レビューメディア「ジグソー」

Opteron QuadCoreで仮想環境を手に入れた

このエントリーサーバーながら、オプテロン・クアッドコアって事で、DELLが値段を下げた時に職場で購入しようと言う話になって、個人的にもフリーランスの名義で購入した。

買った目的としては、自宅Webサーバーの更新。それまではお下がりのPCでやってきたけれど、SQLが重くてMovableTypeの再構築にべらぼう時間がかかってストレスだったのだ。T105はそういう目的で買ったが、最初からメモリーが4GB付いていたし、クアッドコアだったので、これでLinux/BSDだけ動かすのは勿体ないな・・って思って、仮想化サーバーにすることにした。

当時はまだKVMがそれほどメジャーでなく、XenかVMWareって事で検証した結果、タイミング良くVMWare社がESXiサーバ4.0を無償で使わせてくれる事になったので、検証して使いやすい事を確認してESXiを使うことにした。2GBのUSBメモリースティックさえあれば簡単に構築出来た。(予備ももちろん購入)USBメモリーはケースを開けて、マザーボードに直づけのUSBポートに実装。BIOSからブートデバイスに設定出来る。

USBメモリからBOOTさせる
USBメモリからBOOTさせる

あれ以来もう二年近く、自宅でも職場でもほぼ同じ構成で稼働し続けているが、一度自宅でUSBメモリーが読み込みエラーになりESXiサーバー起動不可となり冷や汗をかいた以外、T105にはトラブルなし。冬は動いてないんじゃないかって位静かだが夏場はファンがブンブン言ってどんだけ電気食ってんだろう(汗 てな感じでヒヤヒヤさせられる二面性を持ったマシンだ。ファンが回るとホコリを大量に吸い込むのでメンテナンス(内部清掃)も大変なのだ。この機種の構造上フィルターが付いてないからね。

近々メモリーを追加して8GBにし、ゲストOSを増やして実験環境を増やす予定なので、まだまだ頑張って欲しいものだ。今年の夏は猛暑だったのでどれだけ消耗(劣化)してしまったか不安だが、こんだけコストパフォーマンスの高いマシンは珍しいんじゃないかと思う。強いて言えばクアッドコアっていう割には処理能力があんまり高くない様な気がしないでもないが、それはESXi環境だからかな?XenやKVM環境ならもっと能力を引き出せるのかもしれないが、その点はいきなりESXiに決めちゃった関係上データを取ってないのでよく分からんです。

ちなみに職場ではデュアルコアのT105をXenで使ってもいるけれどLinuxで使う分には全然問題ないっていうかかなり負荷かけても余裕で動くのでやっぱりVMWareをベースにしちゃった分で処理能力落ちてるのかな?一年前はまだKVMは面倒くさそうだったから仕方ないけど。

  • 購入金額

    23,000円

  • 購入日

    2009年01月頃

  • 購入場所

    DELL

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