私の初自作PCケース、SOLO WHITEを再レビュー。
(実はzigsowを始めた頃に一度登録してたのですが、消化不良だったんです。)
今回再レビューしたのは、下小川さんのSOLO BLACKのレビューに触発されたのが一番のきっかけなのですが。
※ちゃっかりリンクの許可をいただきました!
(下小川さん、ありがとうございます☆)
もう一つの理由は、サブ機用に新しいケースを新調したため、“さよならSOLO WHITE”と称して、もう一度SOLO WHITEを振り返ってみます。
今でも、このケースに触ると“何度も開閉して、パーツを組み替えていろいろ勉強させてもらったなぁ”としみじみ思うんです。
写真は5年の劣化が見られるので、その辺りはご勘弁を。
自作でPCを組むことを初めたのが5年前ほど前。
当時のメイン機(というかwin機は未所有)はPower mac G5。(最後のPowerPCモデル)
初めて自作するにあたりケースに求めたものは、価格(初めてだし)・デザイン(G5と並べてもインテリアを壊さない?)・静穏性(歴代Power mac G4、G5が爆音だった!)でした。
SOLO WHITEは全てを叶えてくれそうで、またネット上で鉄板との声が多かったので決めました。(初めて選ぶケースって、基準がないから勘に任せるような感じ?)
最後の決め手は、やはり白の魔力でしょうか。。
白いケースって、全体の1割くらいしかないように思います。
後から知ったのですが、SOLO WHITEって日本限定色なんですね。
初自作から5年、いろいろなケースを見てきて思うのが、SOLO WHITEの外観の美しさ。
自動車の塗装面のような手触りと艶。(洗車好きには、このツルツル感がたまりません!)
スチール×塗装の質感×ケースのサイズのバランスが心地良い。
Power mac G5と並べても見劣りしないデザイン
アクのない白×銀デザイン。コッテリ自作PCとは言わせないぜ!ってオーラが出てます。これなら部屋のインテリアにもマッチしそうです。
テーブルの上のポットが映り込むほどの光沢!洗車後の車はこうでなきゃ!的な。。
“他のケースには真似できない!”というか、発想が大胆すぎるSOLOシリーズ最大の魅力がこれ。
この部品、HDDケージを使う場合は、ドライブ取り付け側面の単なる蓋。(上2種類)
で、スゴイのは下の“T字”のハンモック用部品。
“T字部分”を装着して、両端から付属のゴムを引っ掛けるとこんな感じ。
そこにHDDを挟む感じでハンモックみたいな設置が出来ちゃう!
設置面がないため防振・静音に効果的なんです。
下が未使用のもの、上が5年経過のもの。これくらいノビました。
Mac G5で一番泣かされるのがFANの爆音。(今でも夏は爆音です)
自作だと好きなFANが選べるのがイイ!
SOLO WHITEにはフロントファンは付属されておらず、別途用意。
リアファンは付属されていましたが、Macと違って変更は簡単♪
・・・とはいえ、初めての選択だったのでネット上で評判の良さそうなFANを購入。
結果としては、フロントもリアも5年間一度も変更してない!という当たりを引きました。
ファンケースをつけて見栄えもよし、、なフロントFAN
フロントFAN:三洋電機 San Ace 92
耐久性・品質・静音性と三拍子揃っている(SOLOっている?)メーカーだと高評価だったので同じものを2台。
リアファン:Silenx iXtrema 120mm
これもネットの評判が良かったので選んだのですが、色が銀色だったのと厚みが存在感を引き出してくれる?と、ルックス重視です。
当時カーオーディオのデッドニング(ドアなどのスピーカー周りに遮音材などを使い、振動軽減・遮音などオーディオ環境改善すること)を大々的にやってました。
SOLO WHITEは、振動や共振防止の1.0mm硬質スチール構造、二層の遮音パネル、静音に特化した特殊なHDDケージ、シリコン足ゴムなどの技術にうっとり。
ならば、余ったデッドニング素材で強化してやろう!と勝手に息巻いた結果がこれ。
2枚とも、サイドパネル裏に遮音シートが貼ってあります。
これって、まさにデッドニングじゃないか!
ケース上部にまで遮音シートが貼ってあります。(細い部分は私が貼ったデッドニング素材)
MB下に干渉しない厚みでアルミのデッドニング素材(余りモノなので中途半端ですが)、床とドライブ固定側には防振材。
あとはリアの開いた穴をアルミテープで塞いでみたり。
フロントパネルと共振しないように、余りものの防振材を使用。
ケースと電源の間に挟むシリコンシートや、
ファンの設置部分もシリコンシートで防振対策を!(ファンの埃は5年分だい!)
足はシリコン製のこの足がついています。チープと捉えるか、静穏重視と捉えるか。
私は、ここまでこだわった造りだと嬉しくなっちゃいます。
ちなみに、1個だけ甘かったので接着剤で固定しなおしました。
小さいことなのですが、実はこれがオススメ。
パーツ側は、一体化のネジ式で便利なのですが、、
反対側は普通のビス止めだったので、こんなネジを使いツールレスにしました。
何度このネジの恩恵を受けたことか。小さな変更点ですが、効果てきめん!
SOLO WHITEもSOLO(黒)も、電源ランプとアクセスランプがブルーのLED照明。SOLO WHITEに濃い青のLEDが似合わなかったので、購入してすぐに白LEDへと変更。
アクリル越しのLEDは白の方が透き通って見えて違和感なし。
標準で白LEDにして欲しかった!
このLED交換、AINEX製パーツを“ポンつけというか交換”しただけのもの。
SOLO WHITEをお持ちの方は、簡単でオススメですよ☆
ほとんど密閉したケースなので、フロントパネル横を掃除機で定期的に掃除をするのですが、、
塗装面は、車用のコーティング剤を使います!(笑)
ツルピカ感がたまらない?
単に自己満でしかありませんが。
パーツ取り付け後の写真。
電源下のバーが実は邪魔で、電源は下から潜らせて組み込む必要があります。
そのため、電源は最初に設置です!
これが結構重要で、先にマザーを組み込み作業を進めると泣くハメに。
ドライブ類は最後に装着するのが良いと思います。
あと、寝かせて組み込む際には、下に一枚当て布を敷くとサイドパネルが傷つかないですね。
【デザイン】
SOLO WHITEの魅力は、やっぱりこれに尽きます。
G5を超えるデザイン!はいいすぎですが、、部屋にさりげなくあってもお洒落に感じます。
前に、実家用PCを組む際にSOLO(黒)を使ったのですが、SOLO WHITEの白×銀のツートンにはかないません!
あと、もう少し汚れやすいと予想してたのですが、月一度の掃除機&拭き掃除くらいで綺麗に保てます。
【静音性】
静音性を謳ってるだけあって、HDD固定用ゴム(サスペンションマウント)、トレイで固定の場合はシリコンのゴム付だとか、付属品に余念がありません。
グラボがファンレスだったのもありますが、無音まではいかなくとも、“全く音が気にならない”PCに仕上がりました。
【メンテナンス】
何げに、ほとんどツールレスで内部にアクセス、パーツの交換ができてしまう。
裏配線、、とまでいかないがケーブルを逃がす工夫や、ケーブルを逃がすスペースを設けている。
私の構成がシンプルなだけかもしれないが、困ることはなかった裏スペース。
【手軽に扱えるサイズと引き換えに、ケース内が狭い】
電源→マザーボード→リアファン→ドライブ類の順番に設置しないとならない。
最後に電源を設置しようとするとバーが邪魔で入らず、2度ほど泣かされました。
→このバー、solo2で取り外し可能に!う~ん、これがsolo2の目玉だと思うのですが。
【電源は下置きにして欲しい!】
特に振動に悩まされたワケでもなく、少し設置時に取り付けづらいなぁと思ったのですが、、やはり電源が浮いた配置は私は好きになれません。
【フロントパネルの予備がもう一枚欲しい】
シンプルな構成のサブ機だと光学ドライブしかフロントパネルを取り替えなくて。
5インチフロントパネル、目隠し用が2枚だと足りません。
【ケース裏、リアファンの網目部分はフラットにして欲しい!】
細かい部分だけど、出っ張ってて埃よけフィルターをかませないんです。
仕方ないので、シンク用のネットを使いこんな措置にしてますが。。
フロントパネル裏。
電源スイッチ、リセットスイッチが頼りなさそう?
当時、初期不良が多いと聞いてたのですが、私のは全く問題なし!(改良版?)
SOLO WHITE、現在ANTECの代理店リンクスインターナショナルさまのHPでは【終息】となっています。
しかし、SOLO2(黒)として継承されるほど(デザインはほとんど変わらない?)のPCケースのスタンダードなのではないでしょうか。
しっかりした造り・デザイン面もさることながら、静音性にこだわりのあるケースだと感じました。
マザーボードは、ATXよりもMicroATXの方が扱いやすいです。
入門編にSOLO WHITEを選択したのは非常に良かったなぁ~と。
アルミにはない、スチールの質感を上手く引き出せたケースといえるでしょう。
SOLO WHITEはとにかく長年使えるケースです。
自作を始めて5年間、結局私に他のケースへと目を向けさせなかったわけですから。(笑)
more..solo...
SOLO WHITEって、絵になると思うんです。
卒業写真ならぬ、、卒業撮影を!
・・・とSOLO WHITEとお出かけしました。
ヨメと、SOLO WHITEと、私。(部屋とワイシャツと私か!)
石畳が合うのかと、近所の神社の入り口にて。ほら、、そんな違和感ないでしょ?
※決して不法投棄ではありません。ちゃんと自宅に持ち帰りました!
大分県の焼酎、iichikoのポスターはこれにして欲しい!そんなイメージ。
※決して不法投棄ではありません。森への不法侵入でもありません!(おじさんに撮影許可とったぜ!)
ベースが白だけあって、どんな背景にも映えるんです。出来る子なんです!
※決して不法投棄ではありません。散歩中にコレ見つけたらビックリするだろうな。。
春といえばこの一枚。嗚呼卒業・・・実はこの2ショットが一番撮りたかった!
※シャッター押すヨメがドン引きなのは言うまでもない?
水辺のSOLO。
※決して不法投棄ではありません。
デルモって、案外疲れるのね。。
※決して不法投棄ではありません。繰り返しますが、この後ちゃんと持ち帰ってます!
*******【5年前の初自作の構成】*******
CPU : INTEL Core 2 Duo E6600
MB : ASUS P5B Premium Vista Edition
CPU COOLER : 峰2
MEMORY : SAMSUNG 2GB×2枚
GPU :ASUS EN8600GTS SILENT
DVD :DVR-S17J-W
SSD : インテルX25-M 80GB
HDD : 余りもの500GB
PSU :スカイテック Power Panther SKP-520PC
CASE : もちろん、ANTEC Solo White★
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購入金額
0円
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購入日
2013年03月26日
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購入場所
下小川さん
2013/03/31
いやーSOLOってやっぱりデザインと静音性がいいですよね。
しかもデッドニングまでなさっているとは、すごいSOLO!カスタマイズされていて更に静かそうです。
特に白いケースって、ベージュ→ブラックと主流が移り変わったんで自作向けだと案外ないんですよね。そしてこのシンプルなデザインも。私はゴッテゴテなアクの強いケースをメインに使っているんですが、Soloのスッキリ感はホント貴重な存在です。
私の登録では黒だったんですが、あれは書いたとおり友人が元々使っていたものなので、自分で買ったのは同じく白です!
白LED化、私もやってみようかなあ…
そして最後の卒業写真、決して軽いケースではないのに…思わずニヤニヤしてしまいました~
アストロマンティック☆さん
2013/03/31
いつかちゃんとSOLOの持ち物登録を更新したいなぁ~って思ってたところに、下小川さんのレビュー拝見していたら“これは負けてらんない!”と変な火がついちゃいました。(笑)
そうなんです、白いケースって少なくなかなか良いケースがなくて。。
(ちなみに次期サブ機のケースも白なんです!写真、2枚ほど端っこに写ってるんですけどねw)
あ、でも私も自作するようになって少しは“コテコテ”の良さが分かってきたような気がします。
デッドニングは効果未知数ですが、白LEDはオススメですよ☆
そして、最後のおまけショット、、何人かに“何やってんだ?”ってWhiteだけに白い目で見られ。。
下小川さん、長い文面を最後まで読んでくださり本当にありがとうございました☆
ぽんぽんぽんさん
2013/04/17
そして最後の野生のSoloの写真いいですねw
アストロマンティック☆さん
2013/04/17
嬉しいコメントありがとうございます☆
凄い情報量 → ダラダラと自己満(と少々の愛情)で書いてるだけなんですけどね。
(むやみに長い駄文に付き合っていただき、光栄です)
デッドニング(のようなコト)は材料の残りが手元にあったので、勢い余って。。
普通なら、不満だから勝手に改良!が正しいのでしょうが、、
私の場合、購入してすぐに改良を施したのでノーマルsoloとの比較をしてないのが悔やまれるところです。
けど、間違いなく機密性は高いはず!
野生solo、黒いPCケースだとここまで絵にならないと思います!(親バカでごめんなさい。。)
れいんさん
2013/04/24
アストロマンティック☆さん
2013/04/25
コメントありがとうございます☆
ホワイトだけに、、白星(勝ち)ですね!
れいんさんの白ケースも素敵ですね。