以前データを数百GBほど移動させる必要があり買ったものですが、結局余っていた2.5インチSSDを外付けケースに詰めて済ませてしまったため、使われないまま放置されていたUSB接続スティック型SSDです。
この類のSSDとしては、以前BUFFALOの500GBモデル、SSD-PUT500U3-B/Nを買ってそれなりに便利に使っていましたが、これは弱点もありました。
USBメモリと比べるとかなり大柄で、これを使おうとするとPC本体やUSBハブの隣の端子に干渉してしまうことがよくあったのです。速度面ではSSDだけに十分な実力を示してくれましたが、その意味での使い勝手は決して良くありません。そこで同種のSSDを次に買うのであればもう少し小さな製品を選ぼうと思っていました。そのタイミングで割と安く売られていたのが、このSUPER TALENT PS100シリーズの1TBモデル、ST3U1T0PSUでした。
箱が小さくあまり存在感がありません。本当にちょっと大きめのUSBメモリを買ったという印象です。
デザインもそこら辺で売られているUSBメモリとよく似ています。キャップ等は無くスライド式でUSB端子を収納する形です。
SSDらしい速度性能
簡単ではありますが、Ryzen 9 5900Xを搭載したASUS PRIME X370-AでWindows 10 Pro v22H2を動かしているという環境でCrystal Disk Markを計測してみました。
以前のBUFFALO SSD-PUT500U3-B/Nとは利用しているCrystal Disk Markのバージョンが異なるため直接比較することは出来ませんが、ある程度の傾向は見て取れるかと思います。
シーケンシャル速度はUSB側の限界があるためか、どちらの製品でも大きな差は付きません。強いて言えば書き込みはST3U1T0PSUの方が少し優勢でしょうか。
割合大きな差が付くのは4Kランダムの速度で、特に書き込み時の差は大きくなっています。今回は自作のハイレゾWAVデータを数百個持ち運ぶためにこのSSDを引っ張り出してきたのですが、HDD同士でコピーするよりも速度は出ていて、さすがにSSDだなと感じました。
まだそれほど多くのPCで使っていないため何ともいえませんが、BUFFALO SSD-PUT500U3-B/NはノートPCで他のUSBデバイスと同時に接続すると給電能力不足で正しく動作しないということが時折ありました。今のところ、このSUPER TALENT PS100 ST3U1T0PSUではそのような現象は発生していません。
昨年の秋頃までは2.5インチのSATA SSDが容量単価でこの製品よりも安いことが多かったのですが、現在は2.5インチSATA SSD、M.2スロット向けのSSDも含めて価格が急騰してしまい、このようなUSBスティック型SSDの方が容量単価が安いということも珍しくなくなってしまいました。その中でも実売価格が安く、速度性能も十分となればお買い得度の高い製品ではないかと思います。
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購入金額
6,980円
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購入日
不明
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購入場所
パソコン工房
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