みなさん、こんにちわ・こんばんわ。
今回は、音楽プレイヤーです。
今までは東京から先にできかける際の相棒はSHANLING M6 ver21でした。
M6 ver21は完全ワイヤレスイヤホンを高速バスの車内、新幹線の指定席・グリーン車で使ってても途切れることは非常に少なくて快適でしたが、Android verが『7.1』とかなり古く・・・インストール出来ないアプリ(例:テクニクス Technics Audio Connect)もチラホラ。
そこで下記条件を満たすDAPを探す事にしました。
①、LDAC接続が使える、かつ送受信OKなタイプ
②、4.4mm5極バランスジャックが付いていること
③、DACはESSのES9038Q2M、シーラスロジックCS43198以外が良い
④、液晶はフルHD
⑤、DAPは20万円以内(給料の手取り2か月分)であること
上記6つの条件から絞って残ったのが以下6点です。
(・4.4mm5極バランス、DAC:AKM4499EX x2 +AK4191EQ、フルHD液晶、OS:Android ver12、CPU:SnapDragon 665、LDACでの送受信仕様不明) *2way Bluetooth5.0の記載あり
(・4.4mm5極バランス、DAC:Darwin architecture、フルHD液晶、OS:Android ver9、CPU:SnapDragon 660、LDACでの送受信仕様不明) *Bluetoothオーディオ送受信対応の記載あり
SHANLING M6 Ultra
(・4.4mm5極バランス、DAC:AKM4493SEQ x4 、フルHD液晶、OS:Android ver10、CPU:SnapDragon 665、LDACでの送受信OK)
SHANLING M7
(・4.4mm5極バランス、DAC:ES9038 Pro 、フルHD液晶、OS:Android ver10、CPU:SnapDragon 665、LDACでの送受信OK
Astell&Kern A&futura SE180
(・4.4mm5極バランス、DAC:モジュール交換式、フルHD液晶、OS:???、CPU:???、LDACでの送受信OK)
(・4.4mm5極バランス、DAC:フルディスクリートR-2R、フルHD液晶、OS:???、CPU:???、LDACでの送受信仕様不明)
HiBy Music R6 Pro II(AK4499EXEQ x2/Android ver12)、SHANLING M6 Ultra(AK4493SEQ x4/Android ver10)でかなり揺れましたが、操作系がほぼ変わらないという理由からM6 Ultraを選択しました。
気がついたらSHANLING製のDAPは今回で3台目です
(*SHANLING M3S → SHANLING M6 ver21 →SHANLING M6 Ultra)。
M6 Ultraと今まで使っていたM6 ver21の違い
では、今回の『M6 Ultra』と『M6 ver21』の仕様は以下の通りです。
わかりやすい違いは「SoCの違い(スナドラ665・スナドラ430)」「ジャックの違い(2.5mmバランス接続の有無)」「バッテリー容量の違い」「DACチップの違い(旭化成とESS)」というのが分かりやすい違いだと思います。
写真だと、以下のような感じです。
M6 Ultra(左側の緑色カバーのDAP)/ M6 ver21(右側の黒色カバーのDAP)
両DAPの仕様表を見ていただくと分かるように
「LDACは送受信対応」
なので送信のみのDAP(例:iBassoAudio DX160 ver2020)と比較して、(大げさな表現をすると)””呼吸をするようにBT接続が切れることがない””です。
ヨドバシAKIBAの完全ワイヤレスイヤホンコーナーで””LDAC接続重視モードに設定””して試しましたが接続が切れることはかなり少なかった(20分で2回ほど音が途切れた)です。
LDAC対応の完全ワイヤレスイヤホン(例:ソニーWF-1000XM5/テクニクスEAH-AZ80/ビクターHA-FX550T/オーディオテクニカATH-TWX7)を使う頻度が高いなら
「LDACは送受信対応のDAPをゴリ押ししたい」
例えば!!
①、Android OSのバージョン(M6 Ultra→Android ver10 / M6 ver21→Android ver7.1)がアップしたことで
「テクニクス(=パナソニック)の完全ワイヤレスイヤホン用アプリのインストールがGoogle Playから出来るようになった【*M6 ver21だと完全ワイヤレスイヤホン用アプリをインストールするには中国の怪しげなサイト経由で行う必要があった】」
②、搭載ジャックが変わった(M6 Ultra→3.5mm x1、4.4mm x1 / M6 ver21→2.5mm x1、3.5mm x1、4.4mm x1)こと
③、搭載SoCがかなりパワーアップ(M6 Ultra→スナドラ665 / M6 ver21→スナドラ430)したので動きがサクサク
以上の3点は特に分かりやすい違いだと思っています。
M6 UltraとM6 ver21を比較してみます(構造など)
ただ、箱だけはやたらと大きく厚い素材になっています。 配送中に液晶割れてしまったらまずいよね・・・という配慮???
M6Ultraの4.4mm・3.5mmジャックは上部に付いています。
M6 UltraにM6 ver21を乗せて、比較してみました。
ボリューム調整ダイヤルは『本体と同じ色に揃える』というのが今のトレンドなんでしょうか? 2022年度・2023年度発売の他社DAPもダイヤルのカラーは本体色と合わせるのがほとんどです。
M6 Ultraのカバーは熱対策のため?に横面を大きく開けてあるのも特徴かもしれません。
次は上面。
M6 Ultraは4.4mmジャックと3.5mmジャックを持ってきてありますがM6 ver21は何もなし。
横面②です。
停止ボタンなどは変わりませんが、M6 UltraではMicroSDスロットが別の場所に移動しました。DACを4枚積む+熱対策?のためにジャックやMicroSDカードスロットの位置を弄ってあります。
そして最後は下面。
M6 Ultraは充電用のUSB-CとMicroSDスロットとなっています。
カバーの影響で、M6 ver21以上に『MicroSDスロットカバーが開けにくくなっている』点には困りました。
スロットを開けやすくする工具みたいなものを付属して欲しいと思います。
音質は『曲の感じを選ぶことがある』がバラードなどが好きな人にはグッと来る・・・DAPかも
ざっくり使ってみました。
・ヘッドホン:ソニー MDR-M1ST
・完全ワイヤレスイヤホン:テクニクス EAH-AZ80(*接続検証等限定)
①、ワイヤレスイヤホンの接続の切れやすさ・切れにくさ
完全ワイヤレスイヤホン(テクニクス EAH-AZ80)と、M6 Ultra(EAH-AZ80とは””LDAC接続、LDAC接続重視モード””)を接続し、音楽を色々流しつつ30分ほどヨドバシAKIBA内をダラダラ歩いてみました。
店内で音が途切れたのは『2回』でした。 平日(2024年6月28日)かつ、客も少なめだったのもありBluetooth接続は思ってるほど切れませんでした。
②、バランス接続のワイヤードヘッドホン
バランス接続時は『M6 ver21を遙かに上回る高熱を発する』ので新幹線(及び電車)や高速バスなどで出かける際は完全ワイヤレスイヤホンを使うことを強くお薦めします。
では、試聴・・・の前に。
色んな所で「SHANLING純正の”Shanling Music”はギャップレス再生が出来ない(=曲の終わりが『突然切れる』等がある)」と言われていますが、俺は一切気にならないです。
ギャップレス再生が出来ない点が気になるなら『Neutron Music Player』使えばイイだけです。
1、Memoria -Duet ver-
(Vo.Rin'ca、Duca)
以前『ダ・カーポのVoさん』って感じで紹介したRin'caさん、『まいてつ Last Run!!』というゲームの挿入歌などで知られているDucaさんによるDuet verです。
去年度の俺イチオシ曲です。
M6 Ultra
「夕立風が描く水の波紋(ry」 の曲の始まりを心を打つだけでなく、Vo.Rin'ca、Ducaのノビ
(*特に「始まりはあの夏の日 青く澄んだ大切な記憶は 未来もずっと照らしてくれるから 生きてゆく あなたとずっと」「また季節は巡る 変わらない想い この先も二人でいよう 愛してる」の部分)
このノビ感がゲーソンらしさを感じさせない部分もイイ感じです。
今回の場合は、『ESSには出せない』、曲の暖かさを感じさせるためAKM(旭化成エレクトロニクス)DACで作った方が好きって評価をしたいと思います。
M6 ver21
2、spiral of despair -resurrection-(Vo:Rita)
一般の皆様には通じないかもしれませんがRitaさんです。
「Little Busters!(代表作:リトルバスターズ!)」、「○○○○車両2 ~○○○○○電車~(*様々な事情によりゲーム名が出せないので御自分で調べてください!!)」「見上げてごらん、夜空の星を /見上げてごらん、夜空の星を FINE DAYS(*アニメ化なし)」のOP曲またはED曲等を歌ってる方です。
M6 Ultra
知名度は抜群、fripSideの曲です。全体的にたまりません。
曲開始~9秒(8秒かな?)のコンクリの建物内を歩くと響く『カコン、カコン、カコン』という感じの音のリアル感は素晴らしいと思います。
M6 ver21よりもリアル感がある・・・と思います。
問題は歌詞と「DACによって曲に暖かさがかなり注入されてしまう」ことでかなりの違和感を感じてしまう事です。
ゲームの内容が内容だけに
『冷寒な感じ』『疾走感』
これの無さが薄い・・・・・・
歌詞が『明日も未来も全て壊され (長いので略) 何も出来ずに 汚される夢を誰か助けて・・・ 涙はすでに涸れ果てていた (長いので略) 繰り返されるその絶望 残酷なresurrection』なのに、曲に暖かさを感じさせるのはちょっと違うかな~と思ってしまいます。 音質はいいんですが、苦手な曲もある・・・って感じさせます。
M6 ver21
3、夏色ラムネ(Vo:霜月はるか)
一般の皆様には通じないかもしれませんが霜月はるかさんです。
「タユタマ -kiss on my deity-(代表作:タユタマ -kiss on my deity-)」や「クドわふたー(代表作:CLANNAD、リトルバスターズ!、Angel Beats!)」のOP曲またはED曲を担当されているので、アニメに興味ない人でも1度は聞いたことがある???かもしれません。
M6 Ultra
*種類的にはMemoria -Duet ver- と近い感想です。
M6 ver21
参考資料
・SHANLING http://www.shanling.com
・SHANLING M6 ver21製品ページ https://en.shanling.com/product/401
・SHANLING M6 Ultra製品ページ https://en.shanling.com/product/419
見ていただき、ありがとうございました。ちょっとでも参考になれば幸いです。
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購入金額
74,980円
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購入日
2024年03月頃
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購入場所
代理店(MUSIN)の訳アリアウトレットセール
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