まだレビューには掲載していませんし、開封すらろくにしていないのですが、ASUS製Intel Z690搭載マザーボード、PRIME Z690-Aを買ってあります。たまたまパソコン工房に立ち寄ったら妙に安く売られていまして…。
一応DDR5のメモリーも買ってありますし、その気になればすぐに1台組立つのですが、折角今から1台作るのであれば第13世代のCoreプロセッサーを使いたいという気持ちもあります。まあ、私は価格次第であっさり妥協してしまうタイプではありますが…。
しかしながら、PRIME Z690-Aというマザーボードは、ASUS製マザーボードの売りの一つである、CPUが搭載されていなくてもBIOS更新が出来る「BIOS Flashback」機能に対応していません。紛らわしいのですが、ゲーミングPC向けの位置付けとなるROG STRIX Z690-A(厳密には「ROG STRIX Z690-A GAMING WIFI D4」という型番)はBIOS Flashbackに対応しています。その代わり対応メモリーがDDR4になってしまうという、何とも微妙な差の付け方です。
というわけで、PRIME Z690-Aで第13世代のCoreシリーズを使うのであれば、第12世代のCPUを用意してソフトを動かす必要があるわけです。
PRIME Z690-Aで動作する最も安価なCPUは、Celeron Processor G6900です。BIOS書換だけであればこれで困ることはありません。ただ、どうせなら後で何らかの使い途が考えられるよう、2コア2スレッドのCeleronではなく、2コア4スレッドのPentiumかそれ以上のCPUを入手しようと考えた結果、Pentium Gold G7400を買うという結論となりました。
意外と地元の家電店が安かったので、そこで購入してきました。
プロダクトコードはBX80715G7400、S-specはSRL66となっています。
箱の側面からCPU本体が半分程度見えていますね。
これでもHaswell世代の上位製品と同等以上の性能
実はまだ未使用なのですが、レビューで取り上げるために開封だけしました。
中に入っている茶箱はCPUクーラーを収めるためのものであり、CPU本体はこの側面に差し込まれている形です。
Pentium Gold G7400はTDP 46WのCPUであり、それほど発熱が厳しい製品ではないため、クーラーは最低限というものが付いています。まあ、これで困ることはあまり無いと思いますが。
CPU本体を見る限り、ヒートスプレッダー上の印刷を見なければ、同じAlderLake(第12世代)のCore i9-12900K辺りと比べても外観の差はチップ抵抗の位置や数が多少違っている程度です。
Intelの第4世代Coreプロセッサー(Haswell)は、それまでよりもCPU内蔵グラフィックスコアの性能が向上して、CPU単体でも実用レベルのPCを組み立てることが出来るようになったという意味でエポックメイキングな存在といえました。
その(発売時点での)最上位モデルCore i7-4770Kは、4コア8スレッドでありながら私がそれまで愛用していた6コア12スレッドのCore i7-970を上回る性能を示して、世代間の進化の大きさを実感させられたものでした。
ところが、Pentium Gold G7400は、そのCore i7-4770Kと比較してもベンチマークテスト、実アプリケーションのパフォーマンスのどちらでも同等かそれ以上の結果を叩き出すといいます。第6世代のSkyLakeでいえば中間モデルのCore i5-6600辺りには負けていない程度、シングルスレッド性能だけでいえば第8世代(Coffee Lake)のCore i7-8700やRyzen 7 1800辺りと張り合うというのですから結構実用的な性能かも知れません。
一応PRIME Z690-AのBIOS書換に使うことは決まっていますが、それが終わったら最終的にASRockのミニデスクトップキットDeskMini B660やDeskMeet B660辺りを用意してお手軽PCにしてしまうのも良いでしょうか。
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購入金額
10,429円
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購入日
2022年12月20日
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購入場所
ベイシア電器
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