現在下記の Wi-Fi 5 無線APを家の階層毎に使用している。
そのうち、自室兼リモートワーク部屋がある1階のみ変更しようと思いました。
これで Wi-Fi 5 → 6 → 6E と2段階アップになる。
リモートワークのためVLANでネットワークを切り分けたいが、通常は法人向けの機能である。
しかしリモートワークWi-Fi(ネットワーク分離機能)にて同じことが出来る模様。
Wi-Fi 7 は手持ちのスマートフォンなどの端末が全く対応していないので過剰投資になると判断し、Wi-Fi 6E の製品を導入することにした。
製品は中古品で入手。新品購入から1年半使用とのこと。
簡単だがスペックとして下記に記す。
最大転送速度:
(ax6GHz)4,804Mbps[160MHz]
(ax5GHz)2,402Mbps[80MHz]/4,804Mbps[160MHz]
(ax2.4GHz)1,147Mbps[40MHz]
LANポート:2.5Gbps*1、1Gbps*3
WANポート:2.5Gbps
消費電力:約38W
大きい、四角い
外箱
中身
PS4 Proとの大きさ比較
それなりの発熱量
製品公式ページ:https://www.aterm.jp/product/atermstation/product/warpstar/wx11000t12/
マニュアル(取扱説明):https://www.aterm.jp/support/manual/wx11000t12/index.html
ユーザーズマニュアル(機能詳細説明):https://www.aterm.jp/function/wx11000t12/index.html
ソフトウェア:https://www.aterm.jp//support/verup/wx11000t12/fw.html
Aterm無線LAN製品 共通ソフトウェア:https://www.aterm.jp//support/verup/software/index.html
うちの環境ではブリッジで接続する。事前に「Aterm検索ツール」を導入しておく。
Aterm検索ツールはCABファイルで提供される。これを展開すると「AtermSearch.hta」ファイルが出てくる。「Microsoft HTMLアプリケーション ホスト」で起動しよう。
手順としては下記を想定している。
- 製品の物理スイッチをBRに変更する。
- LAN1にLANケーブルを差し込んでおき、製品の電源を入れる。WAN側ではない。1分くらい待つ。
- PC側で「Aterm検索ツール」を実行し、製品のIPアドレスを確認する。
- MACアドレスを控えて、家のルーターのDHCPにMACアドレスと固定IPアドレスを設定、DHCP機能を再起動。
- 製品のLANケーブルを抜き差しする。
- 再度PC側で「Aterm検索ツール」を実行し、製品のIPアドレスが固定IPになったことを確認する。
- 固定IPアドレスでWEBページにアクセスして各種設定を施す。
デフォルトだとメッシュWi-Fiが有効になっており、2.4Gbps/6Gbps、5Gbps/6Gbpsの2種類接続方式が1つのSSIDで纏められており、それがプライマリーとセカンダリーと2つで分けられる運用方式になっている。
SSIDとしては5Gbpsのものでプライマリーとセカンダリーを使用することになる。
IoT関連機器などで2.4Gbpsしか対応していないものだと、物によって接続できないことがある。
その場合、メッシュWi-Fi機能をオフにすることで、2.4Gbps/5Gbps/6Gbps毎+プライマリーとセカンダリーとそれぞれが有効になり計6種類のSSIDが使用可能となる。
うちの設定ではメッシュWi-Fi機能はオフ、セカンダリーのSSIDではリモートワークWi-Fi(ネットワーク分離機能)をON、SSID内分離(セパレータ)をONにした状態に設定している。
ただ、ネットワーク分離機能はWi-Fi接続されている機器に対して効果を発揮するもので、もともとLAN接続のネットワークには効果を発揮しない。つまりIPアドレスを直接指定すると接続出来てしまうという残念仕様。
もうちょっと厳密に制御するのであれば、法人向けのWiFiルーターのVLAN機能が必要になるようだ。
IoT機器のSwitchBotプラグミニの接続ネットワークをこのWiFiルーターに切り替えたが、相性が悪いらしくて、2~5日のどこかくらいでネットワーク接続出来ていない旨のエラーが発生する。
また、お仕事用PCでネットワーク接続を継続しているが、たまにネットワーク接続が切れてしまうことがある。ルーターとPCとの距離は1mも無いくらい。
スマートフォン接続だと2,402Mbpsの通信が行うことが出来る。
eBookJapanのマンガをよくダウンロードする機会があるのだが、今まで数十秒かかっていたのが、ほぼ一瞬で終わるようになり速度面は非常に向上したと感じる。
WEB閲覧すると速度が早くなったためか、広告表示も早くなり少しゲンナリ。
24時間接続するような機器があると、接続不良が起きてしまうようだ。
法人向けの下記を使用していたときは、数年間運用していて一切そのようなことは無かったので、速度を犠牲にして接続品質を上げたいなら高くても法人用の検討はすべきかもしれない。
空冷ファンを導入してみる
本体温度が少し気になってしまったため、静音ファンを無理やり付けてみる。
取り付けたファンはこちら。USB接続として改造している。
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購入金額
29,600円
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購入日
2024年07月28日
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購入場所
Y!オークション
まこりんさん
09/15
それにしても、そんなに発熱するのは困るね
かもみーるさん
09/15
試しに分解してみて、12cm x1 か 8cm x2 程度のファンなら行けそうだなーと感じつつ、余裕の安全圏の 8cm x1 としてみました。
分解時に四角いアンテナ基盤がポロポロ落ちるので、正しい位置に戻すのが少し苦労したくらいかな。
施工は適当にホットナイフで穴あけ。
改造は自己責任です。メーカー保証外になりますし、売るにしても完全にジャンク品扱いです。
PS4/5より発熱は無いですが、発熱対策しないと熱トラブルがありそうな気がします。