2Gの頃のシャープ端末は、性能・使い勝手ともに優れ、他のメーカーに路線変更する気にはならなかった。
カタログで性能比較した段階で、私の候補に残るのはシャープ製ばかりた。
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本機の最大の特徴はカメラ機能、そしてそのためのデザインだろう。
カメラは携帯で初めて光学ズームが搭載された。
センサーはCCDを採用しており、同時のシャープ製端末のCCDカメラは、携帯カメラの中で一番画質が良かった。
暗いところにも強かった。
この機種あたりから、徐々にCMOSにシフトし、3Gとなり、画質は悪くなる一方だった。
光学ズームが搭載された端末も希少となった。
あまりに改善されない期間が長かったため、私は携帯カメラに画質を望まないことにした。
つまり、本機が期待に応えてくれた最後の携帯カメラを持った端末である。
本機はスイーベルスタイルと呼ばれる2回転軸デザインの携帯であり、液晶を判定した姿は、コンデジと勘違いしてしまうような容姿をしている。
しかもハイスペック機でありながら、同時の携帯の中でも大きい部類ではなかった。
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残念ながら、この機種は水没、正確には汗没により修復不能となり、仕方なく機種変更を迫られた。
スキーウェアの内ポケットに入れていたのだが、気がつくとびしょびしょになっていたのだ。
このときほど防水機能が欲しいと思ったことはない。
変更した機種は3Gだったが、vodafoneの改悪な方針転換により、同じシャープ製でもその使い勝手は地に落ちた。
ソフトバンクに変わり大分改善されたが、ハイスペック化によりモッサリ感が否めず、大きい機種が多く、本機の頃のような軽快な端末は少ない。
スマートフォンにシェアを奪われつつある今だからこそ、軽快な端末が引き立つと私は思う。
この端末が3Gだったら購入を検討してしまうかもしれない。
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購入金額
0円
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購入日
不明
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購入場所
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