでしたが、今はフリーソフトでかなり優秀なソフトが配布されていました。
今回はPartition Wizard5 Home Editionというソフトを使用しました。このソフトは、パーティションのサイズ変更、複数パーティションの結合、削除、状態の変更などがWindows上から出来てしまう優れものです。さすがにシステムドライブのコピーやサイズ変更をする際には一度再起動しなければなりませんが、再起動するとWindowsではなく、このPartition Wizardが直接起動してwindowsが起動している状態ではコピーできないシステムファイルやスワップファイルまでも完璧にコピーしてくれます^^
パーティションウィザード
実際の手順としては下記のようにしました。
1)Partition Wizardを起動して対象のパーティションを選択し、上部にあるMove/Resizeというボタンを押します。
2)サイズの変更ウィンドウが表示されるので、Partition Sizeの項目に変更後のサイズを入力します
入力が終わったらOKボタンを押してウィンドウを閉じます。
※この時点ではHDDには変更は加えれれません。
3)左上のApplyというボタンを押すとシステムディスクを変更する場合には再起動を求められます。
再起動をするとPartition Wizardが起動してサイズを変更してくれます。
ちなみに、私の場合は500Gを120Gに変更するのに11分40秒ほどかかりました。
このとき、移動先のSSDは128Gなのですが、メーカーのサイトによるとSSDの容量は1024M=1Gではなく、1000M=1Gとなっているようでしたので、若干少なめの120Gに変更しています。
変更が完了するとWindowsが通常通り起動するので、ドライブの容量が変更になっていることを確認しました。
3.HDDの起動パーティションをSSDへコピー
こちらも同じくPartition Wizardを使用してコピーします。ここで、Windows7ではOSのインストールされているCドライブの前に100Mほどのエリアが確保されているのがわかるかと思います。
※ただし、アップグレードインストールをした場合にはこのエリアが無い場合もあるそうです。
これは、複数のOSを1つのパソコンにインストールした場合に選択を可能とするために確保してあるエリアだとどこかのサイトで読んだ気がします(^^;
ということで、この100MのエリアをSSDの先頭にコピーして、次にCドライブの120GのパーティションをSSDにコピーしました。
コピーの方法はコピーしたいパーティションを選択して上部のコピーボタンを押すとコピー先を設定するウィンドウが表示されるので、場所を指定するだけです。このときに、コピー先のHDDやSSDに既にパーティションがあるとコピーが出来ないため、あらかじめコピー先のパーティションは削除しておきます。
あとはサイズ変更の時と同様に左上のApplyというボタンを押すとコピーが開始されます。
この時に、SSDを接続しようとしたらSATAのケーブルの予備が無い事に気がついて仕方なくDVDドライブのケーブルを抜いてSSDに接続しました。SSDはまだ固定しておらず宙に浮いた状態のままコピーしてました(^^;
コピー元が500GのHDDでコピー先が128GのSSD、パーティションサイズ120Gの場合で18分ほどで完了しました。
4.ブートローダーの設定
これでデータ自体はコピーが完了したのですが、このSSDから起動させるためには最初に起動するパーティションがここにありますよ!!というのをパソコンに教えるための情報を書き込まなければいけません。これがブートローダーです。(厳密に言うと少し違うのですが、間違ってはいないと思いますので許してくださいw)
ということで、設定をしようとしたのですがどうも設定がうまく出来ませんでした・・・・
いろいろ試したのですが、起動ドライブをうまく認識できないようで・・・・
仕方なく、ここまできて方針を変えました!!!(ぇ
起動するためのディスクスペースが見つけられないから起動できないんだ!
ということは、1回SSDに普通にWindows7をインストールしてその後に起動パーティションを削除してHDDのパーティションを同じ場所に書いてやれば起動するはず!!!(ぇぇぇ
ということで、最初からやり直しです(^^;;;
結果として下記のような手順で行いました。
1.SSDにWindows7を普通にインストール
(起動するところまで行けばいいのでアクティベートはせずに終了)
2.SSDのCドライブをPartition Wizardで削除
3.HDDのCドライブをPartition WizardでSSDにコピー
4.windows7のDVDから起動してwindows7の修復を選択
5.起動!!!
とりあえず、これで今は問題なく動作しています(^^;;;;
換装前のHDDと換装後のSSDのベンチマークは下のコメント欄に貼っていますので興味のある方は見てみてください。
また、Windowsのパフォーマンス評価では下記のように5.9だったプライマリハードディスクが6.9となりました。他のスペックに合わせようとしたら、SSDでRAIDでも組まないと無理のようですね(><)
ちなみに、2回目のHDDからSSDへのコピーはSSDをSATAではなくUSB2.0で接続して行ってみたところ、約1時間ほどかかりました。USBでもコピーは可能ですが、やはりスピードが全然違いますね。
機会があったら、同じSSDをもう1台購入してRAIDカードでRAID0でも作ってみようかな・・・・
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購入金額
23,800円
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購入日
2010年10月01日
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購入場所
ioPLAZA
ガトーさん
2010/10/05
添付画像は、HDDのベンチマーク結果とSSDでのベンチマーク結果です。
シーケンシャルリードで3倍弱、ランダムリードで5倍強の結果が出ました。
起動時間で言うと、HDD時に1分程度かかっていた物が15秒程度で起動するようになりました><
とりあえず結果に満足です^^;