SHURE製カートリッジM44GのJICO製互換交換針です．

日本製カートリッジの場合，JICOが本家交換針を供給している場合もありますが，SHURE用は互換針です．

M44Gのモチモノレビューで記載しましたが，このM44Gは歪みがあり，おそらく針起因だと思っています．

少し前，アナログ環境復活させましたが，一番の課題はカートリッジ及び交換針の入手．新規カートリッジの価格は，とても手が出せない状態になっており，中古も2倍，3倍は当たり前になってしまいました．

そこで，M44Gの針交換をして，M44Gを復活させてみることにしました．

M44Gは全世界で販売されたモデルだけあり，互換針の入手性はいいのですが，オリジナルは高いです．海外製の互換針は安価ですが，品質に疑問が残りますので，日本製のJICOにしました．それでも，当時のカートリッジ価格以上の交換針です．

一般的な形状の交換針ですので，色もほぼ同一です．

さすがの日本品質で， 歪は感じません．ただ，似た感じの音質ですが，全く同じではなく，言葉では説明できませんが，ちょっと違う？と思います．どちらかといえば，JICO針のほうが好きな音です．

冷静に考えると，V15typeⅢの針なし中古カートリッジを購入して，JICO製交換針を購入するのが，一番コスパがいいのではないかと思いました．未開封のV15typeⅢはとても手が出る価格ではありません．かと言って，中古品だと音出しOKでも針の劣化がわからないので，無駄な投資をする可能性が高いです．それなら，導通OKの針無し本体のコスパが一番良く，JICOのラインナップの中から好みの互換針を選ぶのが無難です．ただ，JICOの互換針も高いのが玉に瑕です．