現在動作品として残っているのは、X22の2662-9JJ、X23の2662-ESJ、X24の2660-PJ2(いずれもM/Bの型番で、外装部品には他の型番が印刷されている)が各1台という具合に落ち着いています。
起動パスワード格納チップに物理的破損があった、ThinkPad X22 2662-95Jを入手したのがそもそもの発端でした。これを正常起動させるために不動作品のX22をもう1台買い、使える部品を移植。このとき部品取りで入手した本体はM/B以外は正常だったので、これを活かすべく今度は起動だけはするというX22のジャンクを入手して再度部品移植を行い、2台目が完成。
この後ヒンジと液晶ベゼルが大きく破損したX24を入手したので、3台目のX22の残骸と組み合わせてX24の完動品を組み立て。その後秋葉原で偶然X23のM/B単体を格安で見つけたので、これと破損したX24の部品でX23を1台組み立て、破損部品はヤフオク等で地道に揃えてX23完成、という具合です。
この当時のThinkPadは見ればすぐ判る程度に分解や組み立てがしやすいように設計されていましたし、いざというときにはメーカーがメンテナンスマニュアルを公開していたため、それを見れば部品単位まで完全にバラバラにしても、素人が組み立てられるようになっていたことで、安心してジャンク部品からの組み上げに挑戦することが出来たのです。
この当時のThinkPadはさすがに質感も高く、使っていて十分に満足出来るPCでした。X2x系の実績を買って新品でThinkPad T42 2373-M4Jを買って、品質感の落差に驚かされたものでした。
今でもX24についてはすぐに使える状態が保たれています。さすがにWindows XPが軽快に動くというには少々厳しい性能ですが、それでも何とか使えるという水準は保っていて、いざというときに使う程度なら何とかなりそうです。
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購入金額
0円
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購入日
不明
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購入場所
kuro_rさん
2013/09/11
jive9821さん
2013/09/11
実はここで書いた本体は全て4桁価格で入手したもので、金額的には合計しても当時のX22の中古品1台分プラスアルファ程度でした。
IBM時代のThinkPadは品質感は良かったですし、分解のしやすさなどメンテナンス性も抜群でした。
今でもX32/31は結構使っていますが、それ以降の機種は何となくでしかないのですが、ほとんど使わなくなってしまいました。