超ベテランロックバンド、シカゴのアルバム38作目は、ナンバリングアルバムとしては初めて日本盤が用意されずにひっそりと発売されました。発売時点ではCDだけが用意されていたため、私も取り敢えずCDで購入しています。

当初レコード盤は10月頃に発売と言われていて、私も購入予約をしていたのですが、やがて入荷日が未定となり、結果として予約が自動キャンセルとなってしまいました。

シカゴのファンサイトで質問してみたところ、本国となるアメリカではその時期にごく普通に流通していたというのですが、日本の販売店では軒並み予約すら不可という状態のままでした。

ところが12月になり、1ヶ月後には閉店と発表されていたタワーレコード秋葉原店を覗きに行くと、何と本作のLPがごく普通に並んでいたのです。当然ながらその場で即購入してきました。

よく見るとCDとは収録曲は同じものの、順番がかなり異なっているようです。このLPの曲順は以下の通りです。

Side A

　1 Born For This Moment
　2 If This Is Goodbye
　3 Firecracker
　4 Someone Needed Me The Most
　5 Safer Harbours

Side B

　1 Our New York Time
　2 Make A Man Outta Me
　3 Crazy Idea
　4 You've Got To Believe
　5 For The Love

Side C

　1 She’s Right
　2 House On The Hill
　3 If This Isn’t Love
　4 “The Mermaid” (Sereia Do Mar)

それに対して、CDでは以下の曲順でした。

1 Born For This Moment
2 If This Is Goodbye
3 Firecracker
4 Someone Needed Me The Most
5 Our New York Time
6 Safer Harbours
7 Crazy Idea
8 Make A Man Outta Me
9 She's Right
10 "The Mermaid" (Sereia Do Mar)
11 You've Got To Believe
12 For The Love
13 If This Isn't Love
14 House On The Hill

具体的にはレコードの4曲目まではCDと同じなのですが、それ以降はかなり入れ替わっています。

実際にレコードで聴いてみると、特にB面はレコードである以上この曲順の方がしっくりとくるようです。CDであれば切れ目がないので、この曲順も良いのだとは思います。