それくらい、この二人は飛びぬけているかと思います。
星新一さんのショート・ショートの面白さは随一ながら、それと別の面白さで引っ張る筒井康隆の作品はかなり中毒性が高いです。
日本以外全部沈没はもちろん、小松左京の「日本沈没」に対するオマージュ的な作品ですが、筒井さんらしい毒が聞いた話になっています。
筒井さんの作品は抜き身の刀というよりは剃刀に近いものがあり、スパッとした切れ味があります。
なので、読んでいる途中で「ああ、そういう落ちだったのか」と想像できないあたりがさすがだなぁと思います。
落ちが想像できないのが切れ味のよさだと僕は感じて居ますので(^^)
後はこの短さでまとめているってのもその要因ですよね。
やっぱり、筒井康隆は天才だ!
一度も読んだ事無い方は是非、入門書として読んでみてください。
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購入金額
580円
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購入日
2007年10月頃
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購入場所
どこかの本屋さん
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