車齢を重ねたBMW F20型ですが 最初期モデルだけに数回のリコール対象となったものの
自費で交換した部品は、エンジンオイル・フィルター・ワイパーブレード
バッテリーとタイヤは1度だけで済んでおりますので、アタリが良かったのだと思ってます。
今年に入ってから総額25万円の修理を行いましたが、可変バルブタイミング機構の修理に
伴い、今は大丈夫だけど、やがて発生することが予見できるウォーターポンプ廻りの部品交換も
依頼することにしました。
懸案とされたのは、この、ひび割れている台車のタイヤ状の部品です。
電動ポンプだったら良かったのに と、素人は思う
昭和前〜中期の縦置きエンジン車のラジエーター冷却ファンの多くは、ファンベルトを介して
常時回転し続ける、俗に言うプロペラファンでした。
昭和45年あたりから徐々に増えだした横置きエンジンのFWD車は、ラジエーターに直付けされた
電動冷却ファンを採用してます。
やがて、それが縦置きエンジン車においても主流となりました。
冷間時のファンの回転は暖機運転の妨げとなりますし、常時回転はエンジンの効率面から見ても
良いことはありません。 少なからず燃費にも寄与すると考えます。
同じ思想の下、水冷エンジンに必須とされるウォーターポンプの電動化も進んでいることを
知っていましたが、愛車のそれは、想像の外にある不思議な構造だったんです。
写真上にあるダンベルのような部品の右側は エンジン冷却水の温度やエンジン全体の情報を元に
摩擦ホイールと呼ばれる左側の回転部品を上げ下げするための「アクチュエータ」に相当します。
左下のホイールは周囲に樹脂が張り込まれたもので、クランクシャフト由来の回転力を
ウォーターポンプに伝えるための部品。
右下の部品はテンショナーでしょう。
角度を変えると こんな感じが このアクチュエータです。
ドライブベルト5860円 摩擦ホイール19700円 ベルトテンショナー23000円
VANOSソレノイドバルブより コチラのほうが高くついたのね。
電動ポンプだったら もっと簡単な構造だし もっと安価に済みそうなのにと
素人が恨んでます。
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購入金額
0円
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購入日
2024年05月頃
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購入場所
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