1月27日に契約してギリギリ7月中の31日にやっと納車されました。納車までに半年かかるとは思いもしませんでした。待つ間待ち遠しくて、YouTubeでいろんな動画を見まくりましたよ。これでもオプションのエアロパーツなどは間に合わず後日装着という形での納車なので、それを待っているとまだまだ遅れていてと思います。コロナのロックダウンやウクライナ情勢の影響らしいですが、考え物ですね。ただ新車の納期が大幅に遅れているせいで、中古車の価格も値上がりしているらしく、前車が6年落ちなのに車両本体価格の388万円の役4割の163万円で下取りしてもらえたのは大きかったですね。
乗ったら違いは歴然
購入に至った経緯ですが、1月16日にグランメッセ熊本でマツダがイベントを行っていたので、以前よりMX-30のEVモデルがロータリーエンジンのレンジエクステンダー搭載モデルが出るとの噂があったので 興味があり試乗してみようと思って行ってきました。MX-30EVは内装の質感なども良く観音開きのドアなども面白いとは思ったのですが、少々狭いなと感じました。あとEVの割には騒音が大きいように感じました。そこでグランメッセ熊本の近くに三菱自動車の健軍店が有ったので、新型アウトランダーPHEVにも試乗してみようと思いそのまま行って乗ってみました。すると旧型に比べて内装の質感は遥かに良くなっていて静粛性も格段に上がっていました。旧型より大きくなっている分中も広々としていて3列シート7人乗り仕様になっていたりとかなりの進化を遂げていました。
こうして乗り比べてみると、レンジエクステンダーが付いたとしても比較対象にはならないなと感じました。そこで補助金も55万円出ることだし、乗り換えようと思いました。
開発コンセプトは「威風堂々」
パジェロ無き今、三菱の新しいフラッグシップに相応しい威風堂々たるスペックに進化しました。
型式 5LA GN0W
ボディタイプ SUV ドア数 5ドア 乗員定員 7名
全長×全幅×全高 4710 / 1860 / 1745mm
最低地上高 200mm
エンジン型式 4B12 MIVEC
最高出力 133ps(98kW)/5000rpm 最大トルク 19.9kg・m(195N・m)/4300rpm
4気筒DOHC16バルブ 総排気量 2359cc 内径×行程 88.0mm×97.0mm 圧縮比 11.7 過給機 なし
燃料供給装置 ECI-MULTI(電子制御燃料噴射) 燃料タンク容量 56リットル 使用燃料 無鉛レギュラーガソリン
モーター
前/後 S91 / YA1
最高出力 85[115] / 100[136](kW[PS])
最大トルク 255[26.0] / 195[19.9])(N・m[kgf・m])
ハイブリッド燃料消費率 17.8km/L
充電電力使用時走行距離(プラグインレンジ、国土交通省審査値)99km
ハイブリッド燃料消費率 WLTCモード(km/L)16.2km/L
市街地モード(km/L)17.3km/L
郊外モード(km/L)15.4km/L
高速道路モード(km/L)16.4km/L
EV走行換算距離(等価EVレンジ)(km)83km
駆動用バッテリー
リチウムイオン電池 総電圧 350V 総電力量 20kWh
装備としては、
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S-AWC(Super All Wheel Control)
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アクティブヨーコントロール[AYC]
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アクティブスタビリティコントロール[ASC]
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ABS(EBD・ブレーキアシスト付)
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マルチアラウンドモニター(移動物検知機能[MOD])
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e-Assist
衝突被害軽減ブレーキシステム[FCM](歩行者・自転車運転者検知付)
踏み間違い衝突防止アシスト[EAPM]
車線逸脱警報システム[LDW]]&車線逸脱防止支援機能[LDP]
ふらつき警報[DAA]
前方衝突予測警報[PFCW]
標識認識システム[TSR]
後側方衝突被害防止支援システム[ABSA]
後側方車両検知警報システム(レーンチェンジアシスト機能付)[BSW/LCA]
後退時車両検知警報システム[RCTA]
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パーキングセンサー(フロント / リヤ)
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運転席&助手席SRSエアバッグ
SRSサイド&カーテンエアバッグ
運転席SRSニーエアバッグ
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ヒルスタートアシスト[HSA]
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ヒルディセントコントロール[HDC]
などの安全装備が満載です。
あとは
高速道路 同一車線運転支援機能 マイパイロット[MIーPILOT](ナビリンク機能付)
などもついています。
ここまでのものは全グレードに標準装備されています。
今回買ったPグレードは最上位グレードなだけあって、さらに
ヘッドアップディスプレイ(ウインドシールドタイプ)
セミアニリンレザーシート(リフレッシュ機能付き)
BOSEプレミアムサウンドシステム(9スピーカー)
なども最初から標準装備されているので、メーカーオプションで選べるのは、サンルーフとルーフレールのみとほぼ全部乗せのグレードになります。なので今回はメーカーオプションは無しです。(ルーフレールはディーラーオプションで後付けできるので、実質サンルーフのみ)
ディーラーオプションでナビ連動式のETC2.0やRALLIARTのエアロ一式とマッドフラップなどを頼んだのですが、外装系のオプションは全滅でまだついていません。
こんな感じになる予定。
二律背反
大型車のスタビリティにコンパクトカーのアジリティと相反する2つの命題を両立させ、街中を静かに走ることもできれば、サーキットやオフロードを豪快に走ることができる。走る場所を選ばず快適に移動できる魔法のような車です。その走りを実現させるための肝はやはり三菱の伝家の宝刀のS-AWCと7つのドライブモードでしょうね。
ドライブモードセレクターダイヤルを回すことによって切り替えることができます。
種類としては
パワーモード
出力重視のモードこのモードは先代モデルのスポーツモードに相当するモードらしいですが、先代モデルの0-100km加速に対して2秒ほど早くなっているらしいです。
エコモード
燃費、電費重視のモード、これに入れるとエアコンの利きなんかも抑えるらしいです。
ノーマルモード
基本のモード、とりあえずこれに入れとけばOKって感じのモード
ターマックモード
ワインディングやサーキットなどの舗装路で回頭性重視のグイグイ曲がっていくモード
グラベルモード
砂利道やダートなどを重視したモード、大雨で滑りやすい路面などでも有効らしい。
スノーモード
雪道を走るモード、アクセルの解像度が上がってアクセルの踏み加減がし易くなるようです。
あと雪道ではイノベーティブペダルオペレーションモード(ワンペダルモード)を併用すれば、ブレーキを踏まずに減速できるので、すごく走りやすいようです。
そしてマッドモード
泥道、ぬかるみなどをを走るモード、この車で泥に突っ込んでいく人がどれだけいるか?と疑問だが、こう言う所のこだわりが三菱らしいですよね。
ダイヤルを切り替えるたびに、12.3インチのフルデジタル液晶メーターにアニメーションが流れるので、無駄に切り替えてみたくなりますよね。
メーターパネルにS-AWCの作動状況を表示させることも出来ますが、これを見ていると20~30Kmぐらいの低速域でもしっかりと働いていて、スムーズに曲がって行けるのに機械が何かしてるような不自然さは無く、あたかも自分の運転が上手く成ったかのように錯覚をさせる魔法の技術ですね。
そのS-AWCの開発者の澤瀬さんの解説の動画を見てみるとかなり細かく制御しているみたいですね。
足回りでは、バネ下荷重を低減するためにロアアームをアルミ合金製にしてあったりします。こういうとことも軽快な走りに寄与しているでしょうね。
あと軽量化に関しては、ボンネットがアルミ製でフロントフェンダーが樹脂製になっています。
(それでも車重が2tオーバーなんだけどね。)でも走りは2tもある車の動きじゃないですよ。
新型アウトランダーPHEVの能力を引き出した、増岡浩さん(パリダカ連覇者)の走りをご覧ください。
パリダカ総合優勝者が社員でいる会社なんて他にないですよね。そんな方が開発に関わっている車ってだけでワクワクしますよね。
フルデジタル液晶メーターについて
メーターパネルは、2眼メータタイプのクラシックモードと画面表示を大きくできるエンハンスモードとに切り替える元もできます。
ナビの地図などもメーター画面に表示できるので、その場合はエンハンスモードのほうが広く使えるので便利だったりします。
スマホを繋いでAndroid AutoでAmazon musicで音楽を聴いたりするときにもエンハンスモードだとジャケットアートを表示したりできます。(ヘッドアップディスプレイにも曲のタイトルが出ます)
機能てんこ盛りの先進車
7つのドライブモード(パワー・エコ・ノーマル・ターマック・グラベル・スノー・マッド)に4つのEVモード(ノーマル・EV・セーブ・チャージ)にイノベーティブペダルオぺーレーションモード(ワンペダルモード)にBモードでのパドルによる6段階の回生ブレーキの利き具合をコントロール出来たり、ヒルスタートアシストやヒルディセントコントロールも搭載していたりと走行モードを自分好みの組み合わせでカスタムして走ることができるので、乗っていてとても楽だしとても楽しい乗り物ですね。(私の場合は一般道ではノーマルxEV+ワンペダル、高速道ではターマックxセーブorチャージ+ワンペダルで乗ることが多いですね。)
S-AWC(スーパーオールホイールコントロール)や左右輪のトルクベクタリング機能のAYC(アクティブヨーコントロール)を搭載しドライバーに意識させることなくスムーズに気持ちよく走らせることができるので、あたかも運転がうまくなったのかと錯覚させるほどの乗り心地ですね。
普段の街乗りは役80KmまではEV状態でそれ以降もエンジンで発電してシリーズハイブリッド状態で走行することも出来ますし、高速道路などでエンジンで直接駆動した方が効率が良い場合は直結状態のパラレルハイブリッド状態で走行することも出来ます。もちろん急速充電にも対応しているので休憩ついでに充電することも出来ますね。
三菱の充電カードは格安で充電できるのも魅力の一つですね。私はプレミアムプランで契約しているので、三菱のディーラーでは1分5円、他社のディーラー系では1分15円、その他の道の駅等では1分8円で充電できるので、かなりお得ですね。ちなみにプレミアムプランの場合イオン等にあるeMP提携の普通充電器は無料で利用することも出来ますね。先日エネオスで8円x30分充電して240円支払ったのですが、キャンペーンでアマゾンギフトカードが1500円分当たったので丸儲けでした。
そしてこの車7人乗れるんですね。7人乗った状態でも荷室の容量が284ℓ有り、3列目を収納して5人乗車状態だと646ℓまで増加します。さらに二列目を畳んで2人乗車状態にすれば1390ℓもの広大な荷室容量を確保することも出来ます。PHEVの大容量バッテリーを持ってすれば、エンジンを掛けることなくエアコンを効かせた状態での車中泊も余裕でこなせたりしますね。エアコンに関してはヒートポンプ式エアコンを搭載しているので、タイマーでエアコンを掛けることも出来ますしスマホのアプリから直接操作してかけることも出来ます。もちろんAC100V 1500Wのコンセントを装備しているので出先で家電製品を使うことも出来ますし、ガソリン満タン満充電の状態ならV2Hでつなぐことによって、一般家庭の12日分の電力を賄える能力も有ります。
前車の旧型のアウトランダーPHEVを購入した切っ掛けが熊本の震災を経験した事も大きかったので、この能力は災害対策としてはこれ以上の車種は無いでしょうね。(もちろんSUVの走破性の高さも災害時には有効に働くでしょうしね)
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購入金額
5,830,000円
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購入日
2022年01月27日
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購入場所
kaerkiさん
2022/08/28
aoidiskさん
2023/03/13
以前家族でデリカ乗っていて、三菱には元々好感持っていて、今回のアウトランダー すごくいいなと思っておりました。
自分もかなり YouTubeみてました。何度見てもかっこいい、実車見ると近くに寄ってみたくなる魅力があります。
おめでとうございます。