Androidタブレットの記憶領域拡張のために入手しました。
私が使っているアンドロイドタブレットは、記憶容量が128GBしかありません。
SIMソケットにmicro SDカードを挿して、記憶容量を拡大させるために用います。
パッケージは、一般的なmicro SDカード同様の紙パッケージにブリスターを挟んでその中に本体を入れるものです。
パッケージの表には、SDカードの仕様に関する記載と、4K ULTRA HDのいう文字、メーカー名、容量と、最高速度が160MB/s
最下段には、ピクトグラムで、使用シーンが記載されています。(音楽プレーヤー,スマートフォン/タブレット,ドローン,ビデオレコーダー、ゲーム機)
裏面には、マルチ言語で利用シーンの説明と、カード自体の仕様が記載されています。
本体(256GB micro SDカード)と、SDカードアダプターが入っていました。
このカードのパッケージには、リード最大160MB/s,ライト120MB/sと記載されています。
しかし、この micro SDカードは、UHS-I仕様のカードなので、一般的には、104MB/s以上の速度は出ません。
micro SDカードのカードリーダーや、機器に組み込まれたmicro SDカードスロットは、基本的にUHS-Iの仕様で生産されているので、UHS-Iの転送方式の上限である104MB/sを超えることはないはずです。
micro SDカードには、様々な仕様が存在し、その主だった仕様を表すマークが、商品自体に表示されています。
本商品に記載されたマークの意味を画像データに記載してみました。
赤文字が、本体に表示されている文字やマークで、黒文字がその意味を表します。
前述のように、UHS-Iという転送方式(SDカードの端子が1列に並んでいる)は、UHS SDR104のことを表し、前述のように最大転送速度が104MB/sと規定されています。
そこで、本カードを、USB 3.0 UHS-II対応カードリーダーで、DiskMarkを走らせてみました。
UHS-IIカードリーダーであっても、挿したカードが、UHS-Iのカードなので、添付データのように、104MB/sを超えない、95MB/s位のシーケンシャルリードの値しか表示されません。
しかし、メモリーカードは、記録するコンテンツのデータ量拡大に伴い、更なる高速読み書きができることを求められます。
UHS-IIという、メモリの端子を2列に増やした仕様であれば、312MB/sまで上げることができます。
しかし、UHS-IIは、未だ一眼レフカメラ等限られたモデルにしか採用されていません。
そこで、UHS-I DDR200というローカルな仕様が作られ、各社が独自の名称(SanDiskであればQuickFlowテクノロジー)をつけて、高速化を図ったようです。
UHS-I DDR200対応のカードリーダーで、DiskMarkを走らせると、シーケンシャルリード 150MB/s弱、シーケンシャルライト130MB/s弱という値が表示されました。
これは、パッケージに記載された、読み込み最大160MB/s、書き込み最大120MB/sに近い高速での読み書きができることが確認できました。
高速で読み書きできることは非常に良いことですが、カードリーダーも対応が必要なので、今後の普及を期待したいと思います。
micro SDの性格上、スマートフォン等に挿して使うものなので、スマートフォンをUSBでPCに接続して、micro SDカードを読み書きする場合は、ハードウェアはDDR200非対応だと、USH-I SDR104の仕様である90MB/s程度しか速度が出ないので、勿体ないです。
私は、動画等を一気に書き込んだりするので、都度ハードウェアからmicro SDカードを外して、DDR200対応のカードリーダーで読み書きしたいと思います。
-
購入金額
3,699円
-
購入日
2023年05月12日
-
購入場所
amazon
ZIGSOWにログインするとコメントやこのアイテムを持っているユーザー全員に質問できます。