一般にマウスというと、だいたい同じような持ち方ですが、トラックボールはそれぞれが全く違った使用感となるため、どれを選ぶか迷うところです。
(1)親指トラックボール
マイクロソフト社製のものが有名でしょう。(マイクロソフト社は、2006年にトラックボールの製造を中止したようですが)
このタイプは、人差し指や中指、薬指が通常のマウスと同じような配置となり、クリック、右クリックの動作に違和感を感じることが少ないようです。
(2)人差し指(中指・薬指)トラックボール
このCT-100もこのタイプになります。ポインタを操るボールを、最も細かく動作させることの出来る指で行うことから、細かな作業に向いていると思います。(もちろん個人差はあります。)
その分、クリックや右クリックが他の指に振り分けられるため、慣れが必要です。
(3)手のひらトラックボール
代表的なのが、ケンジントン社製のものでしょう。マウスとは全く異なった形状です。ボールが大きいタイプが多く、その分慣性による動作が行え、操作感は最も軽快という声を聞きました。
同僚と二人で同時購入し、私は(2)の人差し指、同僚は(1)の親指タイプを選択。
さすがに、今までのマウスと比べ操作感が全く違うため、数日は苦労しました・・・が、1週間もするとお互いがお互いの持ち物に順応していました。
人間、結構慣れるものですね。
この製品、親指にクリックのボタンがあるのですが、(カスタマイズは可能)この形状が比較的細長くて小さく、さらに少し固めのクリック圧だったため、親指にペンだこならぬクリック跡がついてしまうのが気になりました。
が、使っているうちに馴染んだのか、軽い圧力でクリック出来るようになってからは快適でした。
トラックボールには珍しく、8ボタンもあるので、よく行う動作などを各ボタンに割り振ることもでき、操作性も良かったです。ボールの支持は3つの人工ルビーで行うため、摩擦による引っかかりもなく、軽い力で転がすことができます。
また、マウスと違ってトラックボールは動作にスペースを要しないため、狭いデスクでも楽々使っていました。
・・・・・・片付けが悪いと言われればそれまでですがw
操作系には満足していたこの製品ですが、どうしても改善していただきたいポイントがひとつあります。
それが、無線レシーバ部です。
この製品は無線でPCと接続されるので、机の上に鬱陶しいケーブルが這うことがなかったのですが、代わりに受信機が必要なのです。
最近は本当に小さな受信機が多く、PCの裏にでも取り付けておけば全くじゃまにならないサイズとなっているのですが・・・・CT-100の受信機はデカい!!!イメージはコンビニで買うおにぎりくらい?
そして無線の通信距離が短い!!!
約50cmしか飛ばないため、このデカい受信機が必ず机の上にあるハメになりました。
ケーブルがなくてスッキリできたのに、これでは本末転倒?
このCT-100の後継機が発売されたので、これを気に買い換えようかと思いましたが、このレシーバまで忠実に後継してくれています。(要するに型番変更のみ)
他のマウス製品では小さなレシーバが採用されているので、是非こちらにも使っていただきたかった。
これは非常に残念でした。
あと。
これは余談ですが。やっぱりマウスに比べて馴染みが薄いため、他の人はパッと触ると、その操作感覚の違いに戸惑います。結果、職場で他の方が私のPCを操作することが格段に減りました。
慣れればなんともないんですけど、慣れるまでは大変なのですねw
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購入金額
9,000円
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購入日
2003年頃
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購入場所
aoidiskさん
2011/01/12
操作性よいみたいですしね。
評価もまずまず高いですし、でも、親指ものと悩んで数年たちます。
Sheltieさん
2011/01/12
退会したユーザーさん
2011/01/13
他の方のレビューも読みましたが、評価が高い方と低い方とに2分されてますね。
やっぱりマウスに比べて、合う・合わないがあるのでしょう。
退会したユーザーさん
2011/01/13
手のひらにフィットする・しないが、この製品には顕著に評価に現れますからね。
洋服みたいに、S・M・Lとあればいいんでしょうが、そこまでコストは掛けれないだろうしw