キャンドゥで110円という低価格で、スマホに貼り付けるだけでスティックになる「かもしれない」グッズだ。結論から言うと、タブレットではスティックになったが、スマホは厳しい。そして、ゲームによってはスティックの移動幅が足りないために、使えなかった。
OPPO RENO Aだと原神レベルのヘビーなゲームがギリギリではあるけれど、出来る。スナドラ710のパワーのオカゲである。HelioもDimensionもGPUパワーの問題で難しい中で、さすがQualcommのSoCだ。
原神プレイでペタペタ触って移動するのが楽になるかと思ったのだが、移動距離が足りないので使えなかった。そして、フローティングメニューにぶつかってしまって面倒だ。
しかし、タブレットで、かつ、FFCCだと使用することができた。快適とはいい難いが、110円で得られる体験としては満足だ。
スマホゲームはインターフェースが問題
SoCパワーが有ってもスマホではゲームができないと思って過言ではない。現状、最も足りないのはパッドなんだ。ペタペタ触るだけのゲームには面白さがなく、かと言って、オープンワールドを歩いて、走って、戦えるようなゲームの場合は、ユーザーの思い通りに動かすためのインターフェースが必要になる。
WindowsにはDirect Xがあり、Direct inputでゲーミングデバイスを製作することが出来る。しかし、それがないMacやiOS、androidでは各デバイスメーカーやゲームソフトディベロッパーが独自に作らないといけない。結果、SoCパワーの問題ではなく、共通したインターフェースでWindowsに追いつくことができないんだ。
スマホで原神は無理。タブレットでFFCCなら操作自体は出来るかも?
原神の場合は、フローティングメニューの問題で、貼り付け型スティックは実用的ではなかった。しかし、メニューが固定されているFFCCのようなゲームなら、使用感は良いかと思う。
一方で、タブレットはデカすぎるので持ってプレイできない。机においてプレイすることになるのだが、その場合、視線が下になるので頭が痛くなる。結果、スマホやタブレットでゲームするのは一生、無理だと悟った。
携帯ゲーム機であるDSシリーズやSwitchはよくできていると理解できた。軽量でコンパクト、グリップ感がよくスティックとボタンを装備している。遊びやすく、姿勢に無理がない。今後、スマホはインターフェースとしてゲームパッドを共通化しないと伸びないだろう。
-
購入金額
110円
-
購入日
2022年01月08日
-
購入場所
キャンドゥ
ZIGSOWにログインするとコメントやこのアイテムを持っているユーザー全員に質問できます。