■キッカケ…
ある日、百均をウロウロしていた時のこと「んっ?」と思ったのが、コレなんです…
「磁気エラー防止シート?」………なんじゃこりゃ!?
百均、それも小型店で売っているってことは、メジャーな商品なのでしょうけど、私は知りませんでした(恥)ですので、使用用途もその時点では不明!
見ると、小さい文字で「ICカードと使用機器の間に挟んで下さい」と…? "ICカード"…何だっけ?
裏面を見ると「使用方法・使用上の注意」の文字が…ですが肝心な説明文は更に小さい文字だった
ので素目(裸眼)で読めない…orz‼
でも、おもて面のイラストを見て何となくそのシートの使用目的が推測出来ました。そこには…
スマホを持った手を、四角くくて丸い印の所に乗せている図があったからです。
持ち手が少し斜めに描いているのが"いかにも"って感じですね。
たまたま、その数日前NHKで「さいとう・たかを×山中俊治」両氏の雑談みたいのをやっていて…
"さいとう・たかを(「お」ではないよ)"と云えば誰もが知っている「ゴルゴ13」の作者ですが…
知らなかったたのですが"山中俊治"、代表作は駅の改札機の「ICカードタッチ部のデザイン」
だと語っていたのが、頭の片隅ににあったので、それで気が付いたのかも知れませんが…
そうです、"四角くて丸い印"とは駅の改札の"ICカード"をタッチする処であろうとね。
実は、以前より、モヤモヤしてたんです…
交通系のカード(私の場合"ICOCA")は便利で最近になって(遅い…)使っているのですが、
使う度に、一々その都度カードを取り出して直接タッチしていたので…
「これじゃぁ非接触の意味ねぇじゃん!」(何故か関東弁)
他の人のを見るとパスケースを取り出して、そのままタッチしてなんなく改札を通過している…
また、どう見ても"スマホケース"で平然とタッチして改札を通過している方も…
どうせ取り出すのであれば、パスケースでなくて、カードを入れたスマホケースでタッチした方がスマートで格好良いです!?それに、電車やバスに乗ってるときって、大抵スマホ触ってるもんね!
当然、私もやってみたんですよ、手帳型のiPhoneケースにカードを入れたままタッチして通過出来るかどうかを…結果はケースの有無関係なしにNGでした !(^^)!。
Androidと違ってiPhoneでは「おサイフケータイ」が利用不可!と云うのを以前、何かで聞いたことがあったので、それが関係しているのか?と思いながらも、勝手に諦めていました。
"モヤモヤ"です!「おサイフケータイ」自体、何だか良く理解していなかったので…
じゃぁ、この「磁気エラー防止シート」って何者?…まぁ「100円やしダメ元で試してみるか!?」
で購入した次第です。
■実際は?…
自宅に帰り、老眼鏡を掛けて改めて読んでみると「スマートフォン」とは書かれているがそれは
「iPhone」も、含まれているのか?それに「Android」には、そもそも"おサイフケータイ"があるので必要ないんじゃなかったの…?
「本品は非接触型ICカードをスマートフォンと一緒に使用した際の読み取りエラーを防ぐシート」
「スマートフォンによっては正常に読み取りできない場合があります。」
「ケース内でシートがずれますと、正常に読み取りできない場合があります。」
思っていた「駅の改札」の文字は記載無し、janコードの"4549131733785"でググると…1件ヒットしました。非常に詳しくレビューされていています(私のレビューなんか必要無いかな?)…
そこで分かった事はAndroidでも「おサイフケータイ非対応」の機種があるってこと、そんな機種でもこのシートをカードとの間に重ねれば「おサイフケータイ風」を楽しめる?と云うもの。
なるほど…で、"iPhoneは?・改札機は?"どうなの?もうこれは、自分でやるしかないねっ!
■本品(製品仕様/材質)について…
材質は"フェライト磁石"、シート状なので「ラバーマグネット」と云われるタイプです(フェライト磁石の粉末と合成ゴムを混ぜ合わせて製造される)※フェライト磁石は日本で生まれたのですよ!
どの位の磁力があるのか?試しに冷蔵庫のドアに引っ付くかと思いましたがそこまでの磁力はありませんでした、次に"iPhone4"の"コンパス"を起動させて画面に当ててシートを動かすとコンパスの針が僅かに動いた……"iPhoneX"では、ピクリとも動かなかったが…?
このことから"iPhone"には優れた「磁気センサ-」が搭載されているのが分かります!
この磁気センサーを利用したアプリを探してみましたが、私が期待するモノ?は有りませんでした。
■"ICカード"について調べてみました…
ICカードには接触型と非接触型があります、このシートが関係するのは"非接触型"の方になります。
非接触型のカードは内部にアンテナの役目を果たすコイルが内蔵されていて、端末のリーダ/ライタから発生している磁界にカードをかざすと無線通信でデータのやりとりが出来ます。
非接触型のもっとも大きな特徴は、"かざすだけ"という簡単な使用方法です、上下裏表に関係なく使えるので、"近づけるだけで反応する"ところにあるかと思います(逆に、セキュリティ面では疑問ですが…)。
実際、使用頻度が高く最も恩恵を受けるのは、何と言っても「交通系のICカード」になるかと思います。「Suica」「ICOCA」…また電子マネーの「楽天Edy」「nanaco」などが馴染み深い非接触型ICカードになります。他にも頻度は低いですが「免許証」「マイナンバーカード」なんかもそう、但し読み取るのに"パスワード"が必要になるので、セキュリティ的には安全性は高い、"本籍地"などの重要性の高い個人情報が、簡単に読まれては利便性など言ってられないからね!
私の所持しているICカードの中で主に使うのは「ICOCA ・楽天Edy・nanaco」の3枚です。
「ICOCA」は単体のカードですが、「楽天Edy」は楽天カード、「nanaco」はセブン銀行のカードとの一体型です。
まぁ、最大の目的は…
「ICOCA」で改札をケースに入れたままタッチして通過すること⇒NOもたもた!
にありますのでそれ以外のカードについてはオマケです…
■改札機(門番)を前にして…
まずは、iPhoneケースに"ICカード"を置きその上に"シート"、そして"iPhone"をセットします。
で、いざ関所(駅の改札)へ! 私も、"改札デビュー"です。 用事は無かったが…
そして少し緊張しながらも、「タッチ!」!……「ピッ!」無事通過出来ましたぁ~!(*・ᴗ・*)و
「良し良し」成功です…と・り・あ・え・ず はねっ。
ただ、3つ問題が浮かんだのです、「ワイヤレス充電」と「チャージ」そして「Apple Pay」です。
まず"充電"に関してです、基本的に充電は「ワイヤレス充電」にしている私ですが、iPhoneケースとの間に"ICカードとシート"が新たに入るので、距離的・電波干渉等の悪影響が発生するのでは無いか…?と考えたからです。
とりあえずは"充電効率の比較"から…
ワイヤレス充電器は↓↓↓。
■充電TEST.06
Apple純正品アダプター(5V1A)
+ワイヤレス充電器(Seneo)
+ケーブル(Seneo付属品)
+iPhoneX(ケース有り)13.3
【結果】バッテリー残20%~2時間で67%になったので+47%分回復した事になります。
次に、上記の条件で"ICカード"と"磁気エラー防止シート"をiPhoneとの間にはさんで
テスト(TEST.07)
【結果】バッテリー残20%~2時間で56%になったので+36%分しか回復しなかった事になる。
計測時は画面をロックした状態でしていますので、実際使用時(充電しながらの使用)にはとても実用レベルではありません、ワイヤレス充電器を「急速充電対応」のモノに替えると理論上では2時間で54%分まで回復するだろう…「充電」の分野ではAndoroidに後れをとっているApple…
結局、ワイヤレスに関してはさじを投げたみたい…(残念!)
因みに、今回のテストで20~100%になるまでの所要時間も測ったのです、結果は、5時間20分掛かりました (^_^;)!朝、起床時には満充電されているでしょう…
次に、"チャージ"に関してです、「ICOCA」は"オートチャージ未対応"なので、チャージするにはカードを駅の"券売機"に挿入しないといけません…頻度は少ないものの、その都度"カパカパ"とiPhoneをケースから外したり、はめたりするのが気持ち的によろしくないのです(スマートで無いしね)…それでなくともカードの厚みのせいでiPhoneがケースシェルから僅かに浮いているので、外すときに気を付けないと、思わぬ方向に外れてしまい地面に落下してしまう危険性がありますので…
話は少しズレますが、電子マネーの"Pay Pay"、そのチャージ方法の選択肢に「セブン銀行 ATM」があったので試そうと、初めてセブンのATMで"Pay Pay"をチャージしようとしたところ同じ画面上に
「電子マネーチャージ」とも書いてあるではないか!?
画面の横には"ICカード(板カード)"を置くスペースが在る…
更に見るとカードを保持するバーがスライド出来るようだ…
「♫もしかしてだけど~♫もしかしてだけど~」…
「iPhoneケースに入れたICOCAでもいけるんじゃないの~?」(←"どぶろっく"かいっ!?)(^^♪
で、Pay Payチャージ後、「電子マネーチャージ」の方をタッチ、
そしてiPhoneケースをそのままレバーを広げてはめると~
「電子マネー(ICOCA)を読み取っています…」 そして 「履歴/チャージ」………
なるほどねっ!「セブンやるやん!」
これで"チャージ"でさえも「非接触」で出来ることが判明したので、もはや板カードの存在の意味もほとんど無くなりましたね!
その後、家に帰り、ケースシェルをカードが丁度埋め込めるようにPカッターで慎重に四角い穴を開けそこに"ICOCA"を収納しました、iPhoneはケースシェルから浮くことなくピッタリとはめれました。また、このことから例の"パカパカ問題"も解消です。
そして"Apple Pay"ですね、試したのは"メルカリのID決済"!マクド(マック)でレジのカードリーダーにかざすと普通に支払えました(ほっ!)のでICカードと防止シートの影響は無いみたいです。
これで、最大のミッションはコンプリート出来ましたね…
ここからは、オマケと云うか自己満の世界になります。
ICOCA以外のカード「楽天Edy」「nanaco」もiPhoneケースに入れたまま"決済やチャージ"が出来ないかな~と。
イロイロとトライ&エラーしながら実験してみました…
考えとしては、「手帳型ケース」を使用してiPhoneをセパレーターの替わりにするのです。
iPhoneの底には「ICOCA」、ケース内ポケットに「Edy」と「nanaco」を入れる、只2枚を普通に重ねるとエラーになるので目一杯上下にズラして配置する、それでもエラーになったので重なっている部分だけ"アルミテープ"で覆うようにした結果、何とか認識するようになりました!
勿論、内ポケットにも「磁気エラー防止シート」を張り詰めます。重ねる順番は分かりますね!?
「ICOCA」を使うときやチャージ時は普通にかざします、「nanaco」の時はケースの表裏を逆にして置く、「Edy」は更に"上下さかさま"に当てる…これで3枚のカードをiPhoneケースから出さずに決済やチャージが可能になりました…
電子マネーの残高は、それぞれのアプリで分かりますが「ICOCA/Edy/nanaco」は使う度にその情報がこの板カード自体に書き込まれるため、最新の履歴を知るにはカードから直接読み取るしか無い(違ったっけ?)!特に「ICOCA」については専用のアプリは存在しないしNETにも足跡すら無いので、紛失したらそれまでだ!アウト~!! 板カードが全てなんだから…
でも、残高を確認する為にコンビニに行くなんてやってられない!そんな時に役に立つのがiPhoneをカードリーダーにしてしまう方法です!私は「残高確認」↓↓↓と云うアプリを使っています。
このアプリは良く出来ています、お勧めです。
✋追記(2020.2.17)
✋追記(2020.10.9)
「磁気エラー防止シート」こちらのモチモノにも使用しました、ICカードについてもレビューしていますです…
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購入金額
100円
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購入日
2019年12月23日
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購入場所
DAISO 小型店
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