U-110やCM-64で使用できるROMカードです。U-20（キーボード）、U-220（ラックマウント）にはこのカードのデータが内蔵されています。

SN-U110シリーズは全部で15種類発売され、その中の9番目が「Guitar & Keyboards」です。

収録されている音色は、

• 1～2：エレピ。
• 3～4：シンセ声 (synth vox)。
• 5～9：シンセベース
• 10～11：エレキギター
• 12：JPストリングス
• 13～14：JPブラス
• 15～16：ロックオルガン

の7種類に分けられます。シンセベースの番号が4から始まっていますが、1～3はU-110の内蔵トーンにあります（CM-64にはありません）。音色の特徴は

• 1番のエレピはSCシリーズのキャピタルと比べて明るく硬い。SC-88のHard FM EPがこれに近い。
• 4番はSCシリーズのSynVoxに似た感じ。3番はそれより乾いた感じ。8850のItopiaっぽいけど違う。
• 5番～8番を擬音で表すと「ドォゥー」「ガォゥー」「ツゥオー」「ミョゥー」といった感じ。
• 9番は8番に似たベロシティミックス対応トーン。
• 10番はSC-88のPower Guitarよりオク下に聞こえる。バリバリにディストーションをかけまくったギター。
• 12番はSC-55のSynStrings1に似た感じ。
• 13番はSC-55のSyn.Brass 1に似るが、サステインがSC-55よりこもらない。
• 14番はオク下とユニゾン？
• 16番はSCシリーズのOrgan 3に近い。16番が「トゥー」に対して15番は「トァー」という感じ。