オークションで2012年5月6日に7250円で動作品ジャンクを購入。フロッピーディスクドライブが死んでいたので同型機Nw133からFDDドライブを移植…したもののこれもなんか不調気味で内蔵バッテリーもすでに死んでいますがそれ以外が元気に動いています。
NEC PC-98プラットフォーム最後のノートPCで、デスクトップ機Ra433とともにNEC PC-98シリーズの終焉を飾ったモデルです。CPUはMMX Pentium 300MhzでRAMは32GB(最大128MB、レジュームが聞かなくなる不具合はあるものの一応256MBまで増設可能)、HDDは8GB。液晶は12.1インチSVGAディスプレイでビデオチップはTrident Cyber9385-1 2MBという構成。現在はWindows 2000 Pro SP4 Rollup1(PC98)環境で運用中です。
基本的には97年に発売したPC-9821Nw133のハードウェアをベースに数年間CPUとHDD構成のみをマイナーチェンジしたモデルが販売され続けてきました。一応やはり生産終了まで同じくマイナーチェンジを細々と続けてきたデスクトップ機(Ra系)はMendocino(PenII)世代のCeleron搭載まで進化し、さらにやろうと思えばTualatin PenIII/Celeronも搭載可能といった魔改造も可能でしたが、ノート系は2000年を過ぎてもP55C(MMX Pentium)世代のまま最後を迎えるというちょっと寂しい最期を迎えました。
Nr300/S8自体99年に登場したNr300/S6のHDD容量6GBから8GBに増やしただけのモデルですが正真正銘最後の98ノートなのでずっと憧れていた存在でした。ただ98DOSでしか動かない環境で今でも需要があるのかコンディションがいいのは今でも3~4万程度しちゃうんですよね…なのでジャンクでも安価で憧れのNr300を入手できたのは今でもよかったと思っています。
PC-98自体自分の家に最初にやってきたPCが中学校の先生から無料で譲ってもらったPC-9801DA/U2でそれ以降今は亡きラジオ会館にあったNEC直売店Bit Innで買ってきたジャンクNb7を何台か乗り継いだり一時期Nr150をメイン環境にしたりしたこともあって思い入れが今でも大きいですし、今となってはアキバのPCショップでも98ノート自体見ることがあまりなくなってしまいましたから、これからも大事にしていきたい一大です。
-
購入金額
7,250円
-
購入日
2012年05月06日
-
購入場所
Yahoo!オークション経由
ZIGSOWにログインするとコメントやこのアイテムを持っているユーザー全員に質問できます。