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AsusのLGA1366環境のフラグシップモデルは健在!

32nmのWestmereコアを採用するCore i7-980X EEも登場したので、改めてAsus製のX58チップセットマザーボードのフラグシップモデルRampage II Extremeを見直してみることにしました。


●Rampage II Extreme
LGA1366環境がリリースされた初期に投入されたAsusのX58チップセットマザーボードの最上位モデル。フラグシップモデルにふさわしく定価は4万円以上です。

現在では約3.5万円で購入可能になりましたが発売当初に購入したのでとても高かったです(>_<)

定期的にBIOSもリリースされていて更新するごとに機能も強化されているので今でも十分な戦闘力を秘めています。


●付属品
EAX Advanced HD 4.0に対応するサウンドカードや3Way-SLI用の専用ブリッジにSATAケーブルなど数多くのパーツが付属します。

専用の外付けの小型液晶デバイス(LCD Poster)によりディスプレイを見ることなくリアルタイムでクロックや電圧の設定を行えます。


●フェーズ数
CPU周りは16+3フェーズ電源回路と贅沢な仕様です。高負荷時でも余裕で電力供給可能な高効率電源回路となっています。
メモリ周りも3フェーズ電源回路を採用し大容量モジュールやOCメモリも安定した動作を実現します。


●OC耐性について
我が家ではCore i7-920@4.2GHzを乗せて現役で稼動しています。

エンスージアスト向け製品ではありますが、非常にOC耐性が高いのでCPU電圧以外はautoのままでもBCLK200MHz動作は余裕ですので、実は初心者にもお勧めできる製品でもあります。


●ボードサイズについて
基本的には非常に良く出来たマザーボードなわけですが、一つだけ問題点があります。それはボードサイズ。奥行きが若干長いのでATX用PCケースでは5インチベイなどに干渉して入らない場合があります。E-ATX対応PCケースを購入するなどして回避する必要があります。この点だけは注意が必要です。


●数多くのLEDを搭載
このマザーボードにはLEDが数多く効果的に設置されています。(ボード上のスイッチ類、バックパネル、チップセット上のロゴ、サウンドカードのロゴなど)

このマザーボードは電源がオフの状態でもバックパネルやチップセット上にあるヒートシンクとサウンドカードのロゴなどがLEDで光ります。凝った演出でなかなか良いです。


●感想
発売から1年半を経過してもなお古さを感じさせない作りは流石Asusといったところでしょうか。

LGA1366は短命と言われていますがWestmereを採用する6コア製品がいくつか投入される予定とのことですので、もうしばらくはハイエンド環境として生き残れそうです。

LGA1156には6コア製品および32nmの4コア製品は投入されないとの話ですので、長く使えるかもと言われていたLGA1156環境よりLGA1366環境のほうが息の長いプラットフォームとなるのかもしれません。

当然、最新BIOSを導入することで6コアのCore i7-980X EEにも対応可能です。自分はCore i7-980X EEを購入するかは未定ですが、お気に入りの一枚ですのでLGA1366が終わるまでこのマザーボードを使い続ける予定です。
  • 購入金額

    46,980円

  • 購入日

    2008年12月頃

  • 購入場所

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