窓の目隠しにマジックミラーフィルムを貼ってみました。
うちの窓ガラスは Low-E複層ガラスなのですが、フィルムを追加で貼る場合割れる可能性があるため自己責任になるそうです。
割れるケースを調べてみると、フィルム自体が熱を持つことで膨張し応力が発生し、フィルムに引っ張られてガラスが割れるみたい。また針金入りのガラスの場合も針金に熱を伝えてしまうこともあるようですね。
つまり、Low-E複層ガラスといっても上記の熱計算ができて解決することができれば問題なさそうですね(前フリ)。
今回購入したのは、これ。
いろんな会社から販売されているのですが、サイズの他に機能や色などが違うので、色々見て検討した方がいいと思います。
ちなみに Amazon で1位になっているのはアフィリエイトの力で、質とかではないです。僕が探していた時は少なくとも烏合の商品の中のひとつで、競合製品との差はないようでした。
僕は貼ったり剥がしたりのできる「静電気吸着式」のものを探して選びました。接着剤式のものが多く値段が安いものも多いですが、静電気で貼りつくものの方が楽です。スマホの保護フィルムなども同じ方式ですね。逆に接着剤を使うものは固定されやすいので、それぞれメリットがあります。
90cm と2m のものを購入。
サイズを選ぶコツは、切らなくて良い辺を作るようにすれば切断面が気にならない見た目になります
郵送時には丸められているので、フィルムを広げて重しをのっけてまっすぐにしました。
ただ、貼るときに気にならなかったので伸ばす必要なかったかと思います。
片側にだけ貼った状態。
「シルバー」を購入したのですが、ブルーブラックのような色が見えます。
比較すると結構色が違うので気になる人は窓全体を覆うサイズを購入した方がいいですね。
遮熱効果は高そうで、窓際の温度がこれだけでかなり違う気がします。
高性能ガラスは熱を通さない構造にはなっているのですが、日射によって床や壁が熱せられて温められることで室温が上がる場合があります。なのでその日射を遮ることで遮熱になります。
スマホにフィルムを貼るのが得意な人は問題なのですが、綺麗に貼るコツは石鹸水でビシャビシャにすることですね。とにかく貼る面が水に濡れている状態にすることでフィルムが滑りやすくなり、細かい位置調整や気泡を抜けやすくできます。
このフィルムは厚みがあり扱いやすく、1人でも貼りやすかったです。
貼ってみた感じ、眩しい光がなくなって過ごしやすい。
ただうちの場合吹き抜けがあるのでそこからの日光が差し込み室内が明るく、目隠しとしてはマジックミラー効果が発揮されないみたい。
葉っぱのような模様が見えるのは、外に吊るしたリーフです。
・・・というわけで。
熱割れしました。
このマジックミラーフィルムなのですが、ふと外を見たら貼り付けた Low-E複層ガラス が割れていました…。
「そんな簡単に割れるわけない」「自分だけはそうならない」みたいに考えていたのですが、意外に簡単に割れるものですね・・・。
ペアガラス(複層ガラス)+網入りの高級ガラスサッシに貼っても数か月はなんともないし機能も実際にあるので、「やっぱり簡単に割れるわけないんだな」と上機嫌だったのですが、ある日突然窓ガラスに石を投げられたような音がして、見たら熱割れてしてました。甘かった。
とりあえずそのままにしていますが、やっぱり今までと違い窓際が冷えるような気がします。
っていうか、夏の暑い日じゃなくて冬に割れるとかあるのですね。
ウチは床暖房オンリーでエアコンもストーブも付けないですが、日当たりの良いリビングの大きな窓だと、日陰と日光が当たる部分で温度差が出て、フィルムが膨張し応力発生、みたいな流れのようです。
窓の3分の2くらいまで大きな亀裂が走っているのですが、防犯&飛散防止フィルムが無ければ粉々になっていてもおかしくないような亀裂の入り方です。
やっぱり熱割れしない危険性はゼロではないので、自己責任で貼るしかないということですね。
体験しないと分からないこと
マジックミラーにして部屋の中からは見える・部屋の外からは見えないという機能は最適解だと思われるのですが、夜間や雨天に機能を失うなど環境に左右されることも多く、「今現在はどういう状態なのか」「今は本当に外から見えていないのか」と落ち着かない心理に陥ることでパーソナルスペースになりえないという、隠れたデザインの失敗&問題は購入前では意外に気づかないように思います。
厚手のカーテンと併用するなどで、デメリットを自分的に解決して使いたいですね。
貼るだけ簡単、撤去も楽
スマホのフィルムと同様に、自然にガラス面に吸着していくので貼るのはとても簡単です。
剥がすときにも接着剤の跡がつかず簡単に剥がせます。
他にも良い製品はある
熱割れは製品の問題ではなく、使い方が悪かったですね。
マジックミラーの機能自体は間違いなく、宣伝文句も品質も問題なかったように思います。
僕の場合は、自分の使用環境が正しくなかったというだけです。
特に高価な製品だとは思いませんが、価格的にはもっと安いものがあり、製品の特性的にもオンリーワンの商品だと思いません。
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購入金額
2,360円
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購入日
2022年06月26日
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購入場所
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