原点回帰ではありませんが、昔ハマったものへの熱が再燃するとかなりのめりこんでしまいます。
4月に職場で廃棄するPCの山から見つけたのがこのPC-9801BX3/U2/Wでした。
前所有部署と上司に了解を得て、廃棄しないように引き揚げさせてもらいました。
個人的にもらったわけではありませんが、いじりたい衝動を抑えられず、いろいろカスタムしてみることにしました。
●CPUの交換
●メモリの増設
メモリは、この機種の最大搭載サイズのメモリをヤフオクで2000円で落札、無事64MBになりました。
●HDDの換装
このマシンは4.3GB以上のHDDを認識しません。
いまどき4.3GBのIDE仕様のHDDなど売っていません。
そこで、ICCというツールで、250GBのHDDを4.3GBのHDDであるように見せかけ、搭載しました。
こちらも問題なく使えました。246GBが無駄になるという超無駄遣いですが、仕方ありません。
やはり古いHDDに比べると転送速度や騒音などすべてにおいて新しい(といっても古い)HDDにしてよかったといえます。
●CD-ROMドライブの増設
48倍速のCD-ROMドライブも増設しました。普通のAT機用のIDEのドライブです。
MS-DOS6.2では設定が必要です。
【CONFIG.SYS】以下を追記
DEVICE=NECCDC,SYS /D:CD_101
LASTDRIVE=Q
【AUTOEXEC.BAT】以下を追記
LH MSCDEX.EXE /D:CD_101 /L:Q
以上でMS-DOSでもCDドライブが使えるようになりました。
●現在のスペック
本当は手持ちのPC-FXGAも搭載したいのですが、C-BUSの空きスロットが無く断念です。
最近のPCは増設やセットアップも簡単で、相性問題もあまりありませんが、このころのPCは機械同士の相性などが非常にシビアだったように感じます。また、設定も一筋縄ではいかず、試行錯誤を繰り返す煩わしさがありました。
しかし、その分、問題切り分けをして解決していく楽しさが醍醐味になってくるわけです。
今考えると、このPC-98シリーズをいじっていたおかげで、今のPCの問題解決力が上がったのではないかと思います。
CPUはもう一段階パワーアップしたいですね。
PK-A586/98、HAS-33QP 、PK-586x3、不要な方がおられましたら是非恵んでください。
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購入金額
0円
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購入日
2013年04月24日
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購入場所
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