オーディオテクニカ AT-VM8H レコードカートリッジ
AT-VM8の輸出向けだと思います 国内向けはAT-VM8で丸針なのですが、他方VM8Hも丸針ですね。
発売は1969年頃です ヤフオクでもAT-10はよく見かけますがAT-VM8はあまり無いようです 古すぎますね 50年前です よくぞ残っていました 外形ですが、オーディオテクニカのAT系は”切っても切っても金太郎飴” 的な外見のカートリッジです。
ヤフオク画像から 針は擦り切れて尖っていません..."(-""-)"
到着時状態...3個とも断線はありませんでした 全数レコード針はダメでした
バイナルエンジンから画像落としました アメリカという国は過去のデータとか資料などの保存が
きちんとできている国ですね ATVM8とATVM8Hの違いはレコード針のチップ径の大きさが違うだけ
みたいです。
ATN-10G新品針に交換して測定
(AT-VM8仕様データです VM8Hではないです)
ATN-10G-RDを付けてみました 本来はAT-10用の現行レコード針です
再生音は高域がやや弱いですが、結構うまくまとめられているので普通の実用的なカートリッジとも言えるでしょう MC型カートリッジなどと比べると、低音は迫力が足りない感じはしますし、全般に躍動感が足りない感じもします また、高音部のシンバル、ハイハットなどは響きが弱いですね ギター・ストローク奏法での弦を弾く切れ味が弱い感じもします 「ザッ、ザッ」という音ですね この辺りはMM方式や価格の原因とも言えます。
これはAT-10Gにも言えますがMMらしい音と言えます 当時の値段を考えれば日本的に真面目に作られたカートリッジとも言えます レコードに興味を持ってやがてはカートリッジも換えたいという方にはよいカートリッジだと思います ただMC型カートリッジみたいに高域もビシッと出ませんしMM型の音質ですからね 現行でも(ATN-10)で針は、リーズナブル価格で供給されているので暫くは使えると思います。
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購入金額
0円
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購入日
2020年09月頃
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購入場所
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