今年の夏は、関東地方も6月から猛暑となり、特に自宅付近は千葉県内でもトップレベルの暑さを誇ってしまうという有様でした。
一般的な家庭用エアコンは、室外機付近の温度が43℃を超えると冷房能力がほぼ失われると言われています。今のところ気象情報での最高気温は38℃程度で済んでいるのですが、エアコンの室外機が丁度南向きに設置されていて、しかも周辺の木の枝をかなりバッサリと切ってしまったため、昼前辺りから直射日光に晒され、室外機の温度がかなり高くなっているようでした。そのため、38℃位になってしまうと冷房能力が落ちてしまうのです。
参考までに直射日光が当たり始める午前10時前に室外機の表面温度を測ってみると、その時点で約40℃(その時点での日陰の気温は約31℃)に達していました。当然この室外機は稼働していません。
そこでエアコンの効率を上げるために室外機に日除けを設置することにしました。なお、リビングで使っているもう1台のエアコンは、室外機が東向きかつ木陰となるため、ピークでも40℃に達するかどうかというところで、実際に冷却能力にも影響は出ていません。
簡易タイプの日除けは、以前は比較的安価にいろいろな大手販売店でも販売されていたらしいのですが、近場の店を何軒か回っても取り扱いがないようでしたので、仕方なくAmazonで注文しました。
実に単純な構造で、反射板をバンドで室外機にくくりつけるだけというものです。その気になれば数百円で自作できそうではあるのですが、面倒だったので完成品を購入しています。
まだ暑さのピークでは試せていないが、多少は効果がありそう
取り付け手順は以下の通りで実に単純なのですが、割合手間がかかるのでバンドは反射板の穴に通さないで出荷して欲しかったところです。出荷時にはわざわざ実際に使う時とは逆からバンドを穴に通していて、完全に引き抜いて、バックルを片側外してから通し直さなくてはいけませんでした。
取り付け方法は上の手順で全てですので、詳細な解説は不要でしょう。
今回取り付けたのはPanasonic CS-GX226Cで、このモデルは小型室外機を採用しているため、バンドの長さはかなり余りました。説明書では余ったバンドは切るように指示されていますが、自宅の室外機は室外機設置用のアングル材を使っていて周囲に枠があるため、強固に固定するために余った部分を枠に結んでいます。こうすれば多少強風などがあっても剥がれにくいでしょうから。
さて、実際に効果はあったのかという話ですが、生憎取り付け後にピーク時ほどの暑さがまだ無いため、どの程度意味があったのかはわかりません。強いて言えば、今日昼前に使い始めた時点で、冷気の出方は以前よりも早くなった気はします。今週は明日以降ピーク時に迫る暑さとなりそうですので、新たに気付いたことなどがあれば追記します。
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購入金額
748円
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購入日
2022年08月07日
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購入場所
Amazon
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