LPレコード 藤圭子 「新宿の女」
RCA/日本ビクター JRS-7067 当時1800円
藤圭子の歌が何故か無性に聴きたいなと思った デビューした頃、テレビとラジオで聴いたくらいだったけど、そしてレコードを買ったりしたことはなかったのに。当時、藤圭子が突然歌謡界に出現した ほんと歌謡界の彗星だったわけで、多分クリスマスの頃、街角に目立つ看板も立っていたはず。
今回レコードとYOUTUBEの彼女の曲を聴いていて彼女の歌の原点は浪曲じゃないだろうかと思った
ドスの効いた太い歌い方とか、歌詞の伸ばし方などです 彼女の父親は浪曲師で母親も浪曲師 兼 曲師で一緒に旅回りをしてたそうだ 藤圭子の歌の歌い方の節々に浪曲を感じることができる 子供の頃
私の両親がなぜかシャープの真空管ラジオで落語や浪曲を聴いていた。そういうわけで私も昔の2代目広沢虎造などをラジオで聴いていたこともあった あの声は独特で素晴らしかったです (https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BA%83%E6%B2%A2%E8%99%8E%E9%80%A0_(2%E4%BB%A3%E7%9B%AE) )
藤圭子は親からの影響を受けていたんだと思う 宇多田ヒカルに多少は影響しているのか
ニューヨーク育ちだから関係ないかもね、その辺は判らないけど。
藤圭子さんは 2013年8月22日62歳の人生を終えられました
しかし歌というものは何十年たっても人々の心に残るものですし、突然聴きたくなるものです 合掌
1969年9月25日 -18歳の時に「新宿の女」で歌手デビュー。
新宿の女/“演歌の星”藤圭子のすべて(1970年3月5日) ※オリコン1位20週連続獲得。
ジャケットは縦長2つ折りの凝ったもの
2つ折りのジャケット内側には全身ポスター糊付け
「夢は夜ひらく」という曲が収録されていますが、当時 緑川アコという歌手も競作で歌っていたと思います(追記:園まりも歌っていたようです) その関係で藤圭子の歌には「圭子の夢は夜ひらく」という曲名が付けられていますが、今回のジャケットには「夢は夜ひらく」となってますね。
70年安保の頃の歌なので憤りをぶつける対象を見失い、失望と目標喪失が残った当時の世相を感じさせる歌です 当時の歌は暗い歌が多いです..
採録されていません 19歳の頃で、化粧は当時の芸能人という感じで濃いめです
最後のほうに北島三郎との共演(33分頃)で「兄弟仁義」を藤圭子が歌いますが、上手いの一言です 声の伸びとか声量とか、凄いですね こういう歌手は今はもういませんね 藤圭子に感服です。
レコードの録音状態は帯域は狭いですが上等の部ですね 藤圭子の肉声を堪能できます 50年前にこのレベルの録音をしていたとはすばらしいです 2021年に藤圭子の歌をレコードで聴けるなんて思ってもみませんでした なんか1970年頃にタイムスリップした感じです そして当時のことをもう一度やり直したい思いにも駆られるものです まあ現在が消滅するけど... あぶねえあぶねえ, もうあぶね~!
藤圭子 ウィキペディア (https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%97%A4%E5%9C%AD%E5%AD%90)
追記 2021-4-11
緑川アコをyoutubeで探したら若い時の動画はなかったのですが、画像はありました
当時の写真ですね 外人風でちょっと変わった感じの化粧だったので覚えています
(父がスペイン人、母は日本人だそうです)
「夢は夜ひらく」という曲は練馬鑑別所で歌われていた歌だそうです 歌詞内容になんか納得できる
感じがしました。
以下コピー
>原曲は東京少年鑑別所(通称ネリカン)で歌われていた「ひとりぼっちの唄」である。その後、補作され、歌詞が変えられ、園マリ、藤圭子の唄でヒットした。歌詞は20種類以上ある。緑川アコも昭和41年に競作盤の一つとして、同曲(作詞・水島哲)でデビューする。 昭和45年、今度は藤圭子盤の歌詞を採用し、再発売したのが、この「ふたたび夢は夜ひらく」である。 緑川アコ(本名・水鳥川桜)1947年4月17日、東京都豊島区生まれ。父はスペイン人、母は日本人である。
以上
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購入金額
0円
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購入日
2021年頃
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購入場所
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