今までカリタ製の安いコーヒーメーカーを使用していました。
唯一不満点のあるのはガラス容器の注ぎ口の出来があまり良くなかったこと。
コーヒーをマグカップへ注ぐ際に既定の一定量でないとこぼれるのです。
少ないとガラス容器側へこぼれる。多いとマグカップ側の方がこぼれやすくなる。
また、抽出方法を変えようとしてメリタ製のフィルターに変えたりなどもしていました。
個人的には激安の豆(MJB アーミーグリーン)以上の価格の豆でスーパーでよく売っている汎用豆クラスがコスパ的に丁度よいと思っています。
専門店というより下記のような一定品質(ウエシマコーヒーなど)のものです。
今回はガラス容器が割れてしまったので、新しく買うことにしました。
購入するときに重視したポイントとしてガラス容器側に不満があったので、あえて日本によく流通しているであろうタイガー魔法瓶を選択してみました。
メリタ製フィルターが使えなくなるけれど、味が落ちるのかどうか・・・。
まぁ、下手にエグミが出なければ日常用として飲めると思うので高望みはせずということで試してみることに。
温度管理は申し分ない
製品のページと取扱説明書について。
・製品ページ:https://www.tiger-corporation.com/ja/jpn/product/coffee-machine/ace-v/
・取扱説明書:https://www.tiger-forest.com/manuals/coffee-machine/ace_v
この製品のポイント
・抗菌加工を施した真空断熱ステンレスサーバーによる保温が可能。アイスコーヒーも冷たい状態をキープ出来る。
・マイボトルに対応。付属のカップスタンドを使えばマグカップも可能。
・マグカップでのドリップバッグにも対応。
・オートオフ機能
・着脱式水タンク
・ステンレスサーバーにティーパックを入れておけば熱々のお湯を注いでくれる。
なお、保守部品については下記で販売している。
https://www.tiger-shop.jp/shop/g/gACE-V080KM/
公式でもよいが、Yahooショッピングの公式代理店でも販売している。
タイガーマークがカワイイ
タイガーマークは切り抜いて子供に上げました。
外箱
箱に簡易説明 その①
箱に簡易説明 その②
付属品(説明書、計量カップ、カップスタンド、サンプルのペーパーフィルター)
本体の外観(正面)
製品の上部(上部の穴から蒸気が出る)
オープン時、取っ手がある箇所(水タンク、ドリップフィルター)は外せる。
ドリップフィルターを外すとこんな感じ。ドリップフィルターが装着されていればステンレスサーバーへうまい具合に熱湯が落ちると。
ステンレスサーバーを外すとダイレクトに熱湯が落ちる。
ドリップフィルターを装着して下からみた場合。
ドリップフィルターの下部。中央に窪みがあり、そこから熱湯および抽出物が落ちる。
部位が変わり、こちらは水タンクの下部。なるべく水が集まるように設計されている。
水タンク単体で自立可能。水の抽出口はギリギリ接しない。カーペットとかだと接してしまうかも。
また部位が変わり、熱湯が出る場所。
散水板を取り外すとこんな感じ。中央のパッキンから熱湯が出てくる。
散水板によって熱湯を分離させ、熱湯による湯気は上部に張り付き滴となり落ちる。必要最小限の湯気しか出ない構造となっていると考えられる。(たぶんメーカーの拘った部分かなと)
散水板の原理は恐らくこんな感じだと思う。中央から熱湯が降り注ぎ3方向へ分離される。計6カ所の穴から熱湯が降り注がれる。
ドリップフィルターからの湯気は3つの穴から登っていく。湯気は散水板の上部にて選別されて滴となり最終的にドリップフィルターへ落ちる。
サーバーふた。
上部の出っ張りを押すかレバーを引くと注ぎ口が開く仕組み。
ステンレスサーバー。注ぎ口は申し分ない角度。
理論的にはこだわりある設計のはずなのに・・・
とりあえずコーヒー1杯分抽出してみた。
んで、使用後の水タンク。若干端に水滴が残ってる。なんとか傾斜付けられなかったのかな。

そんで散水板周り。撥水性が皆無。開けたときに水滴が待ち受けトラップ?に落ちて水が溜まる。
フタを閉じたときに一気に溜まった水が流れ出すから注意が必要。気になるようであれば毎回ティッシュなどで拭き取る必要あり。
ドリップフィルターの水の出方の確認。
わかりにくいが水を貯めて少量の水が出ていることがわかる。これ単体でも水が流れるということです。
つまり・・・お湯がそのまま降り注ぐのであれば、ペーパードリップが可能という感じ。
お湯の排出量は一定なので、マイルド・ストロング・アイスといった機能はお湯を沸かすときの量を調整しているのだと思う。
また、お湯は概ね排出されてしまうため、コーヒー抽出時のエグミはある程度排出してしまう感じ。ドリップフィルター上では若干の窪みがあるため最後の滴までは出さない・・・はず。
抽出完了時にピーっと音がするので、そのタイミングでペーパーフィルターを撤去してしまえば、浸透圧による抽出要因は無くなるのである程度のエグミは防げるはず・・・。
お湯を出し切ったなと思う音がするのでそのタイミングで開けてしまい、ドリップフィルターを取り除いてしまう手もあるが、お湯が吹き出しすることもあるので注意が必要。
とりあえず、製品固有の癖はあるが、普段使いとしてはコーヒーの味は申し分ないと感じる。
パッキンが残念でした。
3か月くらい使用しました。
月平均25回くらいの使用でしょうか。1か月経過くらいしたくらいにパッキンが黒ずんできます。
このパッキン、キッチン用漂白剤につけても白くならないです。
あんまり黒くなりすぎると衛生面でよろしくないので、替えのパッキンを用意する必要がありそうでした。
ということで、取り寄せた。
色比較。左が新品、右が3か月使用後。
右側・・・これでも数回漂白してるんですよ。。。
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購入金額
8,882円
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購入日
2023年05月14日
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購入場所
Amazon.co.jp
























まこりんさん
08/01
この手のコーヒーメーカーってコーヒーを造るだけって考えが念頭にあったので、単にお湯だけとして使えるっていう発想は良い気がする。
電力効率とかは分からんが紅茶やカップスープとかにも使えそうだし、コレはコレでありですね~
かもみーるさん
08/01
事前に水とマグカップをセットすれば、お湯出しを自動で行ってくれるので便利といえば便利です。
ボタン押して、ゆっくりなトイレ休憩に行って、戻ってくる頃にはお湯が入ってる感じでしょうか。