U-110やCM-64で使用できるROMカードです。10種類セット（うち当方がすでに所持していたのが5種類）で24,000円で入手した中の1つです。ローランドの公式にこれだけPDFのサウンドチャートが見当たりませんでしたが、今回は紙のサウンドチャート付きで入手しています。SN-U110は全部で15種類発売されましたが、その中の12番目は「Sax & Trombone」と題され、表題の2種類の楽器が収録されています。

• 1～10：サクソフォン
• 11～20：トロンボーン

サクソフォンは音域によってGMでは4種類存在しますが、一般的によく使われるアルトサックスが収録されているようです。CM-64の内蔵音色よりも「吹いている感」がします。

強弱はp、mf、ffの3種類が収録され、1～4はベロシティスイッチ（2と4は明るい音）になっています。5～10はシングルの音で、5番は暗い音で息を吹き込む感じがします。10番は、フォルティシモとなっているように、思い切り息を吹き込む感じがします（ノートナンバー63（中央ハの短3度上の変ホ）～65（中央ハの完全4度上のヘ）は出だしにキュッという音が入ります）。

トロンボーンは11番と12番がベロシティスイッチ、13～15番がシングルです。15番の TRB FFがSCシリーズに近いです。16番～20番はUシリーズ本体と同様トランペット/トロンボーン兼用の音ですが、本体内蔵の音色より柔らかい音を出しやすくなっています。