前書き
ここ数年、転職してからはデスクワークを生業としています。
そんなある日、派遣元から「ワクチン接種のアルバイトを副業でやんない?」と声を掛けられ、物は試しに受諾してみました。
数年ぶりの立ち仕事で、割と外に近い温度の場所が多い現場。これは夏が近づくにつれ、過酷な現場になりそうだ…!
よし、熱中症対策に空調服を買おう。
そう思い立ったは良いものの、日頃デスクワークの外現場とは無縁な環境にいる人間。どの空調服が良いかなどまったく分からず。多分ベストの形した奴の方がいいかなーとてきとうに考え、色んなECサイトを眺めるも、食指の動くものは見つからず。
そんな折、日課のように眺めていたPC Watchの家電ページに、本商品の記事を発見します。
ソニーの着るエアコン「レオンポケット2」で涼しさ実感! 新ゴルフウェアも快適
これは…まさに、天啓!
すぐさま知人の量販店店員に電凸し、取り寄せを依頼。在庫は比較的あるようで、数日中には入手できました。
(予約注文してあるドコモのiPad Proに比べれば10倍以上速いな!)
せめてネックバンドは付属していてほしかった。
さて、購入依頼したは良いものの、入手の直前で想定外のハプニング。
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付属品:充電ケーブル
シリコンコーティングシート
取説・保証書
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あ、これ本体単品で買っても身体に固定する部材が入ってない!
こちらの機器、メーカーHPにて固定方法が2種類記載されておりまして、
・専用ネックバンド
・専用インナーウェア
とありますが、どちらも (別売) となっています。
残念なことに行き着けの量販店では全品取り寄せ対応だったので、納品前日に名駅ゲートタワーのビックカメラに駆け込み、専用ネックバンドだけ単品で先買いしておきました。
インナーウェアはサイズが人によって異なるから別売としても、せめて本体購入してすぐ使えるように、ネックバンドは付属していてほしかったですね。例えその分金額上乗せだったとしても。
この配慮の少なさは、一般は分かりませんが私にとっては、残念ながらマイナス点です。
夏にひんやり出来る上、暖まれるという凄いやつ
今回は文案制作の省エネ化を目指し、専ら標準的なレビューは先にもリンクを置いておいたPC Watchさんに任せます。
では私は何を書くか。購入して約半月に痛感・感動した体験を書いていこうと思います。
まずは何よりも、表題にした「ひんやり・暖まる」という相反する表現。
どういうことか。
電車が寒い!バスが寒い!勤務先の部屋が寒い!
はい、いわゆる冷房の効きすぎですね。
こんな、夏には贅沢な悩みと思われるかもしれませんが、電車やバスは管理者の、勤務先は上司の胸三寸ですし、こちらには権限が無いわけですよ。
でも、そんな時にもこの子は優秀です。スマホのアプリでちょちょいと触れば、CoolモードからWarmモードへ早変わり。30秒もあれば、背中がポカポカ、じんわりと効いてきます。
外を歩いている時は暑いのでCoolに、部屋に戻って寒くなればWarmに。プチ贅沢な気分に浸れます。冷やすだけの機器ではできない芸当ですねっ。
どうしても制約が出ます。利便性とのトレードオフ
いかなるものも、何かを得るには何かを犠牲にしなければいけません。
まず、形状による制約です。
Reon Pocket2の場合は、本体が縦長で、背中に引っ掛けて使うものです。
とすると、どんな制約が出るか。
まず、椅子の背もたれに寄りかかれなくなります。
ビジネスチェアのように、脇の下くらいまでの高さの背もたれなら大丈夫ですが、バスや新幹線の座席のような、頭まである背もたれでは寄りかかれなくなります。
次に、リュックを背負うときに大体ずれます。リュックの形によっては、背負うと干渉します。
ここまで読んで「日頃のライフスタイルとは合わないかな」と思った方は、残念ながら購入を見送った方が良いでしょう。
但しこれは、冷暖を得るという代償ですので、ここに文句を言ってはいけませんね。幸いなことに、私は折り合いの付けられる方でした。
REON POCKETアプリについたレビューの感想
ここでは、本機器を利用する際にダウンロードするアプリ「REON POCKET」についたレビューと、解説を行うことにしましょう。
>連続運転が1時間で切れる
一番記載されている事柄ですね。メーカーの説明書PDFにも記載されています。
おそらく、低温傷害を意識しての措置かと思います。メーカーも、簡易的でも理由を説明書に書いておけば良かったのですが、特に記載がないために不満レビューとして蓄積している印象ですね。
>アプリの起動にGPSが必須(Android版)
こちらはSONYが個別に返信されていますが念のため記載。Androidの仕様で、Bluetoothの権限付与と機器検出に位置情報サービスが必要な、システム上の問題ですね。ならばヨシ。
>Watch対応・ウィジェット対応を期待
私も期待(笑)
最近のSONYは攻めてますねー
ネックスピーカーや電子ペーパーリモコンのような「お、それは便利そうだな」と思わされる機器は、大体SONYが最初に出しているイメージです。
今回のREON POCKET2も、
・夏にひんやり使う -> 夏しか使えない
・冬にほっこり使う -> 冬しか使えない
・空調服 -> (方式によるが)夏しか使えない
という中、オールマイティに使える機器として、ひとつの解を得た機器を作ったなーと感心させられました。
しかも日本製!(Made in Japan!)
あとは、ソニータイマー説を覆してくれるといいなーと思いながら、私はこの機器と付き合っていくことにします。バッテリー搭載機器なので、そもそも短命を背負っていると思いますけどねっ
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購入金額
14,850円
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購入日
2021年06月15日
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購入場所
エディオン名古屋本店
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