レビューメディア「ジグソー」

K&R社 基板採用  自作「フォノイコライザーアンプ」

フォノイコライザーアンプ 

 

レコード再生時のアダプターとしてフォノイコライザーアンプを作ってみました

出力信号としてはLINEレベルの信号となります 基板はK&Rさんという方が通販してますのでそれを使ってみました 一度では全部紹介出来ないので数回にわたりご紹介となります。

   

 

         完成後..前面黒パネルが今回のフォノイコライザーです 下のアンプは既出省略

 

                    ケースの初期段階 上パネルは外してあります  黒いのは脚です

  

      端子、パワースイッチ、ACインレット、基板用ボス取付 

 

後ろから前パネルを見ます 手漕ぎで穴明けです ケース加工やパーツ購入が大変ですね すべて通販です

 

こういうのも取り付けますが後で改良 ロータリースイッチです 最初は銅板で作りましたが強度が無理なのでホームセンターで金具を物色、丁度良いのがあったのでそれにしました

シャフト類は共立エレショップで購入 スイッチ、シャフトは6φです(6m/m)

   

      前面から見たところ

  

  

   プリント基板とパーツ類はバラバラで梱包されているので自分でくみ上げます 

  基板を3枚取付後、左はトランス式電源基板 右奥MC基板 右手前MM,RIAA回路 

  

基板の近くで回路を切り替えたかったのでロータリースイッチシャフトを延長しました

上画像で電源基板の左に小さいリレー基板を増設してあります これはMC,MM基板で

の利得制御時のパーツを切り替える回路の対処です。

 

   

リレー付近はMC回路基板、右はRIAA回路です リレーはプレーヤーからの入力をMC基板か右のRIAA基板に切り替えるものです 入力端子からはシールド線を使っています。

 

      電源基板が立派すぎます? 

 

    後部 左が入力、右は出力 プリアンプなどのLINE-IN、AUX等に接続です

    後ろから見て右が赤色の右です 

 

      左がACインレット 露出してるのはアースです 後で要補修かも

 

      電源ON時に電源スイッチは緑色に光ります。

    

  

上画像で、

左から電源スイッチ(緑点灯)-トグルスイッチ(ゲイン切替)-LED35(緑)-40(黄)-46dB(青)

左黒ツマミ(ゲイン切替) 3段階

右黒ツマミ(MC/MM拡張機能 MC入力抵抗22Ω-100Ω-250Ω、MM負荷容量100PF,500PF)

ロータリースイッチ 5段階

緑LED--MC時点灯、黄LED--MC拡張機能、MC拡張機能トグルスイッチ、MCトグルスイッチ

(実際の数値は測定していません) MC拡張時の抵抗等は利得が高いので今後再考慮します。

現状では音が大きすぎます(MC/MMノーマル時は下記のごとく変更済み)

 

 

            LED点灯状態 右側--緑橙青(GAIN)、左側--- 黄(MC)-橙(MC-EXT)  

  

  

試聴後...

 

MM基板

再生ゲイン切り替えは固定とトグルスイッチ切り替えで3段階切り替えを作りました デフォルト固定ではMM基板R3,R17は560Ω、ゲイン切り替えトグルスイッチ(緑のPOWER SW右)で3段階に切り替えしました この場合のR3,R17抵抗はゲインの低い値から 1KΩ-780Ω(560+220Ω)-470Ωとしました 固定と変動では抵抗をリレーで切り替えます

 

MC基板

回路のゲインを上げすぎると発振気味のノイズが出ますのでMC基板はオリジナルの儘ですが

MCカートリッジ対応で オルトフォンMC20、DENON DL-103は資料のように22Ω、250Ωにスイッチで切り替えできるようにしました 

デフォルトはR1,R2は100Ωで 22-100-250Ω3段階切り替えです。 

 

 

組み立て後のノイズレベルはかなり低いものです DENON MCヘッドアンプ HA-500とMCポジションでノイズレベルを観ても同等かそれ以下です マンションなので50Hzノイズが入り込みますがかなり低いものと思います。

 

未だ日数が浅く他の機器との比較は難しいのですが、ファーストインプレッションは電源が強力なのか低音は強く主張する感じです 低音の鳴り方は凄いです ボーカルや高音は通常の感じですがどちらかというと近くで歌っている感じに聴こえます パーカッションはリアルに感じますね 低域にエネルギーを振っている感じがしますがエネルギーが高域の強さにも出ているのかもしれないです、まだ耳慣れして無いので?こんな程度です。

 

 

 

      MMカートリッジ周波数特性 SONY XL-45 JICO針  

             赤い線が結果です 緑線はノイズです 

   

 

                  MCカートリッジ周波数特性  AUDIO-TECHNICA AT33PTG改

 

  

   

 

基板キット K&R社  https://kandr.biz/c5/index.php/Productshttps://kandr.biz/c5/index.php/Products

基板と説明書、部品一式です   

 

パーツ購入はマルツON LINE、千石電商、秋月電子通商、AMAZON,共立エレショップ各社に注文

 マルツ、千石さんは発送が早いので感激でした 各社さん、ありがとうございました。

  

  

ロータリースイッチはエレショップで購入

https://eleshop.jp/shop/g/gC5S121/ 

https://eleshop.jp/shop/g/gC5S122/

 

 

 

 

 

MC基板詳細  

 

RIAA/EQ基板詳細

 

電源基板詳細  

   電源は100V入力側をスイッチで入り切りし、基板のX4端子は繋いだままです。 

 

 

            A4判6枚  裏表印刷組み立て資料(製品添付) 回路図はモザイクチック...

 

 

 

   練り上げた?自作結線図 その後変更してる箇所もあります 計画してるときは楽しいね

 

 

 

後記...

基板の動作は問題ありませんでした 各基板の接続がやや解り難いです 端子の番号はX-... と説明されていますが他の基板にも似たような数字が有ったり南海ホークスでした? MM基板のDCバランス調整も文章の説明だけなので解り難いです 設計者は頭に入っているのでしょうが組み立て者には解り難いです 作者のホームページに掲示板があるので質問すればよいだけですが、手間が掛からないようにお願いしたいです。

 

基板の回路図はA4用紙ですべて付属しています また組み立ての部品配置の図面説明もあります それらをトータルで接続した説明書が無いのですね その辺が惜しいです。

半田鏝も触ったことが無い人が組み立てるにはかなりストレスのたまる基板キットではあると思いますが、上質なプリント基板(スルーホールです)や上質なパーツを提供していただいたK&R社さんには感謝いたします。  

  

 

 

           K&R  MMフォノイコライザー組み立て基板

    

   

 

    

 

 

 

 

 

基板が3枚で32000円、他パーツが2万円位 やる気が欠落して1か月半くらい掛かりました暑いとやる気と集中力が出なくてダメですね  

 

  • 購入金額

    32,000円

  • 購入日

    2024年06月28日

  • 購入場所

    通販 K&R

20人がこのレビューをCOOLしました!

コメント (2)

  • kaerkiさん

    08/15

    すげー

    専門知識って趣味でも役立つんですねぇ
  • タコシーさん

    08/16

    kaerkiさん
    私が勤めた会社は趣味人が多い集まりでした 堅い会社では無かったです 
    会社側から、「アマチュア精神を捨ててください」みたいなことを言ってましたよ
    仕事中に自分の趣味や他の事やってる人もいましたね でもみんな真剣でした タブン。

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