MiniITX用としては少々大柄ではあるが、それもそのはず。
何でも、DTX規格にも対応しているらしい(DTXの板なんて見たことないぞ)
そのためか、MiniITXで使うとスペースに多少余裕が出来る容積がある。
ストレージ搭載数は大きさの割に少なく、3.5HDD*1、2.5HDD*1、スリム光学ドライブ*1
内部の余裕を見るに、3.5HDDもう一個くらい入りそうなんだが、これもDTX対応のための余裕を設けるためであろうか。
正面部に12センチファンを持つが、排気ファンは電源に頼るという、内部正圧による冷却を重視するSilverStoneらしい構造をしている。
正面のアルミパネルの質感は良いが、それ以外は値段相応という感じのケースで、全体的に鉄板は薄めであり、精度も余り高くない。
コの字型に本体を被うケースカバーは、微妙にたわんでおり、一発でさくっと収まってくれず、何度も取付直す羽目となった。
ただ、ヤワな割には共振が起きにくいようで、HDDの動作振動は殆ど伝ってこない。
見た目と共に、この点だけは救いと言える。
今回、SilverStoneのケースを初めて買ったが、他もこうなら次は無いなーというのが正直な感想。
付属の電源は80Plus対応の300W電源で、12Vは2レーン構造。
OCCT負荷テストもやってみたが、極端な落ち込みはなく、そう悪い感じはしない。
上下幅があるので、それなりにクーラーの選択肢も(MiniITXとしては)広い。
今回、ケースの内部構造をチェックせず(ストレージ数と電源容量と見た目で選んだため)に購入しているため、CPUクーラーにはとっぷりん氏のローボル車載PCを参考に、「まず物理干渉はないだろう」と思われる、サイズの「小槌」をチョイスした。
かなり内部の余裕を大きく取れたので、冷却面ではさほどの不安は無い。
5時間連続でエンコードを実施したまま、SpeedFANでCPU温度を計測してみたが、50度をちょっと超える程度の熱で収まっている。
値段を考えれば、そう悪くない選択肢の一つだとは思う。
現在、これの兄弟ケース(フロントデザイン違うだけ)に簡易水冷を組み込んだ事例を見て、同じ事やっちまおうかと検討中。
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購入金額
10,100円
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購入日
2011年10月01日
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購入場所
harmankardonさん
2011/10/05
振り返りと初代スマート彗星のすごさがわかりました.
notokenさん
2011/10/05
これだとケースが小さいとお約束の熱暴走が起きなさそうです。
Vossさん
2011/10/06
実際、スカスカなんですよー。
もうちょい詰め込み系になるかと思ったんですがね。
初代は「詰め込むため」に追加したアイテムがあるので、がっつり詰まってる感じになってましたが、実際に目的達成のみを優先すると、こうなっちゃいました。
>notokenどの
HDDも良く冷えるので、CPU冷却の問題さえクリア出来れば、そこそこ良い感じに収まるようです。
ただ、正直作りが・・・・・ちょっとヘボいのがなんとも。
Nao-Rさん
2011/10/06
Vossさん
2011/10/06
>取り外しがきく、シャドウベイ
欲しいですねー。
PCI-Ex側のとこ、ITXで使うとモロにデッドスペースとなっているので、そこに固定出来るHDDベイとか欲しかったです。
・・・・・・・・・・作るか(ボソッ