下記製品の上位版だと思います。
下位版では割当キー数が少ない代わりに若干お安いです。
CM51+というキーやボリュームボタンなどが増えた最上位版も存在しています。
そちらは両手で扱うもので完全にゲーム専用になるでしょうか。
通常はキーボードデバイスとして認識させますが、ゲームパッドとして動作させて利用させる感じでしょうか。
CM51+は2タイプあるようです。
下位のO3Cより少し大きい
左:O3C 、右:O3C++ (本製品)
オンライン版のWEB画面による設定をお勧めしたい
ファームウェアのアップデート
下記サイト内の「online example」というリンクをクリックすることで、専用サイトにアクセスできる。
https://github.com/Sayobot/sayo-device-web-hid
製品をUSB接続した状態で、オンライン版のWEB画面にアクセスするとUSB機器のデバイス接続の要求がされる。
メイン画面上でAdd Deviceを選択しても現れる。
機器を選択して接続することになる。
接続するとデバイスが表示されてCONNECTを選択すると次の画面に移動できる。
恐らく設定情報がcookieに保存されていると思われるが、次回からは上記の接続要求は求められずに自動的に機器情報が表示される。
メイン画面が表示される。
New Firmware Updateと表示されており、購入初期のバージョンは106とのこと。
何が更新されたのか全く情報が無いのだが、この時点では125が最新とのこと。
ここまで辿り着いたら躊躇わずUpdateをクリックする。
このあと色々と手順を踏まされるが、要は製品のブートローダーモードに切り替えてからファームウェアアップデートを行うため、自分でブートローダーモードに切り替えるか、タイミングが合うまでUSBケーブルを抜き差ししながら手順に合わせて試行錯誤すればアップデートが完了する。
アップデートが完了後、キー情報のキャリブレーションを行う必要がある。
これは製品のジョグダイアログでメニューを出してキャリブレーションすれば問題ない。
ファンクション用の画像を設定する
中央ディスプレイのカスタマイズを行います。
下記のようなサンプルを作ってみました。(だれかセンスの良いテンプレートを提供してくれないかしら。)
※「ベストテンDOT」フォントサイズ:10あたりで作成しました。
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フォント:ベストテンFONT
フリーダウンロード:https://flopdesign.booth.pm/items/2747965
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右上の菱形上に配置されたボタンを押すことで、サンプル画像を切替えるように設定します。
左メニューの Assets - Image を選択します。右上付近に+とゴミ箱アイコンがあると思います。+を選択します。
用意したサンプルイメージを1つ選択します。Confirm Cropを選択すると仮登録することが出来ます。
同じように+を選択して、同じ手順で残り3つの画像を登録します。
登録を終えたら、左下で赤くなっている Save the changes を選択することで、本登録が行われます。
続いて、 Feature - Screen を選択します。
右上にプルダウンがありますが main screen が選択された状態で、その下の#1を選択します。
これは初期化処理です。ファンクションで使用する全レイヤーに対して画面の初期化を行います。
#2を選択します。ここではファンクションレイヤー0(fn0)について設定します。
layer type は Image を選択します。これは登録イメージを指定したいときに使うモードです。
Image number を 1 と設定することで、先ほど登録した画像の1番目を表示させることが可能となります。
同じように#3~#5まで Image number を 2 , 3 , 4 というように登録していきます。Displayed Key Layer も fn1 , fn2 , fn3 となるように設定します。
#6以降は blank 設定で何もしません。
登録を終えたら、左下で赤くなっている Save the changes を選択することで、本登録が行われます。
設定が終わると下記の動作になるはずです。
ファンクション毎にキー設定を割り当てる
- 固定文字の登録
Assets - Stringでは固定文字、Assets - Passwordでは固定パスワード文字を設定出来る。
最大56byteの入力が可能。だが最大サイズまで入力すると、02とか03で設定した内容がおかしくなることがある。(桁あふれしている感じがする)
概ね50byteくらいは問題なさそう。
なお、最終的にStringの方はボタン割り当て時のキー動作の挙動が少々おかしいことになるので、固定文字だったとしてもPasswordの方で登録した方が確実に動作する。
- 各ボタンの割り当て設定
Feature - Buttonにて各ボタンの割り当て設定が可能。
ファンクションの切り替えで番号を指定する。使用可能なのは0番から4番までの計5つ。
上記で作成したテンプレート画像は1番から4番の4つ分を想定している。
ファンクション0を1番として一つずつずらして登録することになる。
各ボタンをマウスで選択すると、右側の割り当て設定が対象ボタンに合わせて変化する。
一番右下のボタンを選択した例として、下記のように設定。
mode:One-click password
Password:Password 1
button:Enter
input interval:2
lock case:未設定
modeについてはキーボード操作、マウス操作、ゲームパッド操作など、色々なモードがある。
「One-click password」は事前に登録したPassword文字列を自動入力するもの。
入力後のキーボード操作としてEnterキーを指定している。
input intervalはマクロキーを押し続けた場合、ループ実行となる待ち時間(単位はms)だったか。(うろ覚えです)
このような設定を施すことで、仮にパスワードを「12345」と設定していた場合、マクロキーが押されると「12345」の入力+Enterキーがワンボタンで実行されることになります。
ファンクション切り替え用の物理ボタンの対応としては下記のような設定を施すことで、動作します。
mode:SW
fn:fn 0~3
ボリュームボタンは少々わかりにくい。
左側設定はボリュームを右に回したときに発生するアクション、右側設定はその逆。
音量調整絡みしか使える用途が思いつかなかったため、左側は音量を上げる、右側は音量を下げる、真ん中はミュートのON/OFFと設定します。
登録を終えたら、左下で赤くなっている Save the changes を選択することで、本登録が行われます。
色々と試行錯誤しながら、サクサクと設定を施してテストしてみるとよいと思います。
設定については下記のブログさんが細かく概要を載せてあるので、ご参考まで。
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購入金額
3,966円
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購入日
2024年12月22日
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購入場所
AliExpress
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