ミッドセンチュリー好きなら必ず買ってしまう物のひとつ、バルセロナチェア。
置き場所も考えていないまま、遂に購入してしまいました。もちろんオットマン付で。
置く場所ない・・・
でも素敵!
この継ぎ目のない「X脚」がカッコイイんですよね。
リプロダクト品なので微妙なディテールですが。
構造自体が自然に全身スプリングのようになっているのですが、構造はそうでも全体が沈むだけなので、別に座り心地がいいわけでもないという。でも力学的にはなるほどという面白い形。
これ、誰もが想像して一度は考えると思うのですが、イメージ的に座れ無さそう(上に乗ったら潰れそう)な形なので、実際に作る人いないような気がするのです。それを実行し作ってしまった勇気(?)なのだと思うのです。
クッションを支えているのは、ただの革バンド。
この構造もすごいですよね。
体重を支えられるとは、ちょっと考えられない気もするんですけど、家具デザイナーだと計算され尽くした耐久性の知識とかあるんでしょうね、きっと。
ちなみにリプロダクト品は、形やクオリティというより、ここの材質が安いもの(具体的には質の悪い合皮)を使っているので、やたらプチプチ切れて、結果的に長く使えません。
長く使用したい場合は、このバンド部分が質の高いものを選ぶことをお勧めします。
写真で見ると小さく見えるのですが、これかなり大きいです。
座布団をソファにしたような大きさです。
この大きなソファに身体を沈めて読書したりするのが楽しみ。
隣にアイリーングレイを置いて、コーヒーカップを置いて、あと、アルコランプを置いて完成です!
デザインの美
ソファでもなくチェアでもないような、上手なデザインで存在感があります。
ミッドセンチュリーを代表するプロダクトのひとつで、リビングにひとつあるとお客さんが「おっ」ってなりますね。
ヨーロッパサイズともいうべきサイズ感で、日本の住宅事情には合わない大きさなのですが、そのぶゆったりと座れます。広い部屋の真ん中にポツンと置かれるのがカッコイイのですが、あるいは家具が何も無い部屋にしたら可能なんでしょうか。
オットマンが存在する前提のデザインで、腰部分も深く沈んでいるので、姿勢がベッドに寝転ぶのに近く、リビングで映画を見たり、読書をしたりするのはかなり快適です。
維持は大変
色にも寄りますが、埃が凸凹や隙間に入ってしまうので、目立たないようにするにはかなり定期的に掃除が必要です。
また、合皮でできた素材はボロボロ崩れてくる可能性があるため、維持も大変です。
経年劣化でクッションのゴムが突然切れるという話もよく聞くので、ヒビが入ってないか定期的に目視確認するなど注意が必要です。几帳面な人向きです。
販売先ごとに違う
値段で素材や細部の精密さが変わるので、そのバランスで自分で選択ですね。
我が家のバルセロナチェアの、その後
犬小屋に組み替えられてるだと・・・!?
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購入金額
129,990円
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購入日
2021年01月31日
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購入場所
家具家
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