バイクの免許を取るために最初に必要になるものは、ヘルメット、グローブ、そしてシューズ。教習所に入る際に説明されます。。
で、そんなシューズの機能としては、
・転倒時に車体に潰されても守れるくるぶしのガード
・ギヤチェンジがしやすいように左足つま先のガード
・足をかけやすいようにソールの凹み
・各種操作部に引っかからないようなヒモ(あるいはヒモなし)
といったものが求められます。正直、こんなに大げさで意外と高額だとは思いませんでした。
教習所に通い始めた頃に乗りたいと思っていたのは、ヤマハのドラッグスターみたいなアメリカン。ファッションも変えてみたかったんです。安物のレザーブーツタイプを購入したものの、逆に服に合わない…
そんなバイクシューズを、街乗りしやすく、かつしっかり体を守れるようにとクラウドファンディングで開発されたのが、このバリチェロのバイクシューズ、だそうです。
だそうです、というのは、バイク業界的には特に有名なブランドというわけでもないため。Amazonで見た中で良さそうだと思って買っただけでした。
でも、実際に履いてみるとよく考えられていて、自分のバイクシューズに対する考え方を変えてくれた一足になりました。
よりカジュアルなバージョン1
バリチェロといえば、F1ドライバーのルーベンス・バリチェロ。関係があるかはわかりませんが、なんだか耳馴染みはいいですよね。
届いた箱にも綺麗なロゴが。
開けてみて最初に見えたのは、開発ストーリーというかメッセージ。ちょっとしたことですが、こういう配慮は響きます。自分がなんか作ったときにもやってみよう(何を?)
シューズの全体はこんな感じ。ヒモは飾りメインで、スリッポンみたいにスッと足が入ります。
ソールは凹みはないですが、土踏まずが少し引っかかるようになっていました。
ちなみに、Amazonにはヒモ部分がダイヤルになっているバージョン2のほうが前に出てきます。こちらはバージョン1というか、最初の方みたい。
ただ、よりカジュアルでバイクシューズっぽくないのはこちら。普段履きでも特に違和感はないと思います。
もともとは黒もあったようですが、いまは白しかないみたい。ジーンズには合うし、ふだんあまり選ばないので結果オーライです。
普通のスニーカーの感覚
まず、履き心地としては普通のスニーカーとほとんど変わりません。左足つま先にシフトチェンジ用のプレートはありますが、プラスチック製で軽く、表面は少しざらついているせいか扱いやすいです。
足をいれる部分はこんな感じで、無精者な自分でもスルッと履けます。くるぶしまでのミドルカットくらいの高さがあるので、脱げそうな感じもないです。
ヒモはダミーというか、一応縛ってはありますが、サイズ調整にはそれほど使われなさそう。足のサイズによっては少し長めで、シフトペダルとかに引っかかりそうなので、ちゃんと調整する必要はありそうです。
バイクシューズはペダルに足が収まるよう、土踏まずの部分がへこんでいるものが多いですが、このシューズは土踏まずだけ。こちらのほうが歩きやすいような気が。
普段履きできて安全なところがいい
履き替えて一番に感じたのは、なんかライディングが楽になったなぁということでした。気のせいかなと思ったけど、やっぱりなんか違う。
いろいろ考えてみたのですが、多分ソールが低くなったことで、足の窮屈さが解消されたためかなと。
Z250は小型なバイクで、女子でも足つきがいいことで有名ですが、そのせいか自分には少し足の置き場が狭い感じもしていました。多分ブーツより足を曲げなくて済むんです。特に長距離を乗ると感じる気がします。
難点を言えば、スニーカーは隙間が多いのでやや走行風が入ること。でも靴下で対応できるとは思います。
総じて、この価格でこの性能ならかなりおすすめです。Amazonには他にもスコイコとかデイトナとかいくつかバイクシューズがありますが、日本製の中では圧倒的に安く、バイク初心者や免許のために買うなら断然おすすめできます。
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購入金額
6,900円
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購入日
2025年01月03日
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購入場所
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