レビューメディア「ジグソー」

「カクうす9」で仮想マシンを持ち運ぼうよ!

 

更新履歴

2013.02.28 Thu.: レビュー公開

 

 

 

 

 

今回掲げたテーマは

 

「 VMware Player の仮想マシンデータをSSD/HDDに格納して、

それぞれのスピードの差を比べてみよう! 」

 

です。

 

最近は何かと Linux を使って作業する事が多くて、素早く、何処でも、同じ環境をより快適に使えたら嬉しいじゃん! と思ってこんなレビューテーマで応募してみました。

 

 

 

 

 

 

☆ カクうす9 の内容物 ☆

 

他のレビューアさんも同じような事はされていると思うので、簡単に。

 

*****

 

まずは、化粧箱。

SSDの文字が目立っています!

 
 

 

 MADE IN JAPAN」の文字が!

 

 

*****

 

そして、内容物たち。

 

 

  • 取扱説明書
  • 「カクうす9」本体 (HDPX-UTSS120K)
  • USB 3.0 ケーブル (約30cm)

だけという超シンプル仕様。

 

 「カクうす9」のボディはブラックだが、パッケージ写真ほど黒くない。

ガンメタで、ヘアライン仕上げが高級感を漂わせている。

 

 *****

 

 「カクうす9」の大きさを Intel SSD 520 Series と比べてみました。

 

 

 *****

 

最後に POWER / ACCESS ランプ と USB 3.0 Micro-B 端子。

 

 

 

POWER / ACCESS ランプ は

USB 3.0 認識時 (青)USB 2.0 認識時 (緑)

でそれぞれ別の色で光ります。

 

 

LEDが直接外から見えないので、ほどよくぼんやりと光ります。

眩しすぎるものも世の中には多くあるので、個人的には結構気に入っています。

 

 

 

☆ カクうす9 の性能 ☆


検証に使用したPCは マウスコンピューター LB-S210X です。

 

だた単に、USB 3.0 ポートがついているPCこれしか持ってない…

 

「カクうす9」は、インテル製の USB 3.0 コントローラを推奨していますが、

LB-S210X のコントローラチップはルネサスエレクトロニクス製です。

そのことも配慮して見て頂けたらと。

 

 

[ CrystalDiskMark ]

 

CrystalDiskMark 3.0.2 Shizuku Edition x64 にてベンチ。

 

まず、USB 3.0 接続。

 

 

 

続いて、USB 2.0 接続。

 

 

 

USB 2.0、遅っ!

 

USB 3.0 で繋がないと意味がないです…

 

 

 

[ CrystalDiskInfo ]


CrystalDiskInfo 5.3.1 Shizuku Edition にて調べました。



中身は

 

「SSDSC2BW120A3」 = 「Intel SSD 520 Series 120GB」のスペーサーなし版

 

だということが判明。

 

 

数ヶ月前に、Intel SSD 520 Series の 240GB のレビューやりました。

良かったら是非↓

 

 

それなら、「SATA/600」で認識すべきなんじゃ…
使用時間もおかしいし…

 

 

 

 

 

 

☆ 準備 ☆

 

  1. VMware Player をダウンロードしよう。

    プラットホームにあったものをダウンロードします。
    今回は「VMware Player for Windows 32-bit and 64-bit」で、
    バージョンが5.0.1 (Build 894247) のものを使用しました。


  2. VMware Player をインストールしよう。

    ダウンロードした実行ファイルをダブルクリックして、
    説明に従ってインストールを進めていきましょう。


  3. ゲストOSの用意をしよう。

    今回は
    Ubuntu 12.04.2 LTS - 64-bit PC (AMD64) desktop CD
    を使用しました。
    本家Ubuntuなので言語はEnglish!
    LTS ( = Long Term Support ) のほうがサポート期限が長いのでオススメです。


  4. ゲストOSのインストールをしよう。

    [ 新規仮想マシンの作成 (N) ] を選択。


    ノートPC内蔵のSSDに格納されたOSのディスクイメージファイルを指定。


    インストール時間の計測を行うため(というか楽するため)、簡易インストールを利用。
    必要な内容を埋める。


    「カクうす9」上(今回はEドライブ)をインストール先に指定。


    スルー。


    [ 完了 ] を選択して、簡易インストールを開始。
    < インストール時間計測開始! >


    簡易インストールが始まる…


    この間に、ネットにランゲージファイルを拾いに行ったり、
    VMware Tools がインストールされる。

    インストール完了!
    < インストール時間計測終了! >



    *****

    あらかじめ、
    [Player] -> [ファイル] -> [Player の環境設定]
    から VMware Tools のダウンロードを行っておきました。



  5. インストールが終わったら使うだけ!

 

 

☆ 活用方法 ☆


VMware Player (や VMware Workstation) がインストールされたPCに
「カクうす9」を接続して、仮想PCを開けば良いだけ!

 

 

…えっ、 VMware Player なんて入ってるPCの方が珍しいって?

 

 

 

 

 

対決相手

 

MQ01ABD100 + GW2.5SATA3-U3

 

 

詳細なデータは「MQ01ABD100」の方を見てみて下さい。

 

USB 3.0 接続同士の対決を行いました。

 

*****

 

ゲストOSのインストール (簡易インストール開始からログイン画面表示まで)

 

 

 

 

起動 (起動を押した瞬間からログイン画面が出るまで)

 

 

シャットダウン (ログイン後シャットダウンを行い、仮想マシンの電源が落ちるまで)

 

 

 という結果になりました。

 

なんだかんだで「カクうす9」は速い!

 

 

 

 

 

 今回、このようなレビュー機会を与えて頂き、
関係者各位の方々にはこの場を借りて感謝申し上げます。

 

 

そして、今回レビューさせて頂いた

 

I-O DATA USB 3.0 / 2.0対応 外付けポータブルSSD 「カクうす9」 120GB モデル

 

は、色々な人にオススメできる製品だと思いました!

 

 

本レビューでは、
「仮想マシンをポータブルSSDに置いて使おう!」
なんていう、万人受けするとは思えない内容ですが、

なかなか便利に感じました。皆様も、是非お試し下さいw


また、普通にデータストレージとして「カクうす9」を使うのもイイと思います。

 60GB, 120GB, 240GB と3種類のモデルが用意されているので、
データを頻繁に持ち運ぶ方でも、使い道に合わせて容量を選べるのが嬉しいですね。

 

私はよくHDDにデータを入れて友人に渡したりするのですが、

HDDだと雑に扱われた時にHDDが壊れるのではないかと心配をします。

SSDであれば物理可動部もなく、「振動に強い」のが嬉しいところだと思います!

 

「カクうす9」が到着したときにパッケージを持った時にも感じたのですが、

「軽い」という印象が何よりも強かったです。

何かに備えて、鞄に忍ばせておくのにもいいと思います。

 

そして、「速い」

USB 3.0 での接続は必須ですが、SSDはやっぱりいいですね。

 

 

 

 


 

最後までご覧頂きありがとうございました!

 


 

 

 

 

ここからは番外編です。

 

VMware Player をSSD上にインストールする方法を調べて見たのですが、

どうも良い方法が見当たりませんでした。

 

なので、Portable版が存在する「VirtualBox」を使って環境にとらわれない

仮想マシン環境を構築しようという試みです。

 

あくまでおまけです。

覚え書きレベルですので、期待しないでください。

 

*****

 

☆ セットアップ ☆

 

* 注意 *

「VirualBox」がインストールされているPCで、「Portable-VirtualBox」を使用すると、
PC上の「VirtualBox」の動作がおかしくなるようです。
おかしくなったら、再インストールを行えば改善するようですが、注意してください。

 

*****

  1. ツールのダウンロードをします。
    リンクから「 Portable-VirtualBox 」をダウンロードします。


  2. ダウンロードしたファイルをダブルクリックして解凍していきます。
    「カクうす9」上に解凍します。



  3. 解凍が完了したら、解凍されたフォルダを開きます。
    「Portable-VirtualBox.exe」を実行します。



  4. セットアップに用いる言語を選択します。
    [Search]をクリックして「japanese」を選択して、[OK]を選択。



  5. VirualBox のインストーラのダウンロードを行います。
    あらゆる環境での動作を目指していますので、
    「32ビットシステム用のファイルを展開します」
    「64ビットシステム用のファイルを展開します」
    のチェックを入れて、「VirtualBoxインストールファイルのダウンロード」を行います。
    ダウンロードが完了したら[OK]をクリック。


以上で「Portable-VirtualBox」のインストールは完了です。

 

 

☆ 早速使って見る ☆

 

 先ほどの3番と同じように、「Portable-VirtualBox.exe」を実行すると起動します。

 

起動中...

 

 

起動した!

 

サクッと、インストールしていきます。

 

 

  1. [新規]をクリック。



  2. お好きなメモリ量を設定して下さい。ここでは2048MB。



  3. OSの種類を選びましょう。



  4. ディスクイメージの種類を選びましょう。困ったらVDIで。
    VMDK は VMware Player で、VHD は Windows Virtual PC で使われています。



  5. 仮想ドライブの作成。そのままで。



  6. 可変サイズでOK。



  7. これまたそのままでOK。



    以上で仮想PCの作成は完了です。


    つづいて、ゲストOSのインストール。

  8. [ストレージ]を選択し、[仮想CD/DVDディスクファイルの選択]をクリックして、
    インストールディスクイメージを選択。





  9. 起動して、インストールしよう!



  10. インストールに必要な情報を入れたりして、十数分後…


  11. インストール完了!



☆ 結果 ☆

 

 インストール時間: 15分程度 (手動インストールのため大体)

起動時間: 10秒ちょっと

 

シャットダウン: 2秒程度

「Portable-VirtualBox」の方が「VMware Player」よりも良い結果になりました(^_^;)

 


 

コメント (4)

  • まささん

    2013/02/28

    レビューお疲れさまでした。

    番外編よかったです!!

    参考にさせていただきます(^ ^)
  • tagさん

    2013/02/28

    >> まさ さん
    ありがとうございます。
    是非お試し下さい!
  • リンさん

    2013/03/07

    私と同じようなことをされている方を発見!(笑)

    SSDなので仮想環境の稼働環境としては凄くいいですよね!

    私も使い方としてお薦めしていきたいと思います。

    環境構築判り易くて良かったです。
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