全体の形状はとてもシンプルで、ゴツゴツした腕時計が好きな私には少々物足りない感じですが、しているのを忘れてしまう軽さとスッキリした形状はまさにスマートウォッチと言うに相応しいと感じました。

中国製品って、メーカー名が入ってないものが多いですね。

凸凹の少ない形状が魅力です。

付属しているバンドがチープ感を醸し出しているので、全体的にオモチャっぽくなってしまっているのが残念なところですが、腕に装着してしまえば、それほど気にならないのが不思議なところです。

チープ感は、この成形のせいなのか？それとも色のせい？

本体は充電式で、バンドを外して直にUSBコネクタに挿すという大胆（？）な仕様です。初めは毎回バンドを外すのが面倒そうだと思いましたが、一度充電すると一週間くらいは充電は不要そう（3〜4日では一目盛りも減らない）なので、この程度の頻度なら毎回バンドを外しても良いかな。

下側のバンドを外して充電します。

確かに合理的ではありますが、、、

ちなみに、お風呂の時は必ず外すので、その時に充電するようにしています。※5分間の充電でOK

健康管理的な機能としては、万歩計、距離、消費カロリー、体温測定、脈拍、血圧測定、血中酸素濃度、睡眠時間、睡眠状態などを15分おきに自動的に測って内部のメモリに記録しています。

他にもストップウォッチなどの定番機能も付いています。

スマホアプリ『Runmifit』とリンクさせることで、測った各種データをスマホで一括管理することができます。測定記録の履歴がグラフィカルに表示されるので、分かりやすく重宝しています。

アプリのアイコン

アプリ無しでも、各種測定はできますが、アプリを使うと様々な設定ができるようになりより便利に本製品を使えるようになります。

アプリのメイン画面、最新の測定値から過去の測定値まで見ることができます。

メイン画面の図柄や表示などを変えたり、カメラの制御もできるようです。また、アプリの設定からスマホの着信や通知を受信する設定もできます。

液晶表示のデザインはアプリから変更します。

私はスマホは『常に消音（マナーモード）』派で、カバンやポーチに入れているので、なかなか繋がらないと家族の不評を買っていましたが、これを使うようになって着信や通知を見逃さなくなりました。（たまに本製品とスマホの接続が切れている場合があります）

小さい文字や通知等は老眼の私には辛い…

通知の設定画面、アプリ毎に設定できます。

この通知機能だけでも買った価値があります。もっと早く買えばよかったと、少し後悔しています。

さて、本製品のメイン機能である、各種測定の結果については、そもそも医療機器ではないので正確ではないというのを前提に使用する必要があります。

本製品は肌が触れる部分に緑色LEDのセンサーがあり、血管に緑色光を当てて反射量を測定する方式なので、血圧や体温、血中酸素濃度などの測定結果はあまり正確とは言えませんが、誤差の範囲を把握しておけば、結構使えると感じました。

本体裏側、センサーは緑色LEDは一つなので精度が心配…

私の場合、血圧は普段から腕で測っており、その値と比べてやや低く（-10程度）出る傾向があります。体温は腕の表面温度を測定しているので、こちらも低め（-0.5℃くらい）に出るようです。

血圧のグラフ（15分間隔）

血中酸素濃度については比較するものがないため、正確かどうかは判断できませんが、医療機関などで使われている光を透過させる方式とは異なるので、目安程度だと考えられます。

万歩計はかなり怪しいです。朝目が覚めた時点で既に数十歩歩いたことになっているので、寝返りに反応していると思われます。（或いは夢遊病…？）

睡眠時間や状態などはかなり適当な気がします。朝起きて朝食を作ったり、洗濯したりして、そのあとソファに座りながらスマホをいじっていると、そこが睡眠とみなされて朝食と洗濯を含めて睡眠として登録されてしまいます。

睡眠時間はちょっと怪しい気がします。

寝るのちょっと早過ぎでしょw

そんな訳で、怪しい部分も多々ありますが、モノとしてはかなり気に入っています。

購入してからお風呂以外ずっと着けっぱなしにしていますが、初めは違和感があったものの、3日経ったら着けているのを忘れてしまうくらい違和感が無くなりました。（毎度本製品の上に血圧計を被せてしまいそうになります）